King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

君はスペインチームを見たか

2008年08月17日 23時34分11秒 | バスケ
ベイジン五輪予選リーグB組全勝同士のスペイン対
米国はこれは今大会の優勝を占う対決です。
埼玉アリーナでのあの強さをまた見れるのか。
期待を持ってみた試合は、予想に反したものでした。
というのは、スペインのバスケが世界バスケでの
強烈なあたりと外からのシュートという効率のよい
得点が見られません。

高さも活かしていないし、戦術もすっかりNBAスタイル
で、まるで最初からNBAの試合を見ているようでした。
あの埼玉で見た熱い戦いでもありません。
最初こそ、これは互角で戦力的にも遜色ないという
感じでしたが、徐々に特色があらわになるとスペインの
攻めに疑問がわきます。

なぜもっと多角的に攻めないのか、いつも単調でセットも
あやふやでこれは寄せ集めでちっとも練習してこなかった
チームのようです。明らかに前回のチームよりチーム力が
落ちています。高さでは完全に勝っているのに、それを
活かせていないばかりか、守りもおざなりであの激しく
ギリシャとあたりあった強さが見られません。

アメリカは、この試合でも必死さが現れていて、レブロンと
ウエイドの全開ぶりもシーズンでもこんなにやるかという
くらいだし、コービーも徐々に国際試合ルールにアジャスト
してきているといった感じです。唯一の不安材料は、ファウル
トラブルでセンターは、ドワイトハワードだけなので、彼に
集中して当たりまくれば、そこから崩壊するのは目に見えて
います。それにハワードはフリースローは下手なので、中で
ボールを持ったらすぐにファウルする価値があります。

スピードに対抗するにもファウルでゲームを切ってゾーンで
守るということも予想でき、まだ各チームとも対応する策は
隠しているようです。
それにしてもこの試合も第3Qを丸々カットしてあり、流れとか
ゲームの方向性とか一番重要な後半最初が見られないという
事態に疑問を感じます。
話題の新星など見所はあったもののスペインにはがっかり
しました。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-08-21 01:25:06
スペインの体たらくはNBAと国際試合を掛け持ちすることがどれほど難しいかというのを物語っているのではないでしょうか。
返信する
どこも前ほど (蘭柁柚聹)
2008-08-23 13:05:37
中国の躍進は目立ちましたが、他の国はそれほど
今回の五輪は一生懸命でないような感じですね。
それに、世界のバスケがNBAに歩み寄ったというか
NBAに参加する選手が増えたか結果、世界のバスケが
堕落したということでしょう。

スペインは国内のリーグが盛んで、そこでの戦いと
NBAでやる選手との整合性とか新たな問題がでてきて
かつての米国のように、強いチームをつくることが
難しくなったのでしょう。前の世界バスケのときは
各国選りすぐりの選手が出てきていて、それはそれは
強い感じでした。

米は、シーズンオフであり、選手の体を見ると明らかに
オフの体で、体つきや筋肉の張りとかつやとかがなく、
観光というか相撲の巡業のような感じでした。
今回は、米国は過去の敗因を研究して、とにかく勝つための
戦術を寄せ集めた選手の特性に合わせて作ってみせたと
いう感じです。

それにしても、その米に対してどこの国もあわてさせるような
事態に持っていけないばかりか、まともに対戦できるチームが
いないのが残念です。
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