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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ワインの秋、廃墟の秋?

2007年10月03日 | ワイン ~2020年
10月に突入し、いよいよ秋も本格的に・・・?
まだ残暑って感じが抜けません。しかし、

TVでもワイン番組が放送されます。ぜひご覧下さい。

NHKですが、
10月5日(金) 午後10時~11時 総合・BShi
「プレミアム10 生中継 秋のブルゴーニュ フランス小さな村の物語」
というのは面白そうですよ。

さらに
BSではこの日より1週間程度連続でブルゴーニュ特集が放送予定です。
私も好きで応援しています「ドメーヌ シモン・ビーズ」も登場しそうです。
詳しくはこちらをご覧下さい。

念のためURLを貼っておきます。
http://www.nhk.or.jp/france-sanpo/


ところで本日、このブログで廃墟を取り上げて初めて、「ここを見た!」という
廃墟好き?の女性のお客様がご来店されました。
昨日ブログに書いた場所もご存じで、行ったこともあるそうです。
メチャ嬉しかったので、お引き止めしてちょっとだけお話しいたしました。

「廃墟探索の秋」かも?・・・って、廃墟のネタもほとんどないんですけどね。


さて、そんなこんなで本日のワインです。

2005 ビンバジン
   (オーストラリア、赤、Shz、CS、Me、千円台半ば)

「ビン・ラディン」ではありません。念のため。
彼が愛飲していたらすごいとは思います。

明るく外向的で取っつきやすい果実味。薄くもなく、かといって濃すぎず、
渋すぎず、絶妙のバランスなのかも知れません。
クリアで艶やかなところは良いのですが、数あるワインの中で敢えてこれを選ぶ!
といったポイント、キャラは弱いとは思います。

どこのお店にあっても、もちろん当店のナインナップにあっても良いとは思います。
ただ、いくつも飲んでいくうちにあまり印象には残らない気もします。
そう言った意味では難しい。しかし、誰もが美味しく飲めるワインです。

私は、一部の特定の人だけが飲めるような、贅沢だったり、あまりに限定的
で入手困難だったりするお手柄付き?のワインばかりが、良いワインだとは思い
ません。出来るだけ多くの方に、入手もさして困難でなく、親しんでいただける
味わいを持ったワインこそが、ご紹介したい素晴らしいワインだと考えています。

そういった意味では、このワインはフレンドリーで良いと思います。


コメント
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