住職の独り言

~ご縁に触れて~

伝道院同窓会(1)

2024年02月04日 | 独り言

関東の伝道院同窓生6人で勉強会を開催

今回は、鎌倉で集合し画家平山郁夫先生の自宅隣地にある画室「庫庵」を訪問見学しました。


(同窓生と平山東子館長と記念撮影)

平山郁夫先生(1930~2009) は、風光明媚な瀬戸内海の生口島に生を受け、15歳のとき広島にて被爆。後遺症と生活に困窮する中、29歳のときに玄奘三蔵の求法をテーマに描いた「仏 教伝来」を発表。一躍脚光を浴び、画家として本格的な歩み が始まりました。

そこから生涯をかけてシルクロードを中心に取材の旅を続けながら、仏教を基調とした作品を次々と世に送り出し、晩年、その集大成として薬師寺・玄奘三蔵院に奉納した壁画も、この鎌倉のアトリエで 制作されたものです。

(平山館長の説明)

この場所は平山作品創出の制作現場です。各地での取材旅行のスケッチブックや、作品制作の下図等が収蔵され、また、 絵の具・筆等の画材も整然と配備されています。

(この度の幹事早島先生のしおりより一部転記)








シルクロードや中国への写生されたスケッチブックは膨大な量があり、坦然に山々等をスケッチして回られたご苦労が身にしみます。(次回へ)

























自分の絵を求めてシルクロードへの旅
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