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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

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2025年06月02日 11時56分36秒 | その他
この度goo blogのサービス終了に伴い、ブログを移転しました。


「続・レレレへの道」

今後は新しいブログ先にお願いいたします。

縮みゆく人間

2025年05月30日 23時55分55秒 | SF/ファンタジー

「縮みゆく人間」
原題:THE INCREDIBLE SHRINKING MAN
1957年 アメリカ 81分
■監督:
 ジャック・アーノルド
■出演:
 グラント・ウィリアムズ
 ランディ・スチュアート
 エイプリル・ケント
 ポール・ラングトン

●あらすじ
核実験によるスコールと、街中で噴霧された殺虫剤を浴びたスコット・ケアリーは、
それらの相乗効果により、肉体が縮んでいくという恐るべき事態に直面する。
あらゆる治療の甲斐なく1日に1/8インチずつ縮んでいくスコットは世間の好奇の目にさらされ、
その肉体以上に精神的にダメージを受け、献身的に尽くす妻との仲も崩壊していく。
(Wikipediaより)

★感想など
このタイトルも子供の頃に持っていた書籍で紹介されていた作品で
長い間観たいと思っていた映画なんだよねえ。
私が小学生になる前は功夫映画には出会ってなかった事もあり、
その頃の興味は恐竜・怪獣と昆虫であった。
小さな虫たちの世界も、怪獣を見るような目で見ていた私の興味は
もっぱら昆虫たちの戦いにあったと言っても過言ではない。
そしてその頃良く見た夢があって、自分が昆虫サイズに小さくなって、地面から葉っぱ越しに
真っ青な遠い空を見上げて、世界の広さに畏怖するような夢。
あの夢は何度も見たけど、一体何でだったのかはさっぱり不明。
でも今でもあの時の体験は強烈に覚えている。
そんな事もあって、人間がどんどん小さくなっていく本作には興味があった。
人間が小さくなる映画と言えば「ミクロの決死圏」や「インナー・スペース」
それに「ミクロ・キッズ」などが有名だが、どれも娯楽色満載で楽しめた。
一方本作は実に重たい超どシリアスな作風で、80分の上映時間がその倍くらいに感じられるくらいヘビーだ。
主人公の運の無さは致命的なくらいで、やることなすこと次々に裏目になり、どんどん不幸になっていく。
そして、あの救いのないラストは本当に驚愕する。
言っていることが、まるで禅をやりすぎて悟りを開いた人のようであったが、
ある意味魔境に落ちた人かも知れない。
その辺の解釈は、是非ご自身の目で確認して頂きたい。
どんどん小さくなっていく人間を表現するために、周りの家具であったり道具を大きく作って
縮んでいく人間を表現した特撮は、本当に技術が高くて見物なので。

『GAMERA-Rebirth-』第8話「斬る」

2025年05月26日 21時05分15秒 | アニメ

『GAMERA-Rebirth-』第8話「斬る」
2023年 日本 25分
■監督:
 瀬下寛之
■声の出演:
 金元寿子
 松岡禎丞
 豊崎愛生
 木村昴

●あらすじ
月と往復する設備を備えた基地の地下には、ユースタス財団が最初に発掘した怪獣・バイラスが眠っていた。
ジュンイチを連れて部屋から脱出を図ったジョーだったが、やはり戻ることを決める。
そこに凶暴な怪獣・ギロンが現れた。
ギロンは恐るべき破壊力で基地を蹂躙(じゅうりん)する。
基地の施設が次々と破壊され、現れたガメラがギロンに立ち向かうが、
ギロンの頭の鋭い刃と素早い動きに翻弄される。
(NHKより)

★感想など
ガメラの対戦相手として、ギロンが一番好きだった。
頭部が包丁と言うか鉈みたいになっている、あの生物感ゼロの独特な造形。
特徴的な攻撃方法でガメラを追い詰めた高い実力に、大悪獣と言う形容詞。
それら全てが好きな要素であったが、このアニメ版のギロンはこのアニメの中の怪獣たちでもぶっちぎりの強さだった。
ガメラの右腕を切り落としたのにもビックリしたが、それにしては倒され方があっさりと言うか
それまでのギロンの活躍に比して、ちょっと唐突な感じは否めなかったな。
だがこれで残る怪獣はバイラスだけか。
今回の話でもちらっと出てきたけど、このガメラって後4話残ってるんだよね?
残り4話を怪獣一体でどうやって引っ張るんだろ?
まあ人間ドラマで繋ぐのかな?

