レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

さらば あぶない刑事

2022年07月30日 16時32分34秒 | 刑事/警察

「さらば あぶない刑事」
2015年 日本 118分
■監督:
 村川透
■出演:
 舘ひろし
 柴田恭兵
 浅野温子
 仲村トオル
 木の実ナナ
 長谷部香苗
 ベンガル
 小林稔侍
 片桐竜次
 殺陣剛太
 吉川晃司

●あらすじ
舘ひろし、柴田恭平によるタカ&ユージのコンビが横浜を舞台に繰り広げる刑事アクションの劇場版第7弾。
定年退職があと5日後に迫るタカ&ユージ。
殉職せず無事に退職して欲しいという透の願いもよそに、ふたりは犯罪組織・BOBとの戦いに身を投じる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
劇場版は全部は観てないんだよね。
1は劇場で観たなあ。同時上映がジャッキーの「七福星」だったから、お得感が凄かった。
フォーエヴァーってのも観たな。前編の方がテレビ版と同じ音楽を使っていて、圧倒的に後編の劇場版より面白かったな。
最終作となる本作があることする知らなかったから、興味があって観てみたけど、あぶ刑事愛があって面白かったね。
テレビ版の音楽はラストにちらっと登場。しかもその後のエンドロールに昔の劇場版全ての映像と、
テレビ版のエンディングロールまで流してくれるもんだから、懐かしいよねえ。
昔は二人が若かった。
だが本作で唯一イケテなかったのは、定年を迎えるタカの恋人が出てくること。しかもどう見ても30代。
60の男に30歳下の恋人が出来るか?
ここがあまりにもリアリティが薄くて引いてしまった。
同じく薫が結婚詐欺にあうのも、こちらももうそんな歳ではないだろうって感じ。
どっちも20年前ならまだ説得力もあったが、60になって恋人とのイチャイチャや結婚詐欺にあうとかちょっとねって感じ。
ユージだけはちょっと歳を感じさせる描写があったのは良かったけど。
まあでも総じて悪くはなかったよ。
瞳ちゃんがまだ出ているのにも、未だに「瞳ちゃん、お茶」って言われているのも含めてね。
特にエンドクレジット直前のサプライズは、ファンには堪らない演出があるので必見です!
ただオープニングに殺陣剛太が出てるのにクレジットに無かったのは、ちょっと悲しかったけど。
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オールド

2022年07月29日 09時10分31秒 | サスペンス

「オールド」
原題:OLD
2021年 アメリカ 108分
■監督:
 M・ナイト・シャマラン
■出演:
 ガエル・ガルシア・ベルナル
 ヴィッキー・クリープス
 アレックス・ウルフ
 トーマシン・マッケンジー

●あらすじ
「シックス・センス」「スプリット」のM・ナイト・シャマラン監督が美しいビーチを舞台に放つミステリアス・スリラー。
フランスのバンドデシネを原作に、異常な速さで時間が過ぎていく不思議なビーチに足を踏み入れてしまった
数組の家族を待ち受ける数々の謎と戦慄の恐怖を描く。
リゾート地へバカンスにやって来たカッパ一家。
ホテルのマネージャーに勧められ、もう一組の家族と一緒に美しい秘密のビーチへとやって来る。
静かなビーチで思い思いに楽しいひと時を過ごすはずだったカッパ一家に、
やがて予想だにしなかった不可解な出来事が次々と襲い掛かってくるのだったが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
M・ナイト・シャマランの映画ってあんまり好きではないんだよね。
出だしとか途中の雰囲気は物凄く良いんだけど、オチがつまらないと言うか嚙み合っていないと言うか。
今までが良かったのになあみたいなガッカリ感があるんだよね。
だが本作は何だかあらすじに惹かれたので観てみた。
そしたらいつも通り出だしから最後まで面白くて、一気にラストまで観てしまった。
本作のオチは道中の謎に比べるとちょっと弱い感もあるけど、過去作のようなガッカリ感は薄かったので
人によっては傑作と評するかも。
ただ話の流れで幼稚園くらいの子供の身体が大きくなったからと言って、知識まで成長するわけはないだろって突っ込んじゃったけどね。
数時間前まで幼稚園だった子供がいきなり18歳になったからと言って、18歳が身に付けている知識を持つわけがないでしょ?
少なくとも本作の設定からはそう思えたけど、貴方ならどう思いますか?
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醒拳

2022年07月28日 08時50分23秒 | 功夫/空手/武侠片

「醒拳」
原題:龍騰虎躍/Fearless Hyena Part II
1983年 香港 91分
■監督:
 陳全(チェン・チュアン)
■出演:
 成龍(ジャッキー・チェン)
 惠天賜(ウァイ・ティンチ)
 任世官(ヤム・サイクン)
 田俊(ジェームス・ティエン)
 陳慧樓(チェン・ウェイロー)
 韓國材(ハン・クォツァイ)
 石天(ディーン・セキ)
 林銀珠(リン・インジュ)

