レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

宇宙円盤大戦争

2024年04月30日 19時17分53秒 | アニメ

「宇宙円盤大戦争」
1975年 日本 30分
■監督:
 芹川有吾
■声の出演:
 ささきいさお
 小原乃梨子
 久松保夫
 内海賢二

●あらすじ
大介は、宇宙科学研究所の所長の息子として育てられ、牧野牧場のひかるや吾郎と友達になり、平和な生活を送っていた。
だが、大介は本当は地球の人間ではなかった。
豊かな緑の星フリード星が、ヤーバン星の円盤群に攻められ滅された時、ガッタイガーで地球に逃れてきたのだった。
そして、それから5年たっていた。
王女テロンナの率いるヤーバン星円盤大部隊が地球上に姿を見せはじめていた。
彼らの目的は、大介と名を変えたデューク=フリードを探し出し、ガッタイガーを持ち帰ることだった…。
(東映ビデオより)

★感想など
そしてこちらが観てみたかった本命。
まあ「UFOロボ グレンダイザー」と設定とかキャラ名と結構近いんだろうなあとか思うが、
グレンダイザーをほとんど見た事がないので、詳しいところは良く分からない。
確か昔マジンガー系3作は漫画で持ってて読んだのかな?
それくらいしかないけど、3作の中でもグレンダイザーはあんまり面白くなかった記憶があるんだよね。
漫画版だけど。
だから全然興味はなかったんだけど、本作はボスボロットのボスの声の人が、違う役で出演しているのは新鮮だった。
またロボットデザインが抜群にダサいと言うよりシンプルで、いかにもプラモデル向きなデザインだなあと感じたね。
特に敵側のUFOがロボットとか戦車に変身して戦うやつ。
あいつらまとめてキット化して欲しいと思えるくらい良かった。
まあストーリーがかなりハードだったけど、興味がある人は。
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これがUFOだ!空飛ぶ円盤

2024年04月30日 19時17分23秒 | アニメ

「これがUFOだ!空飛ぶ円盤」
1975年 日本 16分
■監督:
 茂野一清
■声の出演:
 野田圭一
 加藤修
 山田俊司
 森功至
 川島千代子

●あらすじ
1948年1月7日の午後、米国ケンタッキー州はただならぬ円盤騒ぎに巻き込まれた。
マジソンの町では、何百という市民が円盤を目撃。
依頼を受けた空軍は基地を発進、最後まで追跡に成功した一機は、原因不明の空中分解を起し墜落した。
その前年、ワシントン州の上空で若い実業家ケネス・アーノルドは、
時速2000キロのスピードで飛行中に丸型の物体を目撃した。
その他にもブラジルで、あるいはテレビの実況中に、また世界の各地で見られている。
(東映ビデオより)

★感想など
最近「UFOロボ グレンダイザー」に新作が出来るんだっけ?
そのニュースを読んだ時に、ふとパイロット版となった「宇宙円盤大戦争」の事を思い出した。
そうしたら「宇宙円盤大戦争」の事に触れたニュースも出てきて、軽く読んでみたらこれが軽い衝撃だった。
パイロット版とは言えデュークフリードがそのまま出てくるが、
ロボットがグレンダイザーではなくてガッタイガーと言うちょいダサな名前だった事。
さらに名前だけでなく、デザインもちょいダサだったのが衝撃的だった。
何かマジンガー系と言うよりかは、どちらと言うと電人ザボーガー系のような。
その辺りが気になって「宇宙円盤大戦争」が収録されている『マジンガー THE MOVIE Vol.3』のDVDを手に取ると
「宇宙円盤大戦争」意外にもいくつかの作品が収録されていて、その中でも本作に目が留まった。
「これがUFOだ!空飛ぶ円盤」と言うタイトルとか、妖怪人間ベムみたいな姿をした宇宙人の絵とか見ていたら
何だか無性に興味が出てきたので、まずはこちらから観る事にした。
そうしたら空飛ぶ円盤に関するドキュメンタリー風の内容で、1970年代の絵柄も相まって
当時良く発売されていた、オカルト系とかUFO系とかの本を見ているようで楽しかった。
しかも声の出演として、「銀河英雄伝説」のビッテンフェルトやミッターマイヤーの声の人が出ていたのが嬉しかった。
上映時間も短く、さらっと観れて楽しかったが、映画の最後に夏休みに「宇宙円盤大戦争」公開との文字が出てきたので
これは円盤続きの映画だったんだなと知り、「宇宙円盤大戦争」より先に観ておいて良かったなと思ったね。
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安藤昇のわが逃亡とSEXの記録

