King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

まだまださむいけど『冬の終わりに』

2012年02月27日 11時01分12秒 | 珈琲
季節のブレンド『冬の終わりに』の
指名がかかりません。

そう、昨日など極端にまた寒くなり、浦山や奥秩父
方面は白く煙って雪が降っているようです。

そこから吹き降ろす風で秩父盆地は冷蔵庫のなかに
いるかのような底冷えがする日曜日でした。

そんな中、昨日から『冬の終わりに』を味わって
います。

どんな味と聞かれれば、なんと濃厚のブラジルを
飲んでいるかのようなバランスの良さです。

ねっとりとバターのようなナッティでいてスムース
安定感のあるボディとまさに冬の終わりにふさわしい
今日もさわむいわといいながら飲むのにぴったり。

飲むうちにもうカップの底というのがいい珈琲だと
思います。

特別の味、香りに陶然としてしまうというのがいい
珈琲だという人もいるでしょう。

なにこれ、どういう味なのと思いながら飲み進んで
すぐ底がみえてくるという混沌の味でも、何も
考えず、きがつくと底が見えるというのもいいと
思います。

最近は豆の履歴ばかりがクローズアップされ肝心の味
はあまり触れられてないという物もあります。

だれだれプロデュースの幻の豆とか、何々部族の
不世出の豆だとか、実はたいしてうまくもない物が
高値で売られているのです。

たかいというのもひとつ重要な要素のようです。

でも毎日普通に苦もなく飲める値段で、楽しめて
こそというのが当店の方針ですから、この
『冬の終わりに』もいつもの値段です。

200g980円
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