レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第3話「母の推し事」

2024年07月16日 19時13分39秒 | ドラマ

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第3話「母の推し事」
2024年 日本 24分
■監督:
 ヤングポール
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 市川由衣
 佐月絵美
 矢柴俊博
 浅香唯
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 田中要次
 望月歩
 天川れみ(LINKL PLANET)

●あらすじ
リコ(与田祐希)たち三姉妹は、ふと家中が謎のアイドルグッズで溢れていることに気が付く…。
その謎のアイドルの正体とは、母がハマっている推しだった!
アイドルに侵食されまいと小向家の危機を脱するため、早速リコたち三姉妹が調査を開始すると、
想像以上に沼へとハマっていることが明らかに。
いい“推し変”がないかと考えたリコは、母を連れて矢島模型店へと向かう。
母娘でプラモデル作りをすることで、徐々に母の胸の内を知ることに…
(テレビ東京より)

★感想など
今回は母親役の浅香唯がアイドルのプラモを作ると言う話。
主演の与田祐希、共演の石田悠佳含めて正に新旧のアイドル揃い踏みと言った感じである。
まずアイドルのプラモデルがある事に驚くが、でも今は何のプラモもあるんだろうなと思うと不思議ではないか。
人のプラモ自体は昔からあって、私が作った事あるのは、キン肉マンの超人のプラモ。
子供の頃の話だけど、二体セットで600円くらいじゃなかったかなあ。
頭、胴体、両腕、両足のパーツくらいしかなくて、全然可動しないプラモだったけど、作っていて楽しかったなあ。
あと人形のフィギアと言えば、子供の頃からある、タミヤ人形改造コンテストだっけ?
戦車とかのキットについてた1/35の兵士のフィギアを改造してジオラマとかにするあのコンテスト。
あのコンテストで入賞している作品たちの写真を眺めるの大好きだったなあ。
一体どうやったら、こんな凄い事が出来るんだって興奮しながら読んでたよね。
あのコンテストの全ての歴代の作品が紹介されている本とかHPとか無いかな。
さてそれより気になったのが、今回の与田祐希。
確か劇中で「ギブバース」って四回は言っていた。
最早何にでも「ギブバース」って言っているきらいがあるが、そんな事よりもそういったリコの態度に違和感。
なんだかリコだけ、この世界観では浮いている。
まるで役者が同じだからのように、リコ自身がこの「量産型リコ」と言う世界をすでに3度目として生きている感じ。
ようは何かあたし、色々とこの世界のルールとかお約束を知っていますよ的な感じ。
それは矢島模型店の女の子も同様な感じがして、この子自身がこのドラマ二度目の出演であるなら
同じようにアオと言う役の女の子も、この世界のルールとかお約束を知っている風なのだ。
だがやっさんはそんなルールとか知らない一度目って感じ。
その事を知っているのか、アオの方がやっさんに対して色々と教えて楽しんでいるかのような演技をするのだ。
この辺って狙ってやっているのかなあ?
だとしたらもうちょい控えめと言うか、もっと上手くカモフラージュして欲しいかな。
ちょっと気になるこの辺。
まあこんな考えがあっているのか違っているのかも含めて、次回以降を楽しみに待とう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第2話「リコと自由研究」

2024年07月07日 14時27分17秒 | ドラマ

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第2話「リコと自由研究」
2024年 日本 24分
■監督:
 中村祐太郎
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 市川由衣
 佐月絵美
 矢柴俊博
 浅香唯
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 田中要次
 マギー
 与座よしあき

●あらすじ
久々に実家で過ごすことになったが、暇を持て余すリコ(与田祐希)たちの元へ、
叔母(和田光沙)と甥の勇斗(長尾翼)がやってくる。
久しぶりの再会に盛り上がった一同は、リコと勇斗を家に残してショッピングへと出かけてしまう。
取り残され、いてもたってもいられなくなったリコは勇斗を連れ出し夏の自由研究へと出発!
意気込んで虫取りを始めるがなかなかうまくいかず、悩んだリコは矢島模型店の暖簾をくぐる。
そして、勇斗と一緒にプラモデルを作るべく、リコはある作戦にでる…!
(テレビ東京より)

