住職の独り言

~ご縁に触れて~

冬木立

2014年12月21日 | 独り言

冬木立

春に向かいて

ひとやすみ

冬の木立を見ていると

春には新緑で生い茂り

数え切れない程の若葉を生み出し

秋には木の葉たちも成熟し

紅葉を迎え

そして木の葉は独り立ちするかのように

自然の世界へ解き放たれる

「散ると見るは 凡夫の眼 木の葉だ大地に帰るなり」

という詩があったけど

木は親で、木の葉は子どもと置き換えて考えると

冬木立は子どもを社会に送り出し

ほっとしつつ春に向かって

ゆっくりお休み中かな…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする