レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ブローン・アウェイ/復讐の序曲

2009年03月31日 01時05分24秒 | アクション

「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」
原題:BLOWN AWAY
1994年 米 122分
■監督:
 スティーヴン・ホプキンス
■出演:
 ジェフ・ブリッジス
 トミー・リー・ジョーンズ

●あらすじ
ボストン警察の爆発物処理部隊員のダヴは、恋人のケイトとの結婚を機に引退し、教官職についた。
しかしある日、彼の住む町で爆破事件が起こり、かつての仲間の隊員が命を落とす事態が発生する。
犯人は、アイルランドの刑務所から脱獄したテロリストのギャリティ。
実は昔、彼とダヴは北アイルランド闘争の同志として共にテロ活動をしていた仲だった。
しかしある時に起きた不慮の事故でギャリティの妹が死に、ギャリティも逮捕されてしまったことから、
それを恨みに思い続けてきたギャリティが復讐心から爆破事件を起こしていたのだった。
ギャリティの真意を知ったダヴは、家族を避難させ、彼に立ち向かう決意をするが…。

★感想など
監督のスティーヴン・ホプキンスは、実は知った名前だ。
「エルム街の悪夢5」や「プレデター2」の監督だからね。
本作もそんな彼の映像美みたいなものが感じられる。
ジェフ・ブリッジスのキャラは、「リーサル・ウエポン1」の時のメル・ギブソンぽかった。
主人公が中年で、恋人が子持ちと言うのもちょっと新鮮。
敵役のトミー・リー・ジョーンズも、割とイカレタ奴で、ユーモア好きな不思議な悪役。
結構頑張っていたのではないだろうか。
コーヒーのCMの彼も好きだが。
ストーリー自体は割りと平坦な印象だが、トミー・リー・ジョーンズが仕掛ける爆弾の仕掛けが
視覚的なセンスがあり、それ程飽きる事もない。
全体的に小粒な作品ながら、結構いいのではないだろうか。
木曜洋画劇場辺りで鑑賞すれば、以外に面白かったなとか思える辺りではないだろうか。
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ムービング・ターゲット

2009年03月29日 22時07分30秒 | アクション

「ムービング・ターゲット」
原題:2004 新紮師兄:MOVING TARGETS
2004年 香港 94分
■監督:
 王晶(バリー・ウォン)
■出演:
 謝霆鋒(ニコラス・ツェー)
 陳冠希(エディソン・チャン)
 任達華(サイモン・ヤム)
 鍾欣桐(ジリアン・チョン)

●あらすじ
警察学校を卒業して現場に配属されたばかりのふたりの刑事が組織とマフィアの癒着や家族との愛憎に悩み、
正義を見失いながらも自分を取り戻してゆく重厚なドラマティックアクション。

★感想など
最近の香港映画って感じだが、俺はやっぱり杜峰(ジョニー・トー)より、こっちの方が好きだなあ。
バリー・ウォンも昔程バカな感じじゃないね。
だが、これを観るとやっぱりニコラスはアクション・スターなのかねえ?
サイモン・ヤムはいい感じ。
ジリアンは、しばらく彼女だと気付かなかった。
テーマは二組の親子関係と、友情がテーマ。
だがどちらもストーリーにうまく融合している感じではなかった。
特にニコラスの女上司は、別に必要ない役だったような気が。
まあまあかな。
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フル・スロットル

2009年03月23日 23時25分14秒 | ドラマ

「フル・スロットル」
原題:飆車之車神傳説 ROARING WHEELS
2000年 香港 88分
■監督:
 張敏(アーマン・チャン)
■出演:
 王傑(デイヴ・ウォン)
 莫文蔚(カレン・モク)

●あらすじ
香港の街中をレースするストリート・ライダーたちの活躍を、『天使の涙』のカレン・モク主演で描いたバイク・アクション。
ストリート・ライダーのフェイは、宿敵とのレースで起きた事件をきっかけにレースから引退していた。
しかしある日、彼の前にミステリアスな女・スキが現れて…。