2024年04月26日 20時10分22秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「安藤昇のわが逃亡とSEXの記録」
1976年 日本 86分
■監督:
 田中登
■出演:
 安藤昇
 萩野まゆみ
 中島葵
 ひろみ摩耶
 石橋蓮司
 小池朝雄
 小松方正

●あらすじ
昭和33年、安藤組最大の襲撃事件発生!
全国指名手配をうけた安藤昇は、警察に追われながらも、7人の愛人宅を転々とし、
官能的セックス、野獣的セックス、刹那的セックスへとのめり込んでいく――。
7人の愛人役には、萩野まゆみ、ひろみ麻耶、絵沢萠子等が扮し、見事な体当たりの艶技を披露。
また、泉谷しげるが映画音楽に初挑戦。
当時、日活ロマンポルノの鬼才といわれた田中登監督が、
鮮烈な陶酔の世界を迫真のエロチシズムで描いた異色作。
(東映ビデオより)

★感想など
まあ内容の方はタイトル通りで、本当に安藤昇が逃げてSEXするだけの話。
女性たちは安藤昇と再会するなりすぐにSEXするところとか
絡みシーンの撮影の撮り方が、もろにポルノの構図だったりと、もうほぼポルノ映画。
そんな中、やくざと癒着している週刊誌の記者役である小池朝雄がいい味出している。
全体的にやくざ映画なのか? と言った疑問も浮かぶ、時代の仇花的存在なような気もするが
安藤昇の本物迫力に興味がある人には、悪くないだろう。
戦前~戦後の珍しい映像も観れるしね。
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人喰族

2024年04月24日 18時43分07秒 | ホラー

「人喰族」
原題:MAKE THEM DIE SLOWLY
1981年 イタリア/アメリカ 95分
■監督:
 ウンベルト・レンツィ
■出演:
 ロレーヌ・ド・セル
 ジョン・モーゲン
 ブライアン・レッドフォード
 ゾーラ・ケロヴァ

●あらすじ
『食人帝国』に続いてイタリアの監督U・レンツィが放った残酷映画。
食人族の存在を否定する確証を得るためアマゾン奥地に入った女人類学者たちを主人公に、
全編40ヵ所に及ぶショックシーン連打で、同傾向の作品の中でも際立つ残酷シーンが続く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ついに手を出してしまったと言うか、観てしまった”食人”物ジャンル。
このジャンルの「燃えよ!ドラゴン」は勿論「食人族」だと思うが、本作もその次くらいには有名な作品。
本来なら「食人族」から観るのだろうが、ついついこちらから観てしまった。
思うにジャケ写にもある、小ぶりな女性のおっぱいにフックが刺さるシーンが観たかっただけかも。
残酷描写は中々の表現が繰り広げられるが、今改めて観ると作り物感が完全に分かるのが、むしろ有難い。
こんなのリアルにやられちゃあ、気持ち悪くなって途中でリタイアしちゃうからね。
代わりに目を覆いたくなるのが、動物への虐待シーンが多いこと。
こちらは勿論作り物ではなく、本物100%だから凄くグロイ。
でもまあ、この手のジャンル映画は完全にニッチなジャンルなので、興味の無い人は全く観なくて良いと思います。
しかし当時のイタリア映画界って、本当に勢いだけは凄かったなあと実感させられる作品ではある。
だが本作を観ている最中に、もうこういった内容の映画は絶対に現代では作らないんだろうなと考えていた。
今ではもう作らなそうなジャンルが「食人族物」「エロ系監獄物」などが思い浮かんだが
どれも昔イタリア映画界が得意としていたジャンルだなと気付いてしまうと、
やっぱりこの手のジャンルの復活は無いなと確信してしまったよ。
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ホーク/B計画

