住職の独り言

~ご縁に触れて~

特攻…母の願い

2017年12月28日 | 独り言

石川県七尾市の石倉およさんは

特攻隊として襲撃する息子の

石倉三郎中尉(明治大学在学・戦死後大尉)に

宛てた手紙(原文より)

「ばくだんをかかへて行く時は、必ずわすれまいぞ、

ナムアミダブツととなへてくれ。これが母の頼みである。

これさへ忘れないで居てくれたら、母は、此の世に心配事はない。

忘れないでとなへてくれ、こん度合ふ時はアミダ様で合ふではないか、

これがなによりも母の頼みである。

忘れてはならないぞ     母より」

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