レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

オールド・ボーイ

2010年04月20日 23時59分09秒 | ミステリー/犯罪

「オールド・ボーイ」
英題:OLDBOY
2003年 韓国 120分
■監督:
 パク・チャヌク
■出演:
 チェ・ミンシク
 ユ・ジテ
 カン・ヘジョン

●あらすじ
2004年のカンヌ映画祭で審査委員長を務めたタランティーノ監督が絶賛、みごと同映画祭グランプリに輝いた衝撃のサスペンス。
土屋ガロン(作)と嶺岸信明(画)の手による同名漫画を「JSA」のパク・チャヌク監督が映画化。
理由も分からぬまま15年間も監禁された男の壮絶な復讐の旅路をユーモアをにじませつつ力強く描く。
主演は「シュリ」のチェ・ミンシク。
 妻と一人娘を持つ平凡なサラリーマン、オ・デス。
彼はある日突然何者かに誘拐され、小さな部屋に監禁されてしまう。
テレビもあり食事も与えられるが、理由は決して明かされなかった。
そのまま15年間監禁され続けた後、突然解放されたデス。
いったい誰が、何の目的で? 
デスはふとしたことから知り合った若い女性ミドの助けを借りて、監禁した相手の正体を探り始める。
そしていつしかミドはデスに愛情を抱くようになる。
そんな2人の前に現われた謎の男ウジンは、“5日以内に謎を解き明かせ”と、互いの命を賭けた“ゲーム”を提案するのだった。

★感想など
面白いとは思うが、観る前の期待は大傑作だと思ってたので、そこまでは満足しなかった。
オチが途中で解ってしまう欠点もあるが、全体的な展開がイマイチかな。
監禁されているシーンが全然短かったのにはビックリしたが。
残酷なシーンが結構あり苦手な人には辛いだろうが、ハッキリ見せている訳ではないので、大丈夫と言えば大丈夫。
でもこのストーリーは、実際かなり興味をそそられる内容なので、一度は観た方がいいかも。
ハリウッドでD・フィンチャー辺りがリメイクすると、ぴったりくるかも。
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吸血髑髏船

2010年04月18日 13時21分14秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「吸血髑髏船」
1968年 日本 81分
■監督:
 松野宏軌
■出演:
 入川保則
 西村晃
 岡田真澄
 金子信雄
 小池朝雄
 内田朝雄
 松岡きっこ

●あらすじ
航行中の貨物船・龍王丸で、積み荷の金塊を狙った5人が船員を皆殺しにするという凄惨な事件が起きる。
3年後、船医である夫とともに殺された依子の双子の妹・冴子は、姉に引き寄せられるようにして漂流する龍王丸に遭遇、航海日記を発見する。
その後、逃げおおせていた5人の犯人が次々と謎の死を遂げていく。
陰惨なムードと謎をはらんだストーリーが見どころの怪奇映画で、『吸血鬼ゴケミドロ』に続く怪奇路線として制作された。

★感想など
雰囲気はいいんだけどねえ。
脚本の破綻っぷりは凄く、突っ込み所には困らない感じである。
ストーリーを追いかけると良く分からなくなるが、役者陣は充実している。
だが、金子信雄とW朝雄が揃っている姿を見ると
「仁義なき戦い」を想起させるね!
西村晃の出番が少ないのは残念だけど、時間が短いので割と最後まで楽しめるだろう。
所で、岡田真澄が松岡きっこの胸をはだけさせるシーンがあるが
その際の松岡きっこのおっぱいは本人なんだろうか?
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のだめカンタービレ 最終楽章 前編

2010年04月18日 00時12分27秒 | ドラマ

「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」
2009年 日本 121分
■監督:
 武内英樹
■出演:
 上野樹里
 玉木宏
 なだぎ武
 チャド・マレーン
 吉瀬美智子

●あらすじ
二ノ宮知子の同名人気漫画を上野樹里、玉木宏主演でテレビドラマ化し、
大ヒットとともにクラシック・ブームも巻き起こした「のだめカンタービレ」を銀幕に昇華、
新たなキャストも加わりクライマックスへと突き進む劇場版2部作の前編。
ピアノに非凡な才能をみせるエキセントリックな野田恵(通称のだめ)と
指揮者を目指すエリート音大生・千秋真一の恋の行方を軸に、
おなじみの個性豊かな面々とのコミカルな掛け合いが繰り広げられていく。
監督はTV版の演出も手掛けた武内英樹。

★感想など
今日TVでやってたから観た。
これ、劇場に行きたいと思っていたくらい観たかったんだよねえ。
まあ事情があって、劇場に行く事は出来なかったけど。
期待よりは全然面白くなかったかな。
なんか、TVで放映したヨーロッパSPの出来の悪いリメイクみたいな感じだったね。
実は俺はそのヨーロッパ篇しか観た事がないんだが、あっちの方が面白かったぞ。
本作は駄目なオケが団結して上達する様が全然描かれていないから、最後の演奏会で
上手に演奏出来て観客が喝采を挙げるカタルシスに、全く繋がっていなかった。
それじゃあ「少林少女」と同じだろうが!
ヨーロッパSPもそうだったけど、前編は千秋を主役に、後編はのだめを主役に描くのかね。
そうなると、映画版の後編も期待できないかな。
なんか、のだめが悩んだり苦しんだりしてる展開が面白くないんだよね。
のだめが繰り出す無茶パワーが爆笑を誘う気がして、笑っていないのだめは辛い。
でも後編も観ますけどね。
だがそれ以上にTVシリーズをちゃんと観たいなあ。
本作のテーマ曲として使われていた曲も、実はTV版の1シーンの曲なんだべ?
今度、再放送したらちゃんと観ようかな。
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地球が静止する日

2010年04月14日 22時35分51秒 | SF/ファンタジー

「地球が静止する日」
原題:THE DAY THE EARTH STOOD STILL
2008年 米 106分
■監督:
 スコット・デリクソン
■出演:
 キアヌ・リーヴス
 ジェニファー・コネリー
 ジェイデン・スミス
 キャシー・ベイツ

●あらすじ
51年に製作されたSF映画の古典「地球の静止する日」をキアヌ・リーヴス主演でリメイクしたSFスペクタクル・サスペンス。
ある使命を帯びて地球に降り立った宇宙からの使者を前に、ついに存亡の危機を迎えた人類の運命を壮大なスケールで描き出す。
 ある日、謎の巨大な球体が地球に飛来、アメリカ政府が厳戒態勢を敷く中、宇宙からの使者クラトゥがセントラルパークに降り立つ。
あらゆる分野の専門家を集めた対策チームが組織され、亡き夫の連れ子ジェイコブと2人暮らしの生物学者ヘレンも強制的に招集される。
やがて軍の施設でクラトゥに対する尋問が試みられるが、クラトゥは特殊な能力で拘束を解くと施設から姿を消してしまう。
クラトゥの目的も判らぬまま世界中がパニックとなる中、クラトゥは協力者にヘレンを選び接触を図る。
そしてついに、ヘレンはクラトゥから衝撃の事実を告げられるのだったが…。

★感想など
オリジナル版をいつ観たっけと思って、ブログを遡ってみたら去年の9月くらいだった。
もうちょっと最近かと思ってたけど。
映画としての導入はこのリメイク版の方が断然面白いけど、オリジナルにあったテーマ性とか
哲学的なとことか一切無くなっちゃってるね、これ。
異星人のクラトゥも全然キャラクター違っちゃってるし、
特にラストのひどさったらねえな!
でもゴートは格好良かったな。
デザインとはオリジナルと比較しても、甲乙付けがたい感じ。
だがクライマックスに、もう一暴れして欲しかったな。
ラストまでは面白かったのに、非常に残念な作品。
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未知空間の恐怖 光る眼

2010年04月14日 12時51分22秒 | SF/ファンタジー

「未知空間の恐怖 光る眼」
原題:VILLAGE OF THE DAMNED
1960年 英 78分
■監督:
 ウォルフ・リラ
■出演:
 ジョージ・サンダース
 バーバラ・シェリー
 マーティン・スティーヴンス

●あらすじ
原作はジョン・ウィンダムの『呪われた村』。
ある村で、村人たちが一斉に仮死状態になるという事件が起きた。
村に居た妊娠可能な若い女性は皆、妊娠してしまう。
やがて生まれた子供たちは、異常に発育が早く、一様に超能力を持っていた……。
異星人による地球侵略をテーマにしたSFホラー。
「続・光る眼/宇宙空間の恐怖」に続く。
95年にジョン・カーペンター監督でリメイクされた。

★感想など
リメイク版を昔観た事があって、結構面白かった記憶が残っている。
どこかでオリジナル版の方が面白かったという記述を見たような気がしていたので
いつか観たいと思っていたオリジナル版がこれ。
感想としては、リメイク版の方が好きかも。
ラジー賞で最低リメイク賞を取ったみたいだけど。
ストーリーの大枠は変わらないので、特に感想もないんだけど
リメイク版は観ていてちょっと長いと感じた所もあったので、長さとしてはこれくらいがちょうどいいかも。
続編があるのは知らなかったので、いつか観てみようかな。
(話的には続編ではなく、再構築したリメイクっぽい内容らしいが)
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