レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

シックス・デイ

2011年08月31日 23時16分01秒 | SF/ファンタジー

「シックス・デイ」
原題:THE 6TH DAY
2000年 米 123分
■監督:
 ロジャー・スポティスウッド
■出演:
 アーノルド・シュワルツェネッガー
 トニー・ゴールドウィン
 ロバート・デュヴァル
 マイケル・ラパポート

●あらすじ
2010年。生命科学の進歩はクローン人間を作り出すことをも可能にしていた。
ただし、実際には法律で禁じられた行為であった。神による人類創造にちなんだ“6d法”によって。
チャーター・ヘリのパイロット、アダム・ギブソンはある日、家に戻るとそこにはもうひとりの自分がいた。
それはアダムのクローンだった。
そしてその時、驚いているアダム自身を謎の4人組が襲撃してきた……。
A・シュワルツネッガー主演によるクローン人間を巡る陰謀を描いたSFアクション。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
シュワちゃんって、結構SF映画に主演している事に気付いた。
「ターミネーター」シリーズに「プレデター」
「トータル・リコール」に「バトルランナー」に「イレイザー」
比較的現代アクション物が多いスライとか、同じような映画しか出ないセガール等に比べると
結構色んなジャンルに出ていることに気付く。
クローンを題材にしている割には、以外と面白い。
それは細かいことは気にせず、テンポとアクションで押し切る痛快な作りにある。
自動運転する自動車とか、レーザー銃とか、良く見かける近未来描写もB級感覚で非常に良い。
最後、Wシュワで活躍する点も楽しくて良い。
画面に同時に二人出たいなら、ヴァン・ダムは少しは見習うべきって感じだった。
まあ肩の凝らない一作なので、ちょっと観てみる分には丁度良い作品だ。
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壁の中に誰かがいる

2011年08月30日 22時39分08秒 | ホラー

「壁の中に誰かがいる」
原題:THE PEOPLE UNDER THE STAIRS
1991年 米 102分
■監督:
 ウェス・クレイヴン
■出演:
 ブランドン・アダムス
 エヴェレット・マッギル
 ウェンディ・ロビー
 A・J・ランガー

●あらすじ
家主に追いたてをくらったスラム街の黒人少年は、
近所のチンピラとともに家主の家に押し入り隠された金貨を盗もうとするが、異常な家主夫婦に逆に閉じ込められる。
しかも壁の中には何やら怪しい“誰か”がいた……。
「ツイン・ピークス」で奇妙な夫妻に扮したE・マックギルとW・ロビーが、
ここでも狂った家主夫妻に扮して悪ノリする社会派タッチのホラー映画。
(ぴあ映画生活より)

★感想など
ウェス・クレイヴン監督なので、以前から興味があったので、やっと観てみた。
感想としてはイマイチ。
ワン・テーマでお化け屋敷と狂った家主なのだが、全体的に起伏が足りない感じ。
なんだか前半部分はかったるい感じだし、中盤からはどこがクライマックスか判らない感じになってくる。
最初馬鹿にされていた黒人少年が立派に成長して、家主に反撃する辺りは面白いんだが。
ワン・アイデアで無理矢理押し切った感じがして、ちょっと辛かったかなあ?
ウェス・クレイヴンと言う期待に対してはね。
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西部のリトル・リタ 踊る大銃撃戦

2011年08月26日 22時57分47秒 | 西部劇

「西部のリトル・リタ 踊る大銃撃戦」
原題:RITA NEL WEST
1967年 伊 100分
■監督:
 フェルディナンド・バルディ
■出演:
 リタ・パヴォーネ
 テレンス・ヒル
 フェルナンド・サンチョ
 ニナ・ラーカー

●あらすじ
有名作品のパロディを満載した痛快娯楽作で、取り巻くガンマン役も、
テレンス・ヒル、フェルナンド・サンチョ、ゴードン・ミッチェルと豪華。
地上で人間を惑わす“金”をなくすため、銀河の彼方からやってきた早撃ち女ガンマン、リトル・リタ。
今日も金を持ち逃げしようとする悪漢たちを得意の早撃ちで倒したが…。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
マカロニなのにミュージカルと聞いて、ちょっと観るのを躊躇していたんだが
観てみたら、これが結構面白くてビックリした。
これはひとえにリトル・リタ役のリタ・パヴォーネの魅力による所、大かもしれない。
確かに小柄な体だが、ガンマン姿も時には格好良く、時には可愛く見せる不思議な魅力。
顔も歌っているシーン等は結構可愛く見えて、中々良い感じ。
ミュージカルなので、唐突に歌いだすシーン多数だが、普段マカロニでむくつけき男共が
楽しそうだったり、中には不器用に照れながら歌い踊る姿は中々見ていて微笑ましい。
ミュージカルって観ていて楽しくなるね。
今の暗い世相には、こういった映画ってアリかも。
有名マカロニを多数ぱくっている点も可笑しくて、特にジャンゴの辺りなんて最高!
「続・荒野の用心棒」と続けて観たら、さぞかし大爆笑だろうて。
でも「ひとにぎりのドルのために」辺りのギャグは、ちょっと知ってる人でないと笑えないか?
でもまあとにかく、マカロニ好きであればある程、笑える娯楽作。
毛色の違ったマカロニ・ウエスタンとして、一度は観ても良いかも。
本作によってミュージカルにも興味持ったけど、他のはどうなんだろ?
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グッド・バッド・ウィアード

2011年08月25日 23時36分30秒 | 西部劇

「グッド・バッド・ウィアード」
原題:THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD
2008年 韓国 137分
■監督:
 キム・ジウン
■出演:
 チョン・ウソン
 イ・ビョンホン
 ソン・ガンホ

●あらすじ
さまざまな民族・人種が入り乱れる混沌とした時代の満州。
荒野を走る大陸横断列車が3人の男に襲われた。
賞金ハンターのドウォン、ギャングのボスのチャンイ、間抜けなコソ泥、テグ。
お互いの正体を知らない3人は、日本軍が残した宝の地図を追い求めて大陸を駆け巡る。
(ムービープラスより)

★感想など
ようは「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」のぱくり。
話の大枠から、ラストの三つ巴の対決。及び三人の顔のアップになる所まで一緒。
しかし設定をベースにしていると言った感じで、丸ぱくりって訳ではない。
「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」みたいに、韓国でもマカロニ作ってみたよってくらい。
三人のキャラクターのうち、変な奴であるテグを核に話が進んでいくのは、本家と同じ。
しかしテグを演じたソン・ガンホは演技派なので、これは良い選択だったと思う。
悪役のチャンイを演じたイ・ビョンホンについては、俺的には全くダメだった。
まず顔が格好良くないのに、ナルシー全開の髪型と服装が気持ち悪かった。
性格と言うか、人としての器が極端に小さすぎなのも、悪のボスって感じではなかった。
むしろ、これでは只のチンピラでしかない。
良い奴扱いのチョン・ウソンに限っては、人数合わせ程度の役でしかない。
それくらい目だっていない。
まあアクション・シーンは凄く活躍していたが。
本作のアクション・シーンは、とにかく矢鱈に多い。
ほぼ最初から最後まで暴れまくりな印象。
これはアクション好きには堪らんだろう。
漫画的なアクションも多数で、ケレン味たっぷりなアクションは単純に楽しい。
ただ、肝心の銃の発砲音がちゃち過ぎて泣けてくる。
日本の刑事ドラマか、金の無い邦画やVシネみたいな「パン」って言う軽い音。
金掛けたんなら、音には気を使って欲しかったね。
ウエスタンやるんなら、一番重要なとこだと思うが。
まあとにかく、マカロニ・ウエスタンが好きな人であれば
充分に楽しめる作品だと思う。
「デスペラード」的アクションが好きな人にもオススメだが
脚本はあってなきが如しで、指狩り魔のオチも開始1時間くらいですぐに読めてしまうなど
薄い脚本がダメな人は観ない方がいい。
あと食事シーンなんだけど、なんで韓国人って必ずくちゃくちゃいいながら食べるのかね。
これが凄い不快!
なんか他の韓国映画でもそうだった気がする。
これから観ようと思っている韓国映画は一本あるが、それ以外は考えるかな。
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怒りのガンマン/銀山の大虐殺

2011年08月23日 21時31分17秒 | 西部劇

「怒りのガンマン/銀山の大虐殺」
原題:THE BIG SHOWDOWN
1972年 伊/仏/西独 97分
■監督:
 ジャン・カルロ・サンティ
■出演:
 リー・ヴァン・クリーフ
 ピーター・オブライエン
 ジェス・ハーン
 ホルスト・フランク

●あらすじ
サクソンシティを牛耳る一家の長老殺しの秘密を握る脱獄死刑囚フィリップ。
彼を巡り凶悪な賞金稼ぎ一味と争奪戦を繰り広げた元保安官クレイトンは、フィリップの無実を確信。
極悪3兄弟と対決する。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
本作の監督は、レオーネの「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」の助監督だったらしい。
そのせいか、各人の目のアップがあるのは、レオーネゆずりと言うことか。
本作はせっかくリー・ヴァン・クリーフが出ているのに、なんだか面白くない残念な作品だ。
まずリー・ヴァン・クリーフがあまり格好良く描かれていない。
ピーター・オブライエンがリー・ヴァン・クリーフをぞんざいに扱っているのも、許しがたい。
ミステリー調にしたがっている脚本も、途中で真犯人ばらしちゃっててだいなし。
まあ途中で、至近距離から銃で撃たれたリー・ヴァン・クリーフが
撃たれた弾丸を口でキャッチするという
「ラスト・ドラゴン」と同じ事をしてるのには笑ったが!
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