King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

日々礼賛

2024年04月06日 13時09分47秒 | 珈琲
桜が咲いたと思ったら、毎日肌寒いような日が続いています。
私の体調もここのところの環境の変化と水道の修理完了を受け変化がみられました。
実は夏辺りから腰の痛みがあり、最近は重いものが持てないほどになっていました。
やっとそれがいい方に変わりつつあると感じられるようになりました。
腰については整体とか鍼灸に頼ってみようかと考え始めていたのですが、ふと知った腰痛改善方を試してみたところ確かな変化があったのです。
後は温泉とスキーに行ければ完璧な気がします。
あまり暖かくならない今チャンスな気もします。
珈琲相場はまた一段と高くなっており、勢い付いた問屋から安くするから買っておけという売り込みが多く入ります。
問屋は私の目論見の夏ごろ円安を嘲笑い日本のゼロ金利脱却など織り込み済みといいます。
私はまだなお円高のチャンスが夏にやってくると思っています。
それまで今持っている豆を一生懸命売って在庫を減らさないとなりません。
今のスタイルや持っている豆の情報を発信して販売に努めようと思います。
懸念材料はマンデリンです。
これを説明するのは実は複雑で味と豆の価値とをよく理解されている方は稀で現在のマンデリン事情もプロの豆屋でも知っている人は少ないのです。それだけ昔から愛されブランド豆やグルメコーヒーといわれる名前の知れたブランドが多くありました。
しかし、ここに来てスペシャルティの動きに従来のスマトラ方式と言われるオリーブ色の豆は非常に少なくなってきたのです。例えば他の国と同じウオシュドの豆が増えゴールデンマンデリンとかゴールド・トップといった物は入ってこなくなってしまいました。もしいれるとしたら2000円以下では買えない状況です。普通のスマトラ方式のG1でも1600円はします。
当店はウオシュドと両方を在庫しておりどちらも1300円程で売っています。
スマトラ式とウオシュドの違いを理解して指定して注文を受けることは皆無です。
中には昔ながらのマンデリンとおっしゃる方もいますが実際どちらを評価するのか何を求めているのか説明できる人はいません。
世の流れはスマトラ方式を否定したといっていい流れですが、ゴールド・トップマンデリンはなくなりましたがスマトラリントンニフタは入ります。ただゴールデンマンデリンの味を知るものとして2000円の価値があるように思えません。ガヨマウンテンとかクィーンスマトラの方がうまくて安いのです。
それでもマンデリンがという方にはG1を出すしかありません。そこまで解る方はいないので今は焼いていませんが。
これは困った問題で私が探しているこってりしたブラジルなように失われた世界なのです。しかし、これは入ってこないだけで今もあると思っています。まだまだ探していきます。

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