★感想など
これは辛いね。あまりに面白くなくて。
登場人物全員に感情移入が出来ない。
それ程みんな駄目なやつばっかり。
主人公のフェイはバイクばっかりで、息子の命を大事に思わない最低野郎だし
海の家の主人も、ずっと嫌な性格で全く好きになれないし
ライバルのやつも自分の事しか考えない、超最低野郎だし。
そして、こんな嫌な奴らばかりのどうでもいい話がだらだらと続く展開。
これは駄目だ。
だあ一つだけ気になる所も。
それはこの映画、やたらと日本を混ぜる描写。
背景のでっかい看板には、松嶋奈々子? なお茶の看板。
それ以外にも鶴瓶の麦茶のポスターとか、青森りんごのポスターに
窓には日本語が貼られている等、香港映画にしては珍しくやたらに日本が登場する。
だが日本に持ってくる時に誰かの思惑が働いたのか、上記日本のポスターのタレントの顔に
常にモザイクが掛かっているのがヒドク気になる!
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デトロイト・メタル・シティ

2009年03月22日 22時11分21秒 | コメディ

「デトロイト・メタル・シティ」
2008年 日本 104分
■監督:
  李闘士男
■出演:
 松山ケンイチ
 加藤ローサ
 秋山竜次
 大倉孝二
 宮崎美子
 松雪泰子
 ジーン・シモンズ[KISS]

●あらすじ
純朴な青年、根岸崇一は、ポップミュージシャンを目指して大分県から上京する。
だがひょんなことから人気悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター&ボーカルとして活動することになる。
彼らのデビューシングルは大ヒットを記録し、崇一は自分の意思とは関係なくカリスマ悪魔歌手に祭り上げられていく。

★感想など
原作は最高に面白いコメディ漫画。
その世界観を壊す事なく、忠実に実写化した映画。
漫画原作でここまで満足させてくれた実写版はそうそうない。
それくらい完成度が高く、面白い傑作。
まず主演の松山ケンイチは、まさに天才と言える俳優。
見事に二役を演じ、見た目はクラウザーなのに中身が根岸な演技など最高!
まさにリアル・北島マヤ!
社長役の松雪泰子も、パンツを何度も見せるなどノリノリの演技。
きっと演じていて楽しかったんだろうと思わせる。
熱狂的な信者である大倉孝二も、独特の雰囲気を見せた宮崎美子のお母さんも最高。
だが、ヒロイン役の加藤ローサは頂けなかった。
なんかこいつだけ雰囲気が違う感じ。
あわない感じだが、まあそれもどうでもいいだろう。
とにかく原作ファンは全員納得な出来だろう。
ただ、30分くらいでもういいかなと思えてしまう所もあるけどね(笑)
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クライ・ウルフ 殺人ゲーム

2009年03月22日 13時47分09秒 | ホラー

「クライ・ウルフ 殺人ゲーム」
原題:CRY_WOLF
2005年 米 92分
■監督:
 ジェフ・ワドロウ
■出演:
 ジュリアン・モリス
 リンディ・ブース
 ジョン・ボン・ジョヴィ

●あらすじ
素行不良のためイギリスからアメリカの全寮制高校に転校してきたオーウェン。
そこで彼は、相手の嘘を見抜くゲーム“ライング・ゲーム”という遊びに熱中している生徒たちのグループと知り合い、そのゲームで驚異的な強さを発揮する。
やがて彼らは、さらに刺激を求めて新しい悪戯を考えつく。
それは、以前に実際に起きた犯人不明の女子生徒殺害事件をヒントに、連続殺人鬼=ウルフという架空のキャラクターを創作し、
ウルフが彼らを殺害する内容をつづった嘘のメールを全校生徒に送りつけるというものだった。
噂はあっという間に話題となり得意満面のオーウェンたちだったが、ある日、彼のもとにウルフからの脅迫メールが届く…。

★感想など
本作は日本ではCSでしか放送していないレア作品。
だからと言って面白い訳では無い。
そういった意味では、日本でDVDが出ていないのも納得な出来。
ホラーと言うよりは、ミステリーな内容だろうが全然駄目。
ただ思わせぶりなシーンを連発するだけで、伏線になっている訳でもない。
オチも相当ヒドイもんだと思うが、それすらも途中で解ってしまうのは、ミステリーとしては駄目な所。
だがこの作品がやりたかったのって、「SAW ソウ」なんだろうなあと思う。
ラストの種明かしシーンで、「ソウ」のぱくりな音楽を使う辺り、見ていて恥ずかしくなる。
大ヒット映画の後には、それをぱくった二流・三流映画が沢山出来るのは歴史が証明しているが
本作も出来の悪い「ソウ」のぱくりでしか無いだろう。
しかし、昔はこう言ったストーリーの作品って一杯あったけど、昔は必ずジェイソンみたいな殺人鬼が登場し
クライマックスで大暴れな展開だったが。
時代は変わったねえ。
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