レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ネバー・フォーゲット

2011年11月30日 22時54分55秒 | サスペンス

「ネバー・フォーゲット」
原題:NEVER FORGET
2008年 米 83分
■監督:
 レオ・シャーマン
■出演:
 ルー・ダイアモンド・フィリップス
 ジェームズ・バイロン
 サラ・マンニネン
 クリステン・ホールデン=リード

●あらすじ
男は気がつくと頭に怪我を負い、深い森の中で樹木に逆さ吊りにされていた。
彼には自分が何者なのかを含めて全ての記憶が欠落していた。
持っていた血染めのナイフにはトムという名前が刻まれ、ポケットの財布の中にフランクという名前のIDが。
そこに銃を手にしたアンディと名乗る男が現れ、男へその銃口をむける。
自分は逃げているのか、それとも誰かを追っているのか?
繰り返し襲う鮮烈なフラッシュ・バック。
女の顔、銃声、そして転がる死体。
混乱するアイデンティティと理性の中、森をさまよい歩き、行き着いた山荘で待ち受けていたものとは……。
(アルバトロス・フィルムより)

★感想など
脚本は良くないね。
基本的に結末が二つしかないから、意外性はほとんど無い。
こういったプロットは、本当に脚本を良く練らないと簡単に駄作と化すんだが
残念ながらまんまそうなってしまったようだ。
ただ全体の雰囲気が結構良かったので、最後まで割と楽しめた。
時間が短いのも良いポイントだし。
ルー・ダイアモンド・フィリップスが好きなら、意外に楽しめるかも?
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12 ラウンド

2011年11月29日 22時18分39秒 | アクション

「12 ラウンド」
原題:12 ROUNDS
2009年 米 110分
■監督:
 レニー・ハーリン
■出演:
 ジョン・シナ
 エイダン・ギレン
 アシュレイ・スコット

●あらすじ
『ダイ・ハード2』のレニー・ハーリン監督、
『ネバーサレンダー 肉弾凶器』のジョン・シナ主演で贈る刑事アクション。
フィッシャー刑事は強盗犯逮捕の際、誤って犯人の恋人を殺害してしまう。
復讐を誓った犯人はフィッシャーに恐怖のゲームを仕掛ける。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
WWEフィルム作品はいいねえ。
古きよき80年代の筋肉アクション映画の再現に全力を注いでいるね。
本作も全くそうなんだが、観ていて感じたのはシュワちゃん映画が作りたいのかも。
この映画なんて「コマンドー」的な主人公だったからね。
「コマンドー」のシュワちゃんが色んな映画で大活躍。
そんな路線を狙っているかのように感じた。
監督がレニー・ハーリンと言う辺りもポイント高し。
レレレ好きな人には、要注目な映画会社(?)ですぞ。
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のんちゃんのり弁

2011年11月27日 20時29分26秒 | ドラマ

「のんちゃんのり弁」
2009年 日本 107分
■監督:
 緒方明
■出演:
 小西真奈美
 岡田義徳
 村上淳
 佐々木りお
 山口紗弥加
 岸部一徳
 倍賞美津子

●あらすじ
子持ちシングルマザーの奮闘を描いた入江喜和のコミックを、「いつか読書する日」の緒形明が映画化。
主演は小西真奈美。
31歳専業主婦の小巻はだらしない亭主に愛想をつかし、娘ののんちゃんを連れて母親の暮らす京島へと出戻る。
のんちゃんを幼稚園に通わせて仕事を探すが、キャリアも社会常識もない小巻は次々と面接に落ち、
生活のため水商売のバイトを始めるが……。
(映画.comより)

