レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

タクシードライバー

2010年09月30日 23時50分15秒 | ドラマ

「タクシードライバー」
原題:TAXI DRIVER
1976年 米 114分
■監督:
 マーティン・スコセッシ
■出演:
 ロバート・デ・ニーロ
 シビル・シェパード
 ジョディ・フォスター
 ハーヴェイ・カイテル

●あらすじ
ニューヨークの夜を走るひとりのタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。
ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。
大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。
やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
アメリカン・ニューシネマである事や、製作当時の時代性等を無視して言うのなら
単純に主人公のトラヴィスは、観ていてイライラするやつでしかなかった。
自己否定がなく、第三者的視点も持ち合わせていない。
自分が正しいと思った事を、間違った考えの方向に突き進む。
まさに正気の沙汰ではないんだが、この映画のテーマがトラヴィスの狂気にあるのなら
この描き方は全く正しい。
そして、自分にはそういった主人公の映画はあわなかったと言う事が証明されただけだろう。
他のアメリカン・ニューシネマは大丈夫かなあ?
ちなみにラスト・シーンの解釈ですが、私はトラヴィスが最後に見た夢
ないし妄想ではないかと思う。
最後のフェードアウトの仕方なんて、いかにも頭の中の映像ぽいと思ったし。
まあ、あんなラストは、この主人公には似つかわしくないしね。
そう考えた方が自然だなってだけ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファイヤードラゴン/火雲伝奇

2010年09月19日 18時52分41秒 | 功夫/空手/武侠片

「ファイヤードラゴン/火雲伝奇」
原題:火雲傅奇/FIRE DRAGON
1994年 香港 90分
■監督:
 袁和平(ユエン・ウーピン)
■出演:
 林青霞(ブリジット・リン)
 莫少聰(マックス・モク)
 呉君如(サンドラ・ン)

●あらすじ
「マトリックス」のカンフー・アクションを担当したユエン・ウーピン監督の伝奇アクション。
王の悪事を記した密書をめぐり、壮絶な争奪戦を繰り広げる格闘家の姿を描く。
若き王、六大爺の陰謀を暴く密書を皇帝に渡す使命を受けたユン。
だが、密書の存在を知った六大爺は、火の龍と呼ばれる人物に密書を奪うよう命じる。
火の龍はユンの行く手を阻み、両者の壮絶なカンフー・ファイトが繰り広げられる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
最近ブリジット・リンの古装片を良く観ていたような気がしたんだが、
「スウォーズマン」くらいしか観てない挙句、しかも半年くらい前に観てたんだねえ。
記憶なんていい加減なもんだ。
内容も似たようなもんか、短期間にいくつかまとめて観ようもんなら
きっとどれがどれやらみたいな状態になるんだろうな。
火雲邪神が使う火の術とかは面白かったけど、全体的には小品と言った所。
どうにも俺には、武侠片はあわないなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンド・オブ・デイズ

2010年09月14日 22時45分56秒 | ホラー

「エンド・オブ・デイズ」
原題:END OF DAYS
1999年 米 122分
■監督:
 ピーター・ハイアムズ
■出演:
 アーノルド・シュワルツェネッガー
 ガブリエル・バーン
 ロビン・タネイ
 ケヴィン・ポラック

●あらすじ
1999年12月31日――1000年紀《ミレニアム》最後の日に悪魔が復活。
だが悪魔が世界を支配するためには、運命の下に生まれた一人の女が必要だ。
教皇の命により悪魔の魔手から彼女クリスティーンを護るべく修道士がNYに飛ぶが、悪魔の前に成す術は無い。
だが元刑事で今は民間警備会社で働くジェリコ・ケインは運命に導かれるまま、
悪魔からクリスティーンを守る役目をまかされる事になる。
新世紀を賭けた壮絶な死闘が今始まろうとしていた!
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
シュワちゃん+オカルト。
見事にはまっていませんね!
シュワちゃんがいつもよりかは弱い男だが、基本的にはいつも通りの演技。
他はオカルトな世界観を醸し出しているだけに、より一層彼だけが浮いてしまっている。
だがそのギャップを楽しむのも一興であろう。
でも、話が暗いのが難点。
これが80年代の作品だったら、もっと能天気なノリなんだろうなあ。
と思うと、シュワちゃんにはそういった方が合ってたんじゃないの? と思える。
まあ製作当時の1999年にはピッタリな内容の作品だっただろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吸血鬼ドラキュラ

2010年09月10日 17時19分02秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「吸血鬼ドラキュラ」
原題:Horror of Dracula
1957年 英 84分
■監督:
 テレンス・フィッシャー
■出演:
 ピーター・カッシング
 クリストファー・リー

●あらすじ
数世紀にわたりトランシルヴァニアの人里離れた古城に住むという、吸血鬼ドラキュラ伯爵の正体を探るため、
その城内に司書として住みこんだジョナサン・ハーカー。
しかし、暗闇の中で伯爵に襲われてしまう。
それから数日、ジョナサンの日記を発見した友人のヴァン・ヘルシング教授がドラキュラ城へ向かうと、
そこには吸血鬼に成り果てたジョナサンがいた。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
ホラーの名門、ハマー・フィルムの歴史的作品。
ドラキュラ映画として、かなり有名な作品だ。
主演二人は、相変わらずの名演技。
この二人が出ているホラー映画をもっと観たいねえ。
他のドラキュラ映画は、90年代に作られたやつ以外は一通り観たいと思っている。
90年代のドラキュラとフランケンは、かなり触手が動かくて困っている。
特にフランケンの方。
どうしたもんかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランケンシュタインの逆襲

2010年09月06日 22時03分34秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「フランケンシュタインの逆襲」
原題:THE CURSE OF FRANKENSTEIN
1957年 英 83分
■監督:
 テレンス・フィッシャー
■出演:
 ピーター・カッシング
 クリストファー・リー

●あらすじ
19世紀末のスイスの寒村。
処刑の時を前にしたフランケンシュタイン男爵は、牢獄の看守に自分に罪はないと訴えていた。
一連の殺人は男爵が家庭教師のポールとともに“生命の創造”に挑み、
秘密の研究室で完成させた人造人間の仕業なのだと…。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
ホラーの名門、ハマー・フィルムの歴史的作品。
しかし、この作品が第7作まで続いているとは知らんかった。
全部観たいなあ。
ホラー界の名優二人の演技は、やっぱり素晴らしいね。
この当時のカラー作品は、べたっとした色合いなのがまたたまらん。
ただ怪物の造型は、やっぱりボリス・カーロフのあの見た目がしっくりくるね。
カーロフ版も早く観たいな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする