~朝の詩~
「よかよ」
遠くへ嫁ぐ私に
「よかよ」と、母は言った。その裏は
「幸せになりなさい」
阪神大震災の時も
「よかよ」その裏は
「命があれば何とかなるよ」
母の看病に帰れなかった時も
「よかよ」その裏は
「家庭を守りなさい」
しみじみかみしめる
亡母の言葉「よかい」
(兵庫県西宮市 松浦末子 64)
この詩を読んで感じたこと
「よかよ」
何とほっこりする詩だろう
まるで阿弥陀さまが、私に言っているように感じました。
「よかよ…そのままのおまえでよかよ」
「私はどんなことがあっても、
あなたを見捨てないから…よかよ」
合掌