★感想など
小学生男子との絡みの話は、シーズン1にもあったね。
そう言えば、男の子のキャラクターとかもシーズン1と似たような感じだったな。
となると内容自体もセミリメイクみたいなもんなのかな。
今回作るのは恐竜のプラモデル。
このティラノサウルスのプラモデル、2年前にかみさんが買って子供と一緒に作ってたけど
今はこんなプラモデルもあるんだなあという驚きと共に(と言いつつ恐竜のプラモは昔からタミヤ製があるけど)
その出来の良さに感動もする。
そしてそのプラモの良さを全て魅せてくれたのが今回のリコ。
このシリーズは本当に良いプラモデルのためのドラマだよな。
他に気になったのは出演者の三人。
まず主演の与田祐希。
顔がアップになっても可愛いのは凄いね。流石現役アイドル。
だがそれ以上に気になるのが矢島模型店の二人で、まず模型店の女の子のLINKL PLANET石田悠佳。
この子はアイドルとしてはキャリアも年齢も与田祐希よりは下だろうが、
今回の話で与田祐希含めて同じ画面に映った時に、与田よりもこの子の方に目がいくようになってた。
まあいつもニコニコしているところと、結構軽い毒を吐くキャラクターなのも面白いのもあるけど
それでも先に目がいくのはオーラがある証拠なのかな?
ちなみにオーラがあるなと感じたのは、今田美桜と市川ぼたん。
この二人はそれぞれドラマに出演していた時に、大勢の中の一人として映っていても、
何か他者を圧倒するかのような輝きを放っていて自然と目がいってしまう。
それがオーラなのかなと感じたんだよね。
それぞれ初めて見た時は当然名前も知らなかったから、まさに画面から輝いていたと言う感じなのだろう。
ちなみに今田美桜は朝ドラの「おかえりモネ」で。
市川ぼたんの方は「2月の勝者」の時だったな。
どちらも圧倒的だった。
そう考えると今回の石田悠佳は、まだそこまでって感じではないが、それでもこれからが期待出来る人だね。
一方シリーズを通して頼れる柱として中心人物であった”やっさん”こと田中要次だが、何か今シリーズは元気がない。
今回もそうだったけど、何か病気があるのかなみたいな雰囲気で怖くなる。
どうかこの先の話が、変な悲劇的な話を盛り込みませんように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第1話「別れと出会い」

2024年07月03日 21時20分04秒 | ドラマ

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』第1話「別れと出会い」
2024年 日本 24分
■監督:
 中川和博
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 市川由衣
 佐月絵美
 矢柴俊博
 浅香唯
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 田中要次

●あらすじ
小向璃子(与田祐希)は、祖父の訃報を聞いて故郷へと帰ることに。
4年ぶりに家族全員が揃った通夜ぶるまいで、小向一家は「優しかった」以外に祖父を偲ぶ言葉が出てこないのであった…。
そんな中、祖父の遺品の中から出てきたのは“作りかけのプラモデル”。
道半ばだと感じたリコは、プラモデルを完成させるべく「矢島模型店」へと向かう。
そこで出会った店主のやっさん(田中要次)からプラモデルを作ってみるように導かれ…。
そして、命が吹き込まれたプラモデルを見てリコは…
(テレビ東京より)