●あらすじ
ジャッキ・チェンによるカンフー・アクション。
カンフーの名手である青年ロンとズボラな従兄のヤスは、醒拳の達人であるそれぞれの父親から特訓を受けていたが、
中々身に入らずいい加減な日々を過ごしていた。
そんなある日、彼らの父親たちが宿敵である天鬼拳の極悪兄弟に無残にも殺されてしまう。
復讐を誓い、壮絶な特訓の末に必殺の醒拳をマスターしたロンとヤスは、天鬼拳一派に最後の闘いを挑むが……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これは中々ヒドイ映画だった。
「必殺鉄指拳」と同じく、他の映画にジャッキーの未公開フィルムを使い、
残りのシーンは偽ジャッキーが変装してジャッキーと思わせるパチモン作品。
「必殺鉄指拳」は「燃えよ!ジャッキー拳」をベースに後から色々なシーンを付け足していたので、まだ内容に整合性もあったが
本作はちょろっと撮影だけしていた映画のシーンと、「笑拳」のNGシーン。さらに「拳精」のシーンと偽ジャッキーで作っている。
ただ「必殺鉄指拳」と違ってパーツを組み合わせているので話の軸が定まっていない印象がある。
功夫映画には全くあっていないBGMも含めて、前半40分くらいは絶望的なくらいにつまらなかった!
あの「ちむどんどん」を超えるクソ脚本かと思ったけど、やっぱり「ちむどんどん」の方がクソだなと言うことで落ち着いた。
BGMと言えば「悪漢探偵」の音楽とか勝手に使っているので、前半の変なコメディチックなBGMも何かの映画からのパクリなのかも。
なんかこの頃の台湾映画ってBGMのパクリが多い印象がある。香港映画もかな?
ヒドイと言えば、お決まりの修行シーンが無いのも肩透かしだ。
この頃のジャッキー功夫映画と言えば修行も一つのテイストだったはず。
「笑拳」の師匠とかも出てるんだから「笑拳」の修行シーンとか入れればいいのにそれもなし。
いきなりラストバトル。
この辺のセンスの無さが羅維(ロー・ウェイ)がBIGになれなかった原因なんだろうな。
と言う訳でちょっとジャッキーが好きくらいの人には全くオススメできません。
香港映画と言えば大細目くらいのハードな方ならいけるでしょう。
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ガリバーの大冒険

2022年07月25日 12時50分12秒 | 特撮

「ガリバーの大冒険」
原題:THE 3 WORLDS OF GULLIVER
1960年 イギリス 94分
■監督:
 ジャック・シャー
■出演:
 カーウィン・マシューズ
 ジョー・モロー
 ベイジル・シドニー
 ジューン・ソーバーン

●あらすじ
ジョナサン・スウィフトの『ガリヴァー旅行記』を、
「シンバッド七回目の航海」の製作者シニアと特撮ハリーハウゼンのコンビが映画化したSFXファンタジー。
医者のガリバーは探検航海に出発するが、そこには些細な事でケンカしてしまった恋人も潜り込んでいた。
そして、襲いかかる嵐によって、ガリバーは海に放り出されてしまうのだが……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
そう言えばハリーハウゼンの全作品のDVDを持っているくせに、まだ観ていない作品がぽろぽろあったのと
子どもとの会話で『ガリヴァー旅行記』がちらっと出てきたのもあって、本作を鑑賞することにした。
そしたら主演がカーウィン・マシューズな事にビックリした。
彼は「シンバッド七回目の航海」のシンドバッド船長役が似合っていただけでなく
レレレにも書いた「シンバッド七回目の航海」のイミテーション作品である「ジャックと悪魔の国」でも主演してたから
この頃の特撮俳優として非常に印象に残っている。
さて原作の『ガリヴァー旅行記』が元々風刺小説だっただけに、本作でもその辺の部分は残されている。
でも表現がマイルドになっているのは、子供でも安心して観る事ができるようになっていて嬉しい配慮だ。
そう考えると製作者チャールズ・H・シニアと特撮レイ・ハリーハウゼンのコンビの映画は、どれも安心して子供が観られるよね。
いい機会だから、これを機にレイ・ハリーハウゼンの他の映画も観てみよう。
シンドバッド・シリーズとかももう一回観たいな。
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『銀河英雄伝説』 第22話「勇気と忠誠」

2022年07月22日 18時33分31秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』 第22話「勇気と忠誠」
1988年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
 ジークフリード・キルヒアイス(広中雅志)
 ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川 亮)
 ウォルフガング・ミッターマイヤー(森 功至)
 オスカー・フォン・ロイエンタール(若本規夫)
 パウル・フォン・オーベルシュタイン(塩沢兼人)
 エルネスト・メックリンガー(土師孝也)
 クラウス・フォン・リヒテンラーデ(宮内幸平)
 ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ(納谷悟朗)
 オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク(小林修)
 フレーゲル (二又一成)
 アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト(速水奨)
 カール・グスタフ・ケンプ(玄田哲章)
 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト(野田圭一)
 エルネスト・メックリンガー(土師孝也)
 ウルリッヒ・ケスラー(池田秀一)
 アウグスト・ザムエル・ワーレン(岡部政明)
 コルネリアス・ルッツ(堀勝之祐)
 ナイトハルト・ミュラー(水島裕)
 アンスバッハ(井上真樹夫)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
リップシュタット連合の副盟主でありながらブラウンシュヴァイク公と袂を分かったリッテンハイム侯は、
麾下の艦隊5万隻と共にガイエスブルク要塞を離れ、辺境星域に向かっていた。
わずか800隻の艦隊でこれを迎え撃ったキルヒアイスは、ワーレン、ルッツとの連携によって、勝利を収めた。
追撃を受けた彼は、レンテンベルク要塞に逃げ込もうとするが、進路上には彼の味方である補給部隊が展開していた……。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
「なるほど、ブラウンシュヴァイク公は不運な人かも知れない。
だが、その人に未来を託さねばならないのはもっと不運ではないのか」

キルヒアイスとフレーゲルが大活躍する回。
特にフレーゲルがメルカッツに怒られた時に、悲劇の主人公ばりに騒ぐとことか最高。
ミッターマイヤーが良く言う「貴族のばか息子ども」っぷりを大いに発揮してくれる。
キルヒアイスが800の艦隊戦で敵を翻弄したシーンが上手く表現出来ていないように感じたが
それでも久々にキルヒアイスをたっぷり見れたからヨシとしよう。
レレレの歴史がまた1ページ
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