★感想など
あっしは小西真奈美のファンなんですよ。昔から。
まあ理由はありえないくらい可愛いからなんだが。
でもかみさんやその友達とかには、小西真奈美は全然らしい。
彼女は女性には人気ないのかね?
といった訳で、小西真奈美が主演だから観てみた本作。
小西真奈美の可愛らしさ目当てだったが、逆に彼女の演技力の高さを見せ付けられることとなった。
あまり評価されてない節があるが、女優として結構イイ感じっぽい。
こりゃ、今後もますます目が離せませんな。
ところで肝心の映画の方は、ニートで屑過ぎる旦那と、世間知らずの女の話。
この旦那が、すがすがしいくらいの屑っぷり。
観ててかなりイラっとした。
一方、そんなのと結婚してしまった小西真奈美もかなりの世間知らず。
しかし子供の”のんちゃん”は、はつらつとしていてとても可愛い。
この子役のくったくのない演技も、本作を印隠滅滅とした話にしていない一因であろう。
実際、夫婦喧嘩シーンなどもある意味コントともいえるくらいで、結構面白かった。
そう考えると、小西真奈美がかつて出演していた「ミラクルタイプ」の映画版と言うとイメージが近いかも知れない。
そんななか、岸部一徳は全編に渡って美味しい役処。
精神的に未熟な大人子供たちの間で、真の大人としてビシっと全体を締めている。
素晴らしい。
トータルとして、普通の邦画ファンでも楽しめる作品だと思います。
主演が小西真奈美じゃなくても楽しめる脚本だとは思うが
逆に他の人がこの役を演じても、小西真奈美ほどの面白みは出ないだろうとは言える。
そういった意味で普通にオススメ。
レレレのファンな人には、薦められないかなあ。
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ファーゴ

2011年11月26日 22時53分15秒 | ミステリー/犯罪

「ファーゴ」
原題:FARGO
1996年 米 98分
■監督:
 ジョエル・コーエン
■出演:
 フランシス・マクドーマンド
 スティーヴ・ブシェミ
 ウィリアム・H・メイシー
 ピーター・ストーメア

●あらすじ
カー・ディーラーのランディガードは借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、
会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。
誘拐を実行するのは、妙な二人組、カールとグリムスラッド。
だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。
ブレイナードの女性警察署長マージは事件を追ってミネアポリスに赴くが、その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
上記パッケージ画像を見て以来、昔から観たかったんだよねえ。
実際の感想は、最後まで結構引っ張って観ることが出来たんではなかろうか。
それはひとえに冒頭の「これは実話を基にした」云々の台詞からだと思う。
でなければ、こんなアホな話に最後まで付き合えなかったかも知れない。
もっと緻密なサスペンス物を期待していたんだが、実際は単なる行き当たりばったりな犯行ばかり。
これじゃあミステリー物としては納得出来ないねえ。
色々と人を惹きつける要素があるのは認めるが、イマイチな感じだった。
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レッド・サン

2011年11月24日 22時14分40秒 | 西部劇

「レッド・サン」
原題:RED SUN
1971年 仏/伊/スペイン 117分
■監督:
 テレンス・ヤング
■出演:
 アラン・ドロン
 チャールズ・ブロンソン
 三船敏郎
 ウルスラ・アンドレス

●あらすじ
1870年、日米修好で渡米した日本の使節団が列車で西部を横断中、
強盗団に襲われ、大統領に献上する宝刀を奪われる。
黒田重兵衛は、相棒(アラン・ドロン)に裏切られた強盗団のボス(チャールズ・ブロンソン)の道案内で
宝剣奪還の旅に出るが…。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
もっと奇天烈な内容かと思ってたら、意外と真面目な作品だった。
三人三様のキャラクターでストーリーも面白く、三大スターを上手に使っている印象。
三船敏郎は演技も役柄も素晴らしかったが、以外なのがブロンソン。
いつもの苦虫的キャラクターではなく、陽気で軽妙な感じが新鮮に映る。
マカロニ・ウエスタンと言うよりから、レオーネがハリウッドで作ったかのような出来映えは
色んなウエスタン好きにむいているかも。
以外とオススメな作品です。
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