『GAMERA-Rebirth-』第7話「明日も明日もその明日も」

2025年05月26日 21時04分43秒 | アニメ

『GAMERA-Rebirth-』第7話「明日も明日もその明日も」
2023年 日本 25分
■監督:
 瀬下寛之
■声の出演:
 金元寿子
 松岡禎丞
 豊崎愛生
 木村昴

●あらすじ
与那国島の採掘基地に、これまでに倒した怪獣の体の一部と、謎の物質のオリリウムが運び込まれる。
到着したボコたちは、怪獣と接触した影響について検査を受けるが、
家に戻れずイラつくジョーはボコと衝突、軟禁されている部屋から抜け出そうとする。
部屋に残ったボコはブロディから、ジョーと友だちになったきっかけを尋ねられるが、
その時、島全体が大きく揺れる。
出現したのは、刀の頭を持つ怪獣・ギロンだった。
(NHKより)

★感想など
放送した週に観てなかったので、2週分溜まってしまった。
待望のギロンが登場する回とは言え、奇数回なのできっと怪獣の登場はほとんど無いのであろう。
その代わりに今までのドラマ部分の不満などを、登場人物たちに言わせたかのような回だった。
ジョーは不満と否定しか口にしないウザイ奴だったのを、大人しそうな主人公に言われる始末だし
ロクでもない大人のタグチも、女の人に言われて少し改心したり
どんな怪獣が出てきても、どうせガメラが出てきて助けてくれるよと言ってみたり。
なんだか同じパターンばかりが続いて、脚本面での煮詰まりを台詞にしちゃったみたいな感じだった。
新展開と言えば、小学生軍団の一人が男だと思っていたのが実は女だったと発覚した瞬間に
急に異性として意識しだしたブロディが可笑しかった。
そりゃ急過ぎだろって。

香港麻薬捜査官

2025年05月23日 20時52分46秒 | アクション

「香港麻薬捜査官」
原題:怒海威龍/Tough Beauty and the Sloppy Slop
1995年 香港 97分
■監督:
 元彬(ユン・ブン)
 徐忠信(ツイ・チョンソン)
■出演:
 元彪(ユン・ピョウ)
 楊麗青(シンシア・カーン)
 李子雄(レイ・チーホン)
 Monsour Del Rosario(モンソワ・デル・ロザリオ)
 元華(ユン・ワー)
 周比利(ビリー・チョウ)
 陳龍(チェン・ルン)
 王岳華(ユエ・ホァ)
 林威(ラム・ウェイ)
 萬梓良(アレックス・マン)

●あらすじ
中国広東省公安庁の女捜査官は、深川の麻薬組織を壊滅させた時に見つけた偽札の経路を追い、フィリピンに飛ぶ。
事件に関わる少女キーと接触するため拘留所に潜入、彼女の信頼も得る。
マニラに潜伏していた香港警察の捜査官リーと協力して拘留所を脱走、麻薬組織に潜り込む。
しかし、その途中でとキーが命を落とす。そして仇討ちを誓ったヤンも組織に捕まってしまう。
リーは無事ヤンを助け出し、正義の鉄槌を下すことができるのか・・・
(KunGFuTuBEより)

★感想など
内容とか全然覚えていないんだけど、どうやらジャッキー・チェン主演の「ポリスストーリー3」の
ストーリーを丸パクリしているらしい。
そう考えるとジャッキーの代わりが元彪(ユン・ピョウ)。
ミシェル・ヨーの代わりが楊麗青(シンシア・カーン)と言うのも、中々ツボを心得たキャスティングだ。
本作を作った中心人物って、プロデューサーの呉明才(ウ・ミンサイ)なのかな?
彼はジャッキーやユン・ピョウが子供の頃に京劇を学んだ中国戯劇学院の卒業生なので
言わばジャッキー達の兄弟子。
ジャッキー達よりも先に香港映画界で活躍し、「ウ・ミンサイの爆笑少林寺」と言う主演作もあったりする。
だがジミーさんと同様に黒社会系との付き合いも深かったらしい。
その辺の絡みも含めて本作に繋がると、まるで「ドラゴン特攻隊」みたいに見えてくるのだが
それでも1995年に、李子雄(レイ・チーホン)や元華(ユン・ワー)に林威(ラム・ウェイ)などが出ているのを見ると
香港映画黄金時代の俳優たちを集めて制作したかのような、ノスタルジックな感じも受けるので
全盛期の香港映画が好きだった身としては、なんだか嬉しくなってきてしまうのだ。
まあ内容の方は割と薄い感じなのだが、主演のシンシア・カーンが超絶な美人になっていたのに驚いたよ。