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「蟻と蝉」(336)『イソップ寓話集』岩波文庫:蝉は「身から出た錆」、蟻は「稼ぐに追いつく貧乏なし」だ!

2018-07-13 21:35:52 | 日記
 「蟻と蝉」 Ants and a cicada
冬、蟻たちは食べ物がたくさんある。 In winter, ants have many foods.
理由は、夏、蟻たちがしっかり働いたからだ。 The reason is that they worked hard in summer.
蝉が蟻たちに言う。「どうか少し食べ物をください。」 The cicada says to ants, "Please give me some foods."
蟻たちが拒否して言う。「夏、君は一日中歌っていて働かなかった。君はひどい結果を受け入れなければならない。」
Ants refuse and say, "In summer, you sang all day and didn't work. You must accept your bad result."
教訓:危険と苦痛を避けるために、君は常に注意深くし準備しておかねばならない。The lesson: In order to avoid danger and pain, you have to be always careful and ready.

《感想1》
日本では蟻とキリギリスの話だ。アルプス以北に蝉がいなかったので、キリギリスに改変された話が、日本に伝わったようだ。
《感想2》
イソップ物語で、蝉は見捨てられる。これでは可哀想だということで、《蝉は食料を蟻からもらい、以後、まじめに働く》と話を変えることもある。
《感想3》
日本のことわざでは、蝉は「身から出た錆」、蟻は「稼ぐに追いつく貧乏なし」だ。
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