King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

主役なし?グリズリーズ対ナゲッツ

2012年02月03日 10時28分14秒 | バスケ
Tuesday, January 31, 2012
8:00 PM ET - FedExForum, Memphis, TN

    1  2  3  4  OT  T
DEN 23 26  18 24  6  97
MEM 19 18  23 31  9  100

Arena: FedExForum, Memphis, TN
Officials: #48 Scott Foster, #27 Dick Bavetta, #66 Haywoode Workman
Attendance: 13651
Duration: 2:43

この試合はPGの資質というかできにより決したように見えました。

主力のフォワードの攻撃力が弱いというチーム特色で、インサイドには
ビックマンがいるという似た形ながらPGのスタイルは随分違います。

どちらもゲームを俯瞰してチームを動かすというほどのセンスも
バスケIQを持つとも思われませんが、独特のテクニックをそれぞれ
持ちます。

キーになったのは、トニーアレンとアンドレミラーですが、どちらも
裏方というか縁の下の力持ち的な役割ですが、自らのテクニックで
勝ちたいという気持ちは強いと思います。

トニーアレンには通常必須の外からのシュートが全くなく、守備の
選手というイメージだし、ミラーなどテクニックというよりは
ベテランとしか呼ばれないような選手です。

しかし、自らの力で決めたいという気持ちは重要で、劇的なブザー
ピーターでなく隙を付くようにスルーと中に行き、決めてくる
ようなテクニックもいらなそうなことでも実は経験とゲームを
読んでいる力は必要なのです。

アシストとして数字に現れない人を使う力など総合力が要求
されるポジションながら人はどうしても俺が決めてやると
いう気持ちが現れたプレーをしてしまいます。

それを使うHCの力量も問われる訳で、この試合など後半3Qの
追い上げを許した時点で結末は見えたと思えました。

アンドレミラーが自分で決めるところをもっとネネイなどに
託していたら、外で楽に打てる環境を作ることに腐心したら
とこの逆転劇への処方箋が彼に集まるのも戦力ではナゲッツの
方が勝っているとみえるからでしょう。

そう、相手は得点力がゴール下しかないトニーアレンに負けた
となれば当然責任はミラーの力不足に向くという物です。

守備の選手として控えのガードがいつの間にか人気の選手と
変わり、他のPGとは違い、外から入れる力もなく、パスがたくみ
というわけでもないのに、チームを引っ張っていく面白い選手
だと思います。

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