住職の独り言

~ご縁に触れて~

失言

2009年03月11日 | Weblog
昨年の10月鳥取県の警察官が、自転車の2人乗りで、一人は頭巾をしている高校生を見つけ、「その変な格好したやつ止まれ。おまえはタリバン(アフガニスタンの反政府武装勢力)か、自転車はだれのものか?」と強い口調で問い、ずきんを取るよう迫ったという。

高校生は、ポルフィリン症という難病で、日光を浴びると皮膚が腫れ上がるだけでなく、内蔵障害を起こし死に至ることもあるという。

このため日光を避けるために、昼間野外に出る時はズキンの他、長袖長ズボン、手袋をするそうだ。

この時は高校生が病気を説明しズキンをとらずに済んだそうだが…この問題が県議会でも取り上げられ結局県警本部長が陳謝したという。

私も友達の白衣の下のトランクスがマンガの絵で透けて見えるから一言いったら、側にいる人に「それはセクハラじゃない!」と言われたことがある。

何気ない一言が相手を傷つけ、自身の命取りになることもある。
お互い注意したいものだ!
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