King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

五月の風に吹かれてみる夢は

2020年05月30日 17時08分10秒 | 映画

私のジェノベーゼ計画は暫し頓挫し、明るい兆しもありませんが

庭を整えつつ、すっかりバジルの区画は空けてあります。

同時に植えようとしたハツユキカズラやテイカカズラ、ヤマボウシなど

どこにやろうかといった空き地計画と植えずに植木鉢で待機の

ガーベラなど見てまた思ったこともありました。

 

ガーベラの大きな大げさな花はタンポポと同じで朝開いて、夕方には

またつぼむというつつましさで外見とは裏腹に清楚な態度が妙にいじらしく

バジル植栽地にどう配置するかという考えもしばし優先順位が揺らぐことになり

果たして良い苗が揃うのかさえも今の時期となっては微妙となってきました。

 

それでも秩父地方などは阿保あたりの田んぼではまだ田植えをしておらず

かえるばかりがやかましく鳴いています。鳴くのは昆虫も今盛んに色々なのが

鳴いており、昔から夏のセミと秋のコオロギ程度のやかましさや鈴虫などを

楽しむ記述はあるもののこの時期の虫に関してものがたりなり、昔の人の日記にも

この時期虫の音を楽しんだものがないのです。それは偏に新緑と森を吹き抜ける今の

季節の風の心地よさに酔うばかりでたくさんの花が咲き楽しむべきものがたくさん

あり虫の音まで触れるに至らなかったからでしょう。しかし、実際夜にはカエルや

虫の音はやかましいほどで昔の人はこの時期の夜をどう過ごしていたのか気になります。

 

昨日今日の天気では晴れていてもぽつぽつ雨が降ったり遠くで雷鳴が光っていたり

という安定しない天気ながら薄着でカウチの上で風に吹かれながらゆったり過ごすには

とても良い気持ちのいい日です。風に吹かれながら夢心地で本でも読んでいたいところですが

そうもしておられず、隙間時間にせいぜいビデオを見る程度です。

 

それも見始めた『フォーリングウォーター』『ホームカミング』は退屈で期待した

程のものもなく、アマゾンオリジナルでジュリアロバーツ主演ということで期待した

ホームカミングは自分も何か薬を飲まされて記憶をいじられているような気分になる

息苦しいようなドラマです。見ていると何も起こらず、人が死ぬわけでもなく静かに

上司と部下の電話のやり取りとか、調査をしている政府の役人の上司もはやく捜査を

止めるようにと指示しているようなそんな事件を自身の性格から聞き込みをやめずに

関係者に次々と当たり膨大な資料をコツコツと調べていくさまも何も明らかになるでも

なく、どんどん犯人が追い詰められていくことも事件があらわになる様子もなく、

演出のためかふすまの奥から回しているような画面割と合いまりとても息苦しさの

募るドラマなのです。

 

事件は起きないし、アクションや活劇でもなく、謎が次々と出てくるわけでもなく

最初から何が問題なのかも解らず華やかさもカッコよさもなくジュリアロバーツの

今では老けてそのエキセントリックな演技が際立つだけでこんな人あまり見ていたく

ないそんな人です。終わりのスーパーを見ているとシシースペイセクの名があり、

 

 

あのキャリーの人だと思ったもののどの人と最終回まで解らなかったのですが、

最終回に上司と立場が逆転した受付嬢があなたの処分ですと紙を差し出すときに

ニターと笑う演技にこれがキャリーだとピンときました。そんな地味で怖いもの好きの

ひとにはぴったりのドラマですが、この五月のカウチの上では良い睡眠導入剤になる

ことも確かです。そして、フォーリングウォーターも夢が主題でシーズンワンでは

謎の子供を救い出すという謎の企業やFBIや特殊部隊といった人から刑事まででてきて

結局救い出された子供は世界を変える力があるということだったのにその力はシーズン2

で明らかになるのかと思えばこの子供はいつもお留守番で何の活躍する場面もなくタカと

いう刑事もマツヤマという名前なんだという事が解り日本人なんだと思っても何の親しみも

湧わきません。それはウィルユンリーが演じているからで日本人らしさは日本人から見れば

少しもないのです。それでもファイブオーやダイアナザーデイから全然若さが衰えないのは

不思議な感じです。


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