King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

それでいいのか?マジック対ピストンズ

2009年