レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第5話「峠を越えたい」

2024年07月31日 21時38分35秒 | ドラマ

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第5話「峠を越えたい」
2024年 日本 24分
■監督:
 中川和博
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 市川由衣
 佐月絵美
 矢柴俊博
 浅香唯
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 田中要次

●あらすじ
隣町の花火大会に行きたくて仕方がないリコ(与田祐希)だが、家族から次々に断られてしまう。
そんな中、父・浩一郎(矢柴俊博)の登場で状況が一転!
念願の花火大会に行けることに!
しかし、心躍るリコと浩一郎にとある悲劇が…!
リコの希望は儚く散り、花火大会には行けなくなってしまうのだった…。
落ち込んだリコは、気を紛らわせるために矢島模型店へと向かう。
隣町への峠を越えられなかったリコが、プラモデルを通じて見た景色とは!?
(テレビ東京より)

★感想など
今回、出だしは良かったかな。
隣町の花火大会には車でないと行けなくて、前の話で仲良くなった父親と二人で出かける事に。
しかし浮かれ過ぎた父ちゃんは、ついビールをプシュっとやってしまう。
この流れも、割と分からんでもないと言う感じで結構笑った。
その後にリコから「お父さん、嫌い」と言う台詞もリアリティがあって良かったし。
だがこの後の展開がちょっと苦しかったよねえ。
花火大会に行くための峠が越せないから、「頭文字D」のプラモデルを作ると言うのは。
肝心要の花火はどっかいっちゃってるし。
しかもプラモを完成させて散々遊んだ後に、やっさんが本物の車を運転して峠のてっぺんまでリコを連れていき
花火大会を見せてあげた時には
プラモなんか作らないで最初からそうしてやれよ! とツッコンじゃいましたね
なお今回は矢島模型店の二人もリコと一緒にプラモを作るのだが
一番フィーチャーされていたのは、アオだった気がする。
LINKL PLANETとして、日々プラモに関わる事も多いからなのか知れないが、中々堂に入っていて良かった。
しかしこの石田悠佳って、今回のシーズン3では製作陣に一番気に入られている気がする。
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ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ

2024年07月26日 21時29分33秒 | ホラー

「ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ」
原題:HELLRAISER: INFERNO
2000年 アメリカ 101分
■監督:
 スコット・デリクソン
■出演:
 クレイグ・シェイファー
 ダグ・ブラッドレイ
 カーメン・アルジェンツィアノ
 ニコラス・タートゥーロ

●あらすじ
クライヴ・バーカーの小説を基にした人気ホラー・シリーズの第5作目。
美しい妻とかわいい娘を持つ、デンバー警察のジョセフ・ソーンは風変わりで胡散臭い刑事。
ある日、肉を引きちぎられて殺された男の自宅捜索すると、そこには引きちぎられた子供の指があった。
ジョセフは現場で不思議な箱を見つけ持ち帰る。
やがて彼の周囲で殺人事件が連続して起こり、現場には必ず子どもの指が落ちていた。
ジョセフは捜査を進め次第に真相に迫るのだが……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
とうとうクライヴ・バーカーが製作から外れたシリーズ第五弾。
そのせいか今までと全然違う展開の映画になってしまった。
どう変わるかと言うと、主人公の刑事が常に悪夢に悩まされる展開なので
「ヘルレイザー」と言うよりか、どちらかと言うと「エルム街の悪夢」ぽくなってしまっている。
さらに話の展開的にピンヘッドがほとんど登場せず、これなら別に「ヘルレイザー」じゃなくても良い脚本。
だがこの映画、別につまらないわけではなく、割と面白かったよ。
その理由は一重に主人公の刑事が善人ではなく、結構な小悪党であるところが良かった。
みていて決して共感できないくらいの悪徳刑事が悪夢で苦しむ姿をみても、全然心配にならないのが新鮮で楽しかった。
ジャンル的にもどちらかと言うとホラーと言うよりサスペンス色の方が強く、
これ本当に「ヘルレイザー」だっけと思ってしまうが、それでも最後まで楽しく観れてしまう魅力はある作品。
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ヘルレイザー4

2024年07月24日 20時28分10秒 | ホラー

「ヘルレイザー4」
原題:HELLRAISER: BLOODLINE
1996年 アメリカ 85分
■監督:
 アラン・スミシー
■出演:
 ブルース・ラムゼイ
 ヴァレンティナ・ヴァルガス
 ダグ・ブラッドレイ
 キム・マイヤーズ

●あらすじ
宇宙ステーションを乗っ取り身柄を拘束された設計者は、先祖から続く地獄の使者との戦いを語りだした。
地獄の扉を開けるためとは知らずにパズル・ボックスを作ってしまった、中世の玩具職人。
地獄の扉を永遠に開放するためにパズル・ボックスの完成を強要される、現代の建築デザイナー。
そして未来、地獄の使者との戦いに終止符を打つため彼らを呼び出した設計者は、
代々研究が受け継がれてきた魔を封印する箱を完成させて戦いに臨む。
過去、現在、未来と三つの時代にまたがり展開される、「ヘルレイザー」シリーズの4作目。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
映画を観る前にあらすじを見ると、なんだか支離滅裂な脚本な気がするが、
実際はそんなにごちゃごちゃしていない。
となると監督の力量かと考えるが、何とアラン・スミシー名義。一体何があったのか。
ちなみに実際に監督したのはケヴィン・イエーガーで、
「エルム街の悪夢」などで特殊メイクを担当していた有名な人。
本作の出来栄えはそんなに悪くなかったけどなあ。
でもこれって前作のパート3がヒドかったからそう感じるのかなあ?
まず冒頭から宇宙が舞台なのは「ジェイソンX」を想起させる。
そこであのパズルボックスを開けるのが人間ではなくてロボットだと言うアイデアも面白い。
だが舞台はすぐに中世の過去まで飛び、そこでパズルボックス誕生秘話と
パズルボックスと魔導士との関係が明かされる。
そしてそれを引きづって現代になるのだが、この現代パートが一番つまらなかった。
だが現代パートでビルの柱からパズルボックスが登場するくだりは、前作であるパート3のラストと繋がっているのかな?
そんなこんなでラストは未来の宇宙に戻り、
超B級映画的ラストを迎える!
これでこのシリーズは完結させようとしたらしいが、だからと言ってこれ? って気もするけど、まあこれはこれでなのかも。
さて次作からは原作のクライヴ・バーカーはスタッフから降り、独立したシリーズとして駄作に向かって暴走をはじめるらしい。
そういうのもB級ホラー映画シリーズの宿命な気がするが、こうなったら最後までトコトン付き合いますよ!
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ヘルレイザー3

2024年07月23日 20時54分25秒 | ホラー

「ヘルレイザー3」
原題:HELLRAISER III: HELL ON EARTH
1992年 アメリカ 93分
■監督:
 アンソニー・ヒコックス
■出演:
 テリー・ファレル
 ダグ・ブラッドレイ
 ポーラ・マーシャル
 ケヴィン・バーンハート

●あらすじ
モダンホラーの旗手、クライヴ・バーカー原作のホラーシリーズ第3作。
新人TVレポーター・ジョーイの初仕事は、夜の救急病院からの現場レポート。
長らく待った挙句にようやく救急車が到着するが、中には全身に無数の鎖を食い込ませた男が…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
勢いに乗ってパート3まであっと言う間に観てしまった。
だがストーリーとしては2から繋がっておらず、新たな物語に。
この新主人公であるキャスターの話が長い割に面白くなく、50分くらい退屈な時間が続く。
さらに本作が頂けないのは、魔導士であるピンヘッドの扱い方が今までと違っていて
今まではパズルボックスを開けないと出てこなかったし、パズルボックスを開けた人間しか対象にしていなかったが
本作では呼ばれてないのに勝手に現世にどんどん現れるし
さらに自分でパズルボックスを開けた人間しか殺さないと言ったくせに
その10分後くらいには、もう無差別に無関係の人を殺しまくっちゃうし、もう無茶苦茶。
さらにイケてないのが、
本作のピンヘッドはやたらにお喋り!
今まではほとんど喋らないキャラだったのに、本作では凄い喋る。
まるで「エルム街の悪夢」のフレディばりだが、まさかあれにインスパイアされた訳じゃないよね?
このシリーズを1から観て、その世界観とか雰囲気とかが好きで3まで観ようと思った人には
ちとコレジャナイ感が強いんじゃないかなあ?
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『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第4話「金になる」

2024年07月23日 20時53分50秒 | ドラマ

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第4話「金になる」
2024年 日本 24分
■監督:
 ヤングポール
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 市川由衣
 佐月絵美
 矢柴俊博
 浅香唯
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 田中要次

●あらすじ
リコ(与田祐希)の父・浩一郎(矢柴俊博)は謎多き存在だが、
家族のためにはどんな危険を冒してでも働く優しいお父さんである。
仕事で悩みを抱えるリコは、悩みを打ち明けることにするが、
緊張してしまった浩一郎は何も言うことができずにその場から逃げ出してしまう…。
情けなさを覚えた浩一郎は、やっさん(田中要次)に導かれるがままに矢島模型店に入り、
とあるプラモデルを作り始める。
リコも合流し、徐々に色付けられていくプラモデルをみた浩一郎は仁(森下能幸)の話をし始める…
(テレビ東京より)

★感想など
どうにも今回と言うか、このシーズン3は脚本がイマイチだなあと感じる。
と言うかシーズン1が神がかっていただけかも知れないが。
まずシーズン1の時に観ていて感じたのは、主人公であるリコとその周りの人たちとの距離感がきちんと描かれていた事。
リコはともかく、毎回リコと絡む周りの人たちのキャラクターの性格とか考え方、生き様がきちんと描かれていた。
リコが出てなくてもその人がどういったキャラクターで、どんな感じでみたいなのが自然に伝わってきた。
勿論悩みとかうまくいかない部分も持ち合わせていて、その壁みたいなのにぶつかっている最中とかに
リコと絡みだし、プラモを通じて何かうまい事解決していく。
この時、例えばプラモを一切登場させないドラマにしたとしても、
楽しく観る事ができたような気がするくらい、それぞれのキャラが立っていた。
一方本シーズン3の場合、それぞれのキャラクターの人物像がハッキリと見えてこない。リコも含めて。
そしてプラモでの解決方法が、毎回無理矢理感が凄く強い感じがする。
シーズン1のプラモが、無くてもドラマとして通じたのが、只の潤滑油的な扱いだったのに対し
シーズン3は、バラバラの人間同士を、プラモで無理矢理繋げて強引に解決させた気にさせているように感じるんだよねえ。
前話のお母さんの話も違和感を感じたが、本話のお父さんに至っては、
お父さん、リコ、プラモ。全てが噛み合っていないよね。
ここのスタッフ、シーズン1で全て出し切ったと言っていたみたいだけど、正にそれが真理かもね。
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