NAKED ネイキッド

「NAKED ネイキッド」
原題：NAKED FEAR
2007年　米　108分
■監督：
　トム・エバーハード
■出演：
　ジョー・マンテーニャ
　リサ・ソーンヒル
　ダニエル・デ・ルカ
　ロナルド・デュナス
　リサ・ボナーノ
　カリラ・セサレーリ
　エバン・エイドリアン
　ケビン・R・エルダー

●あらすじ
ニューメキシコ州サンタ・ポーラ。一見何の変哲もないその町では、行方不明者が続出していた。
姿を消したのは、若い女ばかり。警察の捜査は行き詰まり、犯人の手掛り一つない。
ある夜、ダイアナは謎の男に襲われる。意識を取り戻した時、彼女は荒野に放置されていた。
一糸まとわぬ、生まれたままの姿で。混乱し、恐怖に取り付かれ、逃げ惑うダイアナ。
それを追う、ボウガンと猟銃で武装した男。
その男は女を次々と誘拐し、全裸で解き放ち“人間狩り”の獲物にしていたのだ!!
こうして、恐怖のゲームは始まった。泣き叫んでも、その声は誰にも届かない。
極限の恐怖の中、ダイアナが生きるために決断した究極の選択とは？
（アルバトロス・フィルムより）

★感想など
NAKEDシリーズはここから始まった。
後のNAKEDシリーズとは違い、ずっと森の中のシーンと言う訳ではない。
むしろ設定の一つでしかないのだが、よくぞそこだけを拾ってシリーズとしたもんだ。
アルバトロスのスタッフに乾杯！
雰囲気、設定とも80年代のホラーっぽくて、中々好き。
狩りの対象にされている時はずっと全裸なのもポイント高いし、意表を突いたラストも評価出来る。
後のNAKEDシリーズから観ると、本作は何か違うなと感じるが、予算や面白さも別格。
特別薦めはしないが、中々の佳作と言えよう。

NAKED 凌辱の森

「NAKED 凌辱の森」
原題：BREAK
2009年　独　88分
■監督：
　マッチアス・オロフ・アイヒ
■出演：
　リリー・シュアケルト
　エステル・マース
　ラルフ・ウィルマン
　マリーナ・アンナ・アイヒ
　テルマ・バーベン
　セバスチャン・バーデンバーグ
　パトリック・ヤン
　ミーラ・アダムス

●あらすじ
サラ、ローズ、クレア、アナの女友達４人は、グレーシャス・ロックへキャンプにやって来た。
絵のように美しい湖での、開放的なバカンス。
だがその楽しい時間は、突然終りを告げる。
４人が森で見つけたのは、切断された人間の足が木から吊るされている、戦慄の地獄絵だった。
謎のハンター２人組に襲われ、クレアは矢で射殺される。
アナはレイプされた挙句無惨に殺され、ローズは捕えられてしまう。
１人逃げのびたサラは犯人の１人を殺し、ローズの救出に向かった。
狂気のハンターを倒し、この森を抜け出せるのか？
そして女２人の、血みどろの戦いは始まった!!
（アルバトロス・フィルムより）

★感想など
NAKEDシリーズ再び。
タイトルから想像されるようなエロ・シーンは期待しない方が良いだろう。
ハンターに襲われるまでが長いが、ハンターが登場してきても一気には盛り上がらない。
映画の作り方がハリウッドとは違うからってのもあるだろうが、
犯人達が女をただ襲うのではなく、襲った後人肉を食料としている設定と言うのもハリウッドでは滅多にお目に掛かれない設定だ。
でもドイツの映画って、ネクロマンティックとか人肉とかをテーマにしたのが多い気がするのは
気のせいかな？

仮面ライダーV3対デストロン怪人

「仮面ライダーV3対デストロン怪人」
1973年　日本　32分
■監督：
　山田稔
■出演：
　宮内洋
　小林昭二
　小野ひずる
　千波丈太郎

●あらすじ
『仮面ライダーV３』の劇場用作品。'73夏東映まんがまつりで公開された一編。
秘密組織デストロンは、原子物理学者・沖田の発見したサタンニュームを追って四国へ。
V3・風見志郎と藤兵衛たちも四国へ急行した。
デストロンの繰り出すドクバリグモとギロチンザウルスの猛襲！
新怪人タイホウバッファローの砲弾がV3に炸裂!!
怪人軍団も集結し、Ｖ３は最大のピンチに…。
だがそこに１号、２号が登場、３人ライダーが力を合わせ敵に立ち向かう！
（東映チャンネルより）

★感想など
V3単独の劇場版。
V3を観ていないので、基本的な所はさっぱりわからん。
１号、２号の声は同じキャストだが本人は登場せず。
まあV3ファン以外は、特に観なくても良いだろう。

監獄島

「監獄島」
原題：THE CONDEMNED
2007年　米　113分
■監督：
　スコット・ワイパー
■出演：
　スティーヴ・オースチン
　ヴィニー・ジョーンズ
　ロバート・マモーネ
　リック・ホフマン

●あらすじ
ＷＷＥの人気レスラー、ストーン・コールド・スティーヴ・オースチン主演のバイオレンス・アクション。
絶海の孤島に死刑囚10人が集められる。
彼らはそこで最後の１人になるまで殺し合いを行い、生き残った１人だけが自由を手にすることに。
時間制限は30時間。
それを過ぎると、それぞれの足に装着された時限爆弾が一斉に爆発してしまう。
そして、その一部始終はインターネット上の番組で全世界に生中継されるのだったが…。
共演は「スナッチ」のヴィニー・ジョーンズ。監督は「ハード・トゥ・ダイ」のスコット・ワイパー。
（TSUTAYA DISCASより）

★感想など
完全に「バトル・ロワイヤル」のパクリです。はい。
全体的に突っ込み所が多すぎる脚本だが、そこをマッチョな野郎達のアクションでカバーする作り。
ほんとWWEフィルムズは80年代アクション映画の再現だよな。
要はどんなに脚本を変えても
全て「コマンドー」になっちゃうんだよね！
レレレ好きなら文句なく楽しめる作品なので、木曜ロードショー辺りで流れたら確実にチェックしよう。

太極英雄 最終章・決戦大地

「太極英雄 最終章・決戦大地」
原題：太極宗師/TAI CHI MASTER
1997年　香港　90分
■監督：
　袁和平（ユエン・ウーピン）
■出演：
　呉京（ウー・ジン）
　樊亦敏（エミー・ファン）
　于海（ユエ・ハイ）
　周比利（ビリー・チョウ）
　成奎安（シン・フィオン）

●あらすじ
『マトリックス』シリーズのアクション監督、ユエン・ウーピンが監督、
『新・少林寺』のウー・ジン主演のアクション巨編の最終章。
同じ太極拳の使い手・ドンと戦うことになったヨン。
その戦いの背後には、王族同士の転覆を企むある人物の陰謀があった。
（TSUTAYA DISCASより）

★感想など
いよいよ最後の完結編。
久々に成奎安復活。
ドンとの闘いは計三回行われるが、どれも趣向を凝らしているのが心憎い。
最後の周比利との闘いは蛇足な感はあるが、そうしないと師匠の仇を討てないとも言えるので
これはこれでカタルシスを味わうには欠かせないとも言えよう。
総じて功夫シーンが多い、良い作品でした。
日本版は全４巻と短いし、一気見するにはちょうどいい作品ですよ。
オススメ