King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

晴天に寒さ募る朝、11月のブレンドは

2018年11月01日 09時25分37秒 | 珈琲

朝から橋本徹氏と玉川さんの議論という何のための話なのと

いうようなものを見せられて、もっと注意しておくべきことが

今あるんじゃないかと思いながら月末月始の業務に追われて

います。

 

今批判しておかなくてはいけないのはいくらもありますよね。

 

今年の増税に関してもいつの間にか軽減税率が加わることに

なり、もともと物品税が諸々のしがらみやら既得権益の交錯で

不公正不公平なものになってしまい、その是正と税の広く浅く

公平に流通時に一律に税をいただくという考えから物品税を廃止し

全ての取引に三%の税をかけるとしたものです。

 

これは一商店の小売りから企業間の取引はいうに及ばず、行政サービス

医療、教育、消費にかかる経済活動について課税するという画期的なもの

でした。ただ急に網羅的に掛けると言う税本来の徴収制度に今までの

申告主義から非課税業者や納税の仕方から益税となるケースなど是正

すべき問題を先送りして放置したまま、税率だけ上げて徴収額を確保する

ことばかりに進んでいることから段々矛盾点やら軽減税率の導入という

もとの物品税の過ちを繰り返すことになるきっかけも入れてしまいよいよ

ご都合主義が露呈してきた感じになってきました。

 

その兆候と増税とコストなどの矛盾点などをもっと国会で議論すべきで

今までの国会答弁を聞くと軽減税率の財源などという本末転倒的な話に

なっており、全くできていない小さな政府や行財政改革、議員定数の削減

など首相の答弁などはなんとも傲慢で権力の上にあるものの発言そのもの

でもっと批判されていい物なのにマスコミなどは問題にさえしないのです。

 

こんなことだから、みんな選挙に投票に行く気にもならずまかせきりで、

どうせ誰がやっても同じという態度で安田氏が英雄かなどという議論などを

やってられるのでしょう。

 

NHKの最近の番組なども今までの解釈を訂正するような番組でもさらりと

堂々ドラマやら娯楽番組の中に組み込み流れてくるのでどこかに誘導されている

気分になります。

マネーワイルド資本主義の未来という漫才師の爆笑問題を入れてエンターテイメント

の体ですが、あくまでドキュメントであり、経済の最先端を報道するものでした。

びっくりしたのは韓国の徳政令です。文在寅は政権発足とともに公約としていた

国民の借金を政府が肩代わりするという政策を実行したというのです。日本でも

度々似たようなことが繰り返されてきましたが、資本主義や個人財産、基本的人権が

保証される国民主権の近代国家となってからは行われていません。経済成長期においては

日本は度々インフレに悩まされ金利と投資に追いかけられ成長が行きわたると今度はデフレに悩まされる

というジレンマにあります。徳政令が発行されるとその政権は経済破綻に向かい、グローバル

経済な現代では国際的な経済危機に発展する要素になりかねません。さらに番組では

資本主義はイギリスの王権に海賊が貢いだのが本だという解説したのを聞いた時には

我々が学校で教わった荘園資本主義とか重商主義やらギルドから産業革命、市民革命による

私有財産制の確立など歴史を学んでいるわけでそれを略奪の産物のように一言で言われるは

全ての否定でもっと歴史的価値や人類が築いてきた知恵とかの否定に聞こえてぞっとしました。

 

そういうスーと差し込まれるような怪しい情報が最近は多いようで、娯楽番組の体でいて

今までの定説を簡単に覆すような説をどんどん流してきます。その代表が大河ドラマで

学校で習ような歴史をまるで事実のように学説の交錯するようなきわどいところでも

このドラマでやられると最近の説に基づいてさも事実はこうだったと言われている感じに

なってしまいます。さらにそれを補強するような番組を流されるとそっちの方が主流かと

人々は信じてしまいます。真田丸で利休は秀吉と敵対する武将に軍事物資を供給し、それが

ばれて怒りを買い武士でも無いのに切腹を命じられたことになっていました。これも新解釈

もしくは一つの見方でした。ついこの間、人々のうわさから見る真実として歴史秘話ヒストリア

では利休は切腹してない。さらされたのは木像で利休は生きていたとしていました。

重要なポストを外したというお触れに尾ひれがついてそうなったというのですが、それは

今残るのがすべて伝聞であり、公式記録や直接見た人の話はないからというのですが、

当時、処刑場に向かう姿を見送ったとか嘆願に動いた人の記録とか残る記録もあるのに

それらには触れず、唯一残る公の記録のように仙台家臣の手紙だけで実は生きていたと

したのは作り過ぎな気がします。秀吉が残した黄金の茶室などと比べ利休の茶の世界は

狭い空間に躙り口から入り二畳の間に入れば、皆同じ平等であるという思想は秀吉に

強く影響を与え、北野大茶会を見ればその世界に共感し執り行われたものと理解できます。

しかし、天皇を利用し武士を統一し天下人になるには最後邪魔になったという理解はできます。

完全に残っている史実まで影響を与えかねないひとつの世界を噂話の方が真実を伝えている

かのようなびっくり情報でひっくり返すのはやめてほしいという感じがしました。

 

同じNHKで秩父出身でマスコミ登場も多い人気のたいへいさんも対談番組から今芝浜を

得意ネタとしているのを知りこれもNHKのせいではありませんが、おいおいという感じ

でした。そもそも林家一門の人たちはそんな古典落語などやってこない人々で、テレビの

寄席番組を主戦場にするバラエティの人というイメージでたいへいさんも24時間テレビで

マラソンランナーをしたり、笑点に林家枠として出てはいるけれど果たして噺家の実力とか

古典芸能をやるのに名門とか天才とか言われることが多い芸人がやっていた大ネタをやって

いることに違和感が募ったのです。しかもNHKでやることでお墨付きを与えたような感じも

いやな感じがしたのとそもそも神田 松之丞のような存在にしたいようなそんな意図を感じる

番組作りにそもそものキャラと違うという違和感は強まるのでした。

 

さらに昨日の韓国の徴用工の判決もそもそも被告は新日鉄住金であり、韓国の司法に裁判権が

あるのか、報道では韓国の日本企業が訴えられたのか日本の本社が訴えられたのか示しませんので

全く解りませんが、どちらにしろ国家的な命令で行われ一企業の責任などで済まされないことであり、

国家間はもう解決済みは何度も言ってきたことです。何度も繰り返すこの手の件は無視してよいのでは。

 

さて、こんな話題の中、今月のブレンドは秋の深まりを演出する今までの味を踏襲する方向性は同じで

ただ冬への橋渡しのこの時期にイメージされるのは今までの紫の秋から白に変わりました。『白秋』です。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハローウィンに | トップ | 温泉が恋しい朝の冷え込み »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

珈琲」カテゴリの最新記事