King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ブラジル焼けてます

2013年02月02日 12時26分37秒 | 珈琲
新春キャンペーンでコスタリカのゲイシャの感想もそろそろ上がって
きています。

もっとCOEを飲みたいとか次のもっと高級品を飲んでみたいという希望があれば
秘蔵豆を放出してみようかと思います。

年末年始に自分用の豆を焼いて皆さんにも味見をと予定していながら
そんな余裕もなく皆さんのプチギフト用注文をさばく日々になった年末年始でしたが、
1月にとっておきのゲイシャでスペシャルティの魅力に気が付いた方、失望した方、
もっと飲んで判断したいと思った方、実際どちらでしょうか。

とにかく自分で飲んで感じることが大切です。

今うちで一番安い豆。それはブラジルサントスNO2です。それは一番まずい豆と
いうことで安いのでしょうか。

それはみなさんが判断してみてください。

よその店の豆と比べてみるのもいいでしょうし、ご自分が飲みたい味の豆と
比べてどうだという感想でもいいでしょうし。

今飲みたい味ということであれば当店では季節のブレンドをいつも提供して
います。

今は『雪見ブレンド』という名前の豆です。

雪はなくなってしまいましたが、ガツンと苦く、深く落ち着きをもたらし、
どこまでも続く真っ白な雪原のように透明にまっすぐな味が続き甘味とカカオ感
が残り、いつまでものどからその香りが鼻に上ってくるという感じです。

ブラジルは200g640円
雪見ブレンド200g980円

です。

遠隔地の方は、500g注文で、レターパック発送に限り、送料無料。
3500円以上も送料無料です。支払いは郵貯同士振込手数料無料です。
初回でない方は発送後支払いで構いません。

ご注文はメールでどうぞ。(このページのメッセージを送るからどうぞ)
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混沌と輻輳する世界と般若心経

2013年02月02日 11時43分11秒 | 日々のこと
昨日見た100分DE名著『般若心経』の最終回は世の中俯瞰して初めて
見渡したような晴れやかな気持ちにさせるものでした。

今回の名著ほどの出来はそうないと思います。

いつも何度も読んだ本の解説を聞き、何か食い足りなかったり本来の
テーマを読みこなせてないしっくりこないものを抱えたまま終わってしまう
本当に初心者のための入り口程度のものが今回は違ったなと思うことが
度々でした。

それは空とか無の解説も当然テーマとしては出てきますが、釈迦と観音と
舎利子という三角関係を知ることで世界観とかテーマがぐっと近づいて来て
それとともに起きた悟りの境地への疑問が次の回で触れられるという至れり
尽くせりの今回の名著だったのです。

私は普段人と話をするときに相手の年齢とか社会的な地位とか全く考慮せず
その人のレベルとか人に合わせた話という仕方を取らない主義です。

いつでもだれでも一人の人間として同じ時を生きる同士としての会話を
しているつもりです。

同じ体験と同じような境遇を経てきた人と話をするのとはどうしても話の
リアクションに差があり、その限界を感じることもありますが、最近それは
当然のことであり、それはこの般若心経の世界観では世の中まさにそのまま
を映していることを知ります。

最近政権を交代してすでに原発廃止を見直しを表明した安倍政権は、それが
正しく大人の世界なのだと説き、根拠のない原発廃止や地域社会を顧みない
核リサイクル中止はあり得ないとしました。

福島の原発が未だに収拾廃炉のめどさえ立たないのに、その危険をはらんだ
原発を再開させたり、新設を目指すのが本当に正しいのでしょうか。

多くの人が米国の基地が日本にあったり、危険な原発がこれからも使われ
続けるのに反対でしょう。

しかし、民主的選挙が行われ世界の役割の中では原発廃止ができないし、
新設もやっていくのが正しいという政権に危ないものはいらないというのは子供の
意見なのか。

こういう混沌としたところにも不変な真理はあるとした般若心経の心を知れば
混沌も人との会話もまた違ったものに感じます。

私も今まで通り、相手の理解やリアクションに関係なく同じように対等な人間として
の会話スタイルを続けるでしょう。
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『レ・ミゼラブル』見た

2013年02月01日 23時55分29秒 | 映画
熊谷にスキー板を取りに行った28日夜に見ました。

映画の『レ・ミゼラブル』です。

ご存知のようにずっと舞台で上演され続けているミュージカルの
映画版で、ヒュージャックマンがジャン・バルジャンのやつです。

この映画用に新曲が2曲作られたといいますがどれだかもとより舞台を
見ていないので知る由もありません。

ですが、上演時間が長いのですがそれも気にならずにじっくりと見入ってしまう
映画です。

アンハサウェイの娼婦に身をやつす流れとか映画ならではの演出で、舞台を
完全映画化という技を見せる手法の見事さを感じます。

アンハサウェイの体当たりともいえる演技とやたらと多いアップとは好き嫌いが
あり、意見の分かれるところだと思います。

しかし、あの大物がここまでやっているという感じが随所に現れ、コゼットの哀れさが
この映画の主題になったときにどれだけの人の心を鷲ずかみにし、血が繋がって
いなくても自己犠牲をして富も地位も自由も犠牲にするまたジャンバルジャンの
意思と現在に通じる貧富の差と格差社会を打ち破る人間の愛の力を高らかに
歌い上げています。

もちろんそこにそれでいいのかという疑問や時代的な背景や現代的覇権への
思いも働きますが、まずはその人間愛を堪能してみてからそれらを考えても
いいのではないでしょうか。

確かに昔そんなわけで人間愛から格差を打開して民衆が立ち上がり、革命を
なしてきたわけですが、今のテロと愛国無罪を叫んで日本の企業を襲う人々と
同じ話のようには見えませんよね。

いや同じことだと納得してもっと民主化して世界が良くなるとこの映画から
感じるのが主題でもないし、逆にそんな人々を思っていやな感情を思い出す
のも見方として正しくはないでしょう。

でも、自分たちはそうやって民主化を手に入れ豊かさと自由を手に入れてきたと
過去礼賛ですませていいものなのか。

逆に世界の人はどう見たのか、世界的に格差や貧困が問題に上がるときに
日本はデフレ克服をやっと前面に打ち出し豊かさを取り戻そうと動き出し
輝きと世界をリードする役に回れるのかどうか大変気になるところです。
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