King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マンデリンの季節

2018年06月05日 09時51分13秒 | 珈琲

毎日のネットの情報でも最近増えたのはマンデリンの

特売です。

この季節はアイスで飲む人も増え、マンデリンは人気なんだとか。

 

この現象も先月増えた商社の売り込み攻勢の結果なのではと思います。

 

実はマンデリンは不作で今後よい豆は夏入ってこないのではと

いわれています。

 

なのに商社は今ある良質の大豆を安売りして売り込んでおき、

結果インドネシアのスペシャルティも軒並み特売をかける店が

増えたのです。

 

これはまさに商社のもくろむところなのでしょう。

 

つまり、今後一番の需要期にろくな豆しかない状況にして

スペシャルティをさらに高値で売りまくるという計画だと

思われます。

今問屋や商社は、普段めったに目玉にしないような豆も力を

入れて売り込みをかけています。

びっくりしたのはコピルアクの様なマニア向けで富裕層御用達の

豆までクローズアップされています。

これも経済学でいうインセンティブを設け、希少性と選択に機会を

与えるということです。

珈琲は経済作物であり、嗜好品なので仕方のないことなのですが、

当店では味を重視し、季節に飲みたい珈琲をテーマとしていますので、

高い豆を売って儲けようという趣旨はなく、コピルアクなどは扱い

ません。

しかし、この時期飲むマンデリンは理解していただきたいという思いもあります。

マンデリンが好きという珈琲好きの方はたくさんいますが、逆にどうして

好きか聞くと酸味がなくてただ苦いからということだと答えます。

そして当店のマンデリンを飲んでいただくとびっくりされるようです。

そんな事から当店では試飲を行っています。三時まで受け付けています。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちょっとした晴れ間に | トップ | 再開していたなんて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

珈琲」カテゴリの最新記事