住職の独り言

~ご縁に触れて~

倶会一処

2024年01月10日 | 独り言
倶会一処(くえいっしょ)
 ともに一つの場所で会うということ。(阿弥陀経)には
「かくのごときの諸上善人とともに一処に会することを得ればなり (諸上善人倶会一処)」
と説かれている。なお、浄土真宗などでは墓石の正面にこの語を刻む場合もある。

現代では死別の悲嘆(グリーフ)といふことが云われるが、浄土真宗では古くからまた会える世界を説いてきた。越前では死を迎えた者は、ウラ(わたし)は先にまいらせて(往生)もらうさけ、あわてんでもいいさけオメ(あなた)もまいって来いよ、と倶会一処の世界を語っていた。

参照〈倶会一処 - WikiArc (wikidharma.org) 〉



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