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暴走死亡(母子2人)事故で逮捕されない「上級国民」(元高級官僚)について:(1)「大卒・非大卒」の分断、(2) 「中流」幻想・「改革」幻想、(3) 東京と地方の差!

2020-02-26 01:01:53 | 日記
※《参考》「上級国民」流行する国『朝日新聞』2020/01/25

(1)
平成の30年間(1989-2018)で分断社会となる。①分断線は「大卒・非大卒」(現役世代で半々)にある。②学歴再生産:若者の3人に2人は親と同じ学歴。③非大卒層は、「エリート(高級官僚・政治家・経営者層)は頑張って」とお任せ状態で委任している。無関心や諦念。④今回、非大卒層が「ルール破りをしても守られる」ことには「上級国民」と怒る。《参考》社会学者・吉川徹(キッカワトオル)(1966生)『学歴分断社会』(大卒/非大卒という分断!)
(2)
⑤「われわれ」意識が消滅した。「国民」の消滅。⑥「頑張れば、やがてみんなが中流になれる」という物語の崩壊。「失われた30年」(平成30年間)の結末。自分は一生「上級」になれないと思う。⑦「改革」の物語も崩壊した。Ex. 民主党政権2009(H21)-2012(H24) の「改革」の物語失敗。⑧「下級」に連帯意識もない。寒々とした「個人化」。《参考》歴史学者・与那覇(ヨナハ)潤(1979生)『歴史が終わる前に』(安倍長期政権やトランプ登場をもたらした「もう歴史に学ばない社会」の形成をたどる!)
(3)
⑨「門地や職業に依て限られた範囲」の「上級国民」と佐々木惣一(大正デモクラシー期)が言った。⑩様々な制度にコミット(参加)やアクセスできる「権利」を持つ上級国民。⑪この意味で、「東京と地方の差」は、貧富の差や男女のジェンダー差以上に大きい。《参考》歌人・山田航(ワタル)(1983生)『さよならバグ・チルドレン』(Ex. 走ろうとすれば地球が回りだしスタートラインが逃げてゆくんだ/昨晩のその場しのぎの言い訳にサランラップがかけられてゐる/冷蔵庫それは内側だけをただ照らし続けて立つ発光体/貴意に沿ひかねる結果となりますがわたしはこの世で生きてゆきます)ある書評に「寂しさや痛さや辛さを常態として生きているしかない感じ」とある。また別の書評に「怖ろしく寺山修司っぽい」とある。
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