魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

こういうのトコロテン(心太)状態って呼ぶのでしょうか

2011年09月27日 | ワイン ~2019年
さあ、今夜はこれ。





2009 ヴァントゥー シュッドゥ
   (仏、赤、千円未満)

セパージュはよく分かりませんが、グルナッシュ、サンソー、ムール
ヴェードル的感じです。

香りは赤い花びら、しかも鮮やかな赤が色と共に押し寄せます。
カシス、ブラックチェリー、ハーブ、クリーニングの石油など。


味わいはアタックがソフトで意外と軽めです。が、結構エキス分や味わい
の広がりがあってビックリします。ただ、格調高さ(エレガントさ)が
なくて、やはり南仏の一般的ワインの範疇を脱し切れてはいません。

でも考えるに、千円未満ですからそれはそれで良いのでしょう。



さて、明日は試飲会でまた福岡行です。

12社合同の試飲会なので、200アイテム以上との格闘は覚悟しなければ
ならないでしょう。

優雅に暇そうに飲んでいるように見えるでしょうが、ホントは案外
じたばたと格闘していたりします。


本心としては、完全に仕事を離れて飲む時が「優雅タイム」です。




そうそう、明日以降、新入荷の嵐になりそうで、セラーに入りきれるか
どうかが心配です。ぜひとも1本でも買っていただき、セラーのスペース
を確保したいところです。(セラーをもっと広くしておけば良かったの?)

きっとこういうのって「トコロテン(心太)状態」といえるのでしょう。

人間の処理能力もきっと似ていて、後から来たものを受け入れるために、
次から次へと、入れちゃー出し、入れちゃー出し・・・。


結構大変な状態ですので、お買い上げよろしくお願いいたします。


でもこれはきっと世の中に美味しいワインがいっぱいあり過ぎて、幸せだと
いうことに違いない!と思っていただくと嬉しいです。


ワインを飲むときっと人生が幸せになります。


コメント
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