今朝は久々の雨です。
豆を焼いているととてつもなく汗が噴き出し、ぐったりとして一日終わる
という毎日でしたが、久々に聞く雨の音はなんとなく今日は休みなよという
問いかけのように響きます。
とはいえ、こんな日にこそ豆を買いに来る方はいて、暑くて外に出るのもはばかられる
日が続いていたので、試飲してまったりとしていく方もいます。
今市内を走っていると目につくのが町内会のお祭り行事の案内だったり、祭りの太鼓の稽古
だったりします。
そして、今強烈に匂ってきたのがユリの花の香りです。
これはまだ咲いているくちなしなんかと違い怪しく何かに誘い込むような蠱惑的なにおいにも
感じたり、頭の奥深くの古い記憶に作用する匂いだったりします。走っているときには
なつかしいような甘い匂いが癒しになるようなもろもろの感覚が去来します。
もう少しするとこれがオシロイバナの香りに変わるのですが、これはかなり夜走っていると
単純に元気になるような明快な香りです。
そしてランナーの今の必須のアイテムにハッカ油があります。
これは最近よく薬局やホーセンターなどに売られているもので、何に使うかというと
夜の花火や夕涼みの時に塗ってスーとするのとともに蚊よけになるというもので、
虫よけスプレーにも入っています。筋肉の疲れをとるスプレーやクールダウンの
スプレーにも入っているlメントールも同じもので、化学合成や天然由来など種類も
沢山あるし国により使う化合成分も違うようです。
このすーとする感覚は珈琲の成分にもあり、夏に飲む珈琲にはこの清涼感のある
豆は魅力となります。
今年は肝心のブラジルも豊作で、珈琲相場も慌てふためくようなこともなく過ごせそうです。
とはいえ、未だに中米の良い豆は少なく、バカマラなどの大粒で味の良い豆も滅多に入手できそうに
なく、マンデリンの不調など懸念材料は相変わらずです。ハッカ油のようにシュッとして
一瞬でさわやかになれる材料がないかと思ったりします。
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