住職の独り言

~ご縁に触れて~

床屋さん

2008年06月09日 | Weblog
床屋さんに行ってきました。

床屋さんでしっかり熟睡しちゃうんですよね。
相手は刃物を持って、目の周りとか色々の所にカミソリを当てるのに…
床屋さんというレッテルが私を安心させるのでしょうか。
信用出来ない人だと、眠ってなんか居られないでしょうね。

昔、こんな法話を聞いた事があります。

新幹線の時間待ちの間に、床屋さんへ入った。
時間がないので、床屋さんがやりやすいようと思って、
床屋さんが手で顔を動かす前に自分で顔を向ける。
しかし、
「じっとしていて下さい」
「私がやりやすいように私が顔を動かしますから…」
「お客さんはジッとしていてくれればいいんです。」


浄土真宗の信心も、お念仏申した方が良いんではないか…
こう思えるようになった等々…
私の手垢のつきた雑行雑修の行は不要です。
まっさらな如来の本願力に計らわれて参らせていただくのです。

蓮如上人~御一代聞書~

「真実信心の称名は 弥陀回向の法なれば 不回向となづけてぞ 自力の称念きらはるる」(正像末和讃・三九)といふは、弥陀のかたより、たのむこころもたふとやありがたやと念仏申すこころも、みなあたへたまふゆゑに、とやせんかくやせんとはからうて念仏申すは、自力なればきらふなりと仰せ候ふなり。

南無阿彌陀佛
コメント
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