★感想など
まさかまさかのシーズン3。
前回はシーズン1を観ている最中にシーズン2を一話だけ観たんだけど、
キャストが同じで役柄が違うのが混乱するし、そもそもリコが社長と言う設定からしてコンセプトが違う感じだし
何より矢島模型店の女の子が違う子に代わってしまい、圧倒的にシーズン1の子の方が良かったのもあって
シーズン2はそれ以来全く観ていないまま、この新しいシーズン3を観始める事にした。
まずキャストについては、重要な人以外は一新しているのかな。
小向家も全員初めましてな人達だったし。だがおじいちゃん役は、今までのリコシリーズに出ていた人だね。
そんな中今回の模型店の女の子である、石田悠佳と言う子はイイネ!
シーズン2の子と違って、いつもニコニコ笑っているところが可愛くて好きだ。
やっぱり女の子は笑っている方が可愛いし、見ているこちらもなんだか元気が貰える。
なので今回の模型店の子は前回から変更になって良かったなあと思っていたら
なんと、シーズン2の模型店の子もこの子だったらしい!
でもなんか若干、与田祐希の後輩の一ノ瀬美空に似てる感じもあるし、相手役としては悪くないかもね。
閑話休題
さて、このシーズン3の第一話を観て思ったのは、これってマルチバースで描きたいのかなと。
今まで話の中核に存在し、リコに絶大なる信頼感でプラモ道を指導していたやっさんが何だか心許ないのだ。
台詞でも「これがリコとの初めての出会いだ」とか言っちゃうし。
一方、リコの方は過去シリーズを経験した上でリセットして初めました感が強い。
初めてプラモを作った割には、一話からウェザリングとかしちゃうし
何も知らないやっさんに、やっさんと呼んでいいですかとやっさん呼びを定着させるだけでなく
定番の台詞である「ギブ・バース」も、今回は何とリコから言い出すのだ。
それ何?ってなってるやっさんとか新鮮と言うよりかは、違和感の方が強い。
つまり過去作の頼れるやっさんは、本シーズン3によって作られたのではないか、
しかもそのやっさんを作り上げた師匠はリコである。
何だかこんなような構図に見えたんだよね。
まあこれからの二人の関係性とかで明かされていくだろうから、その辺は楽しみでもあるかな。
矢島模型店のシーンになると、シーズン1とかと同じ音楽だったのも嬉しかったなあ。
ホントこのシリーズのスタッフは、ちょうど良くて最高の作品を作ってくれる。
まあ西野七瀬のポケモンは、自分にはあわなかったけど(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麻雀放浪記

2024年03月06日 20時24分20秒 | ドラマ

「麻雀放浪記」
1984年 日本 109分
■監督:
 和田誠
■出演:
 真田広之
 鹿賀丈史
 大竹しのぶ
 加賀まりこ
 加藤健一
 高品格
 内藤陳
 篠原勝之
 天本英世
 名古屋章

●あらすじ
阿佐田哲也の同名ベストセラーを基に、イラストレーターの和田誠が映画化し監督デビューを飾った作品。
戦後の東京を舞台に、麻雀に打ち込む若者が、様々な勝負師との出会いを通して成長していく姿を描く。
敗戦直後の上野。
青年・哲は、ある日、以前バクチを教えてくれた上州虎と偶然会う。
虎に連れられチンチロ部落に足を踏み入れた哲は、なけなしの金でプロのバクチ打ちであるドサ健の張りにノッた。
おかげで相当勝ったが、その大半をコーチ料としてドサ健にとられてしまう……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
阿佐田哲也の原作は有名だから知ってはいるけど、読んだ事は無かった。
だが同原作を基にした漫画「哲也~雀聖と呼ばれた男」は読んでいた。
主演が真田広之だし、なんか勢いのまま観てみたら、まず監督が和田誠だったのに軽く驚いた。
確か和田誠って平野レミの旦那さんだよね。
実は平野レミは結構好きな人で、あのハイテンションな明るいキャラクターは、見ていて元気を貰える。
さらに自分でも料理をするようになった後は、彼女が料理について言っている事がさらに好きになった。
バズレシピのリュウジと同じで、料理を楽しもうよと言う姿勢が素晴らしい。
そんな平野レミは、亡くなった旦那さんが事が大好きで、良く「和田さんに会いたい、会いたい」って言ってるのを聞くから
なんか旦那さんの名前覚えちゃってたね。
そんな出だしから始まった本作。
1984年の作品なのにモノクロなのは、戦後が舞台だからかも知れない。
本作に登場する”坊や哲”は本当に坊やで、漫画版で言えば本当に序盤の辺り。黒シャツ着る前の頃辺り。
完全な坊やでしかない哲が博打と出会う所から始まり、麻雀に出会い、さらに積み込みなどの技を教わって
いっぱしのバイニンになっていく姿を描いている。
だが残念なのが、まず主演の真田広之がアクのないキャラクターで描かれているのと
脇役達が非情に濃いキャラクターで描かれいるので、肝心の坊や哲が一番印象が薄くなってしまっている。
さらに映画の後半は、ドサ健役の鹿賀丈史と、その情婦である大竹しのぶが物語の中心になっているので、
もっと印象が薄いと言うか、最早脇役になってしまっているように映る。
まあそれでも漫画でも描かれていた、哲のツバメ返しの技も再現されていたし、中々面白かったよ。
漫画版の房州さんにあたるのは、本作では出目徳と言う役名なのだが、この人の扱いが漫画版より雑だったのがウケた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七人のおたく cult seven

