魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

赤ワイン&ビネガーバーガー-フェヴレ モンテリー1er

2020年12月02日 | ワイン 2020

モスバーガーの「とびきり赤ワイン&ビネガー バーガー」(クリック)を食べてみた。

 

お~、美味しいよー。

もちろんノイズ・アル・ダイナーとか大阪屋とかショウグンバーガーみたいにスーパーでは

ないけど、価格もその分お安め。赤ワイン&ビネガーの部分が写真では見にくいけど、

一番上にかかっています。その部分が大人の味です。あとマヨも入っていてワインやビネガーの

味をまろやかにします。

 

2個めに定番のモスバーガーを食べてみるのだけど、やはりモスバーガーはモスバーガーだよなあ

って我に返ります。 何かこれ既定路線ですよね。

 

 

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

先に書いておきます。笑っちゃうくらい美味しいワインです。

 

2018 モンテリー 1er レ・シャン・フリオ(ドメーヌ・フェヴレ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、4千円程度)

 

香りはチェリー、イチゴ、カシス、ブラックチェリー、そんなフルーツにコンポートや

ジャム、圧倒的な赤い花や蜜の香り! 濃くミネラリーで力のある香りです。

 

味わいもやはりすごい。ちょっと興奮しています。

濃いベリーや果実味のゴージャスさ、果実味に埋もれたタンニンや酸味、骨格もあり、

しっかり熟成しそうです。今も良いけど10年後には今の姿とは全く違う美しい

味わいになることでしょう。

 

モンテリー村はヴォルネイ村の妹分的なイメージですが(価格差もあります)、

このワインに関してはヴォルネイと言っても十分な味わいだと思います。

 

実際、このシャン・フリオの畑はヴォルネイ村の最高峰の畑、クロ・デ・シェーヌの

隣りなので(村の境目がそこにある)、抜群の立地で超穴場ワインとなります。

クロ・デ・シェーヌだと1万円程度のものですが、その隣のこの畑なら4千円程度。

これって買いですよね。美味いので止まりません。

 

前に書いたメルキュレもそうですが、2018年のフェヴレ社の赤ワインはとんでもない

出来です。若くしてこの誘惑いっぱいの風味があり、熟成してもその風味はキープして

いくことでしょう。しっかりと買い込んでセラーを満たすことをおすすめします。

 

2018年のブルゴーニュはとにかく素晴らしいワインの宝庫ですので、この時期

(コロナ禍でいろいろあることでしょうが)でも将来を見据え、仕込んでおくべきです。

コロナ禍が滅多に来ないであろうと同様に2018年のような当たり年も滅多に来ないかも。

 

ボルドーが1961年の再来であるということですが、ブルゴーニュだって2005年以上

かもしれません。1947年とか1985年とかを思えば、やっぱり買いのヴィンテージです。

こういうワインを飲むとつい興奮してしまいました。

 

 

 


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