2024年04月23日 20時40分59秒 | アクション

「ホーク/B計画」
原題:B計画/EXTREME CRISIS
1998年 香港/日本 95分
■監督:
 羅禮賢(ブルース・ロウ)
■出演:
 澤田謙也
 張智霖(チョン・チーラム)
 舒淇(スー・チー)
 小家山晃
 李綺虹(テレサ・リー)
 高嶋政伸

●あらすじ
香港。
日本で凶行を繰り返したカルト教団の教祖・吉永が逮捕された。
教団本部にも突入した鷹見刑事(澤田謙也)は同地を訪れ、
引き渡しを渋る香港政府と日本領事館の間で交渉を始める。
そこへ教祖奪還をはかる滝澤(小家山晃)率いるテロリストの残党が乱入、
鷹見は上司を殺された香港警察の刑事のケン(チャン・チーラム)と組んで彼らを追う。
一方、滝澤らは細菌の権威である化学者・森本(三船史郎)を拉致して科学兵器を製造。
彼らはなんとケンの恋人のニュースキャスターのアニタ(スー・チー)が務めるテレビ局を占拠し、
香港市民の命と引き換えに教祖釈放を迫る。
鷹見とケンは女刑事チン(テレサ・リー)と共にテレビ局に潜入し、
人質を無差別に惨殺しはじめたテロリストに決死の応戦を開始。
重傷を追った鷹見は人質とケンらを逃がした後、一身を投げうって危機を救うのだった。
(キネマ旬報映画データベースより)

★感想など
ジャン=クロード・ヴァン・ダムが主演した実写版「ストリートファイター」で
映画オリジナル・キャラである、キャプテン・サワダを演じた澤田謙也主演の香港映画。
こちらも長らく自宅の棚に眠らせていたDVDですが、やっと長き封印を解いて観てみました。
その前になんでキャプテン・サワダだったんだっけ?
確かフェイロンだけ出てなかったんだっけ?
まあまんま李小龍(ブルース・リー)だからねえ。
でもこの時ブルース・リーは既に他界していてフェイロンは演じられないから、
代わりに呂小龍(ブルース・レ)をキャスティングしたらいいんじゃね!
とか、ブルース・レ好きの友達と話してたなあ。
さて本作は以前観た「ブルース・ロウ 猛龍特技~香港スタント伝説」でも出てきた、
羅禮賢(ブルース・ロウ)の監督デビュー作だ。
この人はアクションがヤバイ方向にブッチ切れちゃってる人で、実際本作も相当にヤバイ事になっている。
ブルース・ロウがそれまでの香港映画スタントとちょっと違うのは、
肉弾戦よりも、車とかバイクの乗り物を使ったアクションと、銃撃戦をメインに持ってくるところ。
そう考えると香港映画よりもハリウッド映画に近くなるかと思いきや、これが思いっ切り香港映画なところが面白い。
話の方も途中から「ダイハード」みたいな展開になるが、本家と比べてテロリストたちが圧倒的に狂っているところが違う。
と言うか本作に出てくる人たちはどいつもどこかおかしくて、特に香港側の人間がどれもクズ。
まず澤田謙也とタッグを組む刑事が只の迷惑暴力野郎で、ほぼ間違ったダーティハリー。
さらに彼の女上司がさらにクズで、無能なくせに高圧的と救いがない。
まだ世界ブレイク前の舒淇(スー・チー)のキャラも普通ならイケてはないのだが、本作の世界観ではマトモに見える。
そして彼らと相対する日本人側の悪役が、ヤクザと言うよりかは武装したカルト教団なところが一番狂っている。
人質を高層ビルの屋上に後ろ手を縛り上げた状態で、射殺して下に落とすシーンのスタントは
見てるだけでも怖かったなあ。
まあとにかく一言で言うと、完全にヤバイアクション映画。
普通のアクション映画では物足りなくなった人には、是非オススメですよ!
コメント (1)
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