2024年03月04日 19時16分23秒 | ドラマ

「七人のおたく cult seven」
1992年 日本 99分
■監督:
 山田大樹
■出演:
 南原清隆
 内村光良
 江口洋介
 山口智子
 益岡徹
 武田真治
 浅野麻衣子
 中尾彬
 殺陣剛太

●あらすじ
ミリタリーおたく・星亨(南原清隆)の誘いに乗って集まった、
格闘技おたく・近藤みのる(内村光良)、パソコンおたく・田川孝(江口洋介)、
無線おたく・水上令子(浅野麻衣子)、アイドル&改造車おたく・国城春夫(武田真治)らは、
田川の連れてきた美女・湯川りさ(山口智子)も加わった6人で井加江島へ向かった。
星が彼らを仲間に入れたその「計画」とは、令子が盗聴した電話の会話をもとに、
田川がパソコンの合成音で作ったニセの電話で島の網元・高松家の家人をおびき出し
留守の隙をついて近藤と星が赤ん坊・喜一を奪うというものだったが、
最後のところで国城が逃走用の船の改造に失敗して計画は失敗。
彼らはそこに現れた高松(中尾彬)の元妻のティナから、
夫の冷酷な仕打ちに耐えきれず息子の喜一とともに家出したが、
跡取り欲しさに喜一を奪い去られ、それを星が聞き、今回の奪還計画に至ったことを知る・・・。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
これ昔良くCMで予告を観てた。
その時の印象はウッチャンの壁を使った宙返りと、七色仮面の仮面を付けた男。
この七色仮面を付けてたのてっきりナンチャンだと思ってたんだけど、今回観てみたら違ってた。
それで今回初めて観てみたんだが、タイトルとかから東宝作品だと思ってたんだけど、なんと東映作品だった。
内容の方はタイトルからあの名作「七人の侍」のパロディなんだろうなと思ってたけど
これが割と面白くなかった。
まず七人の行動目的が荒唐無稽なので、ストーリーに集中も感情移入もできない。
だがこういったテーマの映画であれば、各七人のキャラクターをきちんと個性的に描いていれば、
それだけで満足できる部分もあるのだが、残念ながらキャラ付けがきちんと出来ていなかった印象を受ける。
それぞれが何に強いオタクだから何が武器みたいな描き方がされていないので
七人集まっても、誰がどれ状態であり、この時点で企画が破綻していると思う。
キャストとかは結構豪華だし、この当時にオタクをフューチャーしようとしたガッツは認めるが
もうちょっと細部を煮詰める事が出来ていたらなと、惜しい気持ちになってしまうね。
でもこの頃の邦画って、割とこういった自由な内容と言うか、冒険したような映画は結構あったよね。
好き嫌い、当たり外れのどちらが自分にヒットするのか、後から考えるとそういった事を楽しめていた気もするが
今はそういった映画って少なくなっているのかな。
それとも自分が知らないだけなのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする