King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

偶然と成功と

2014年12月13日 23時47分52秒 | 日々のこと
毎日ノーベル賞受賞者の模様が刻々とニュースやワイドショウで
流れます。

あの三人がどのように青色LEDにかかわりどのような発明をしたのか
は余り報道されません。

天野教授は最初に窒化ガリウムの結晶化に成功した人です。

その指導教授が赤崎教授で、その成功を導いた人です。

中村教授はその量産化にめどを付けた人です。

それぞれの役割で世に出た青色発光ダイオードですが、それを
更に製品化するにはもっとたくさんの人の発明やら努力が
込められているのでしょう。

前回のノーベル賞受賞者の話でもたまたまその時の実験装置の
不具合でいつもの温度で行われなかった実験が成功につながった
といいます。

今回も1500回に上る実験がたまたま不具合でいつもの2000℃
から600℃で行ったら結晶したという偶然なんだか何かの導き
なのか努力の末なのか実力なのかと考えてしまう出来事です。

ここでも、よくいわれる人のいかない道を行けとか若いうちは
苦労は買ってでもしろだとか困難な道を選ぶという仏教的
テーマが思い出されます。

実際にはみんな楽な道を行きますが、それが常人というか
凡人の愚かなところなのでしょう。

凡夫か天才か持たざる者の才とかやはり考えてしまいます。

まあ珈琲でも飲んで穏やかに過ごしたいものです。

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