今夜の試飲はこれで。
2016 Ψ(PSI プシー or プサイ)
(スペイン、リベラデル・ドゥエロ地区、テンプラニーリョ種メイン、赤、4千円程度)
スペインにはすご~くお高いワインがありますが、それは「ピングス」、「レルミタ」です。
それぞれ10万円コースです。で、「ピングス」の2ndワインが「フロール・デ・ピングス」
(Flor de Pingus)、そして3rdワインが、このΨ(プシー)です。テンプラニーリョ種94%、
ガルナッチャ種6%。WA(PP)93が付いています。ピーター・シセック氏が造り出します。
Ψはギリシャ文字でα、β、γの仲間です。
香りは、開けたては漢方のようです。時間が経つと変わってきてプラム、ブラックチェリー
などのフルーツに還元臭、酵母や土、キノコみたいでまろやかなありつつ、立ち昇る
シンナーや揮発性のものもあります。
味わいは濃厚ですがとてもなで肩で、すとんと落ちていくまろやかさ。ミネラリーで
石や岩のニュアンスを感じつつ旨味も感じることが出来ます。すとんと来るわりには
ニュアンスは結構あって、それは時間と共に豊かに変わっていく変化がまた面白い。
飲んだ感じではオーガニックかな?と思いましたが、実際はビオディナミ農法で造られて
いるようです。ピーター・シセック氏の思い入れがあるワインのようです。
調べてなるほど、ビオディナミだなあと腑に落ちるようでした。
ところで先日ある麺屋さんへ行きました。予想に反してすごい人気。
それが私の後から来店するのが全員女性ばかりで・・・男性はひとりに。
おぢさんすごく居心地悪い。焦りました。
こっそり撮った写真。
この状況は尋常じゃない。
食べた麵も、私の心のようにドロドロ。
24辛にしたらトウガラシの量が24倍増えるだけで、辛さはたいしたことない。
山のような量に(さらにおにぎりと唐揚げ2個付き)、山のようなドロドロ。大変だった。
女性に囲まれた中で、おぢさん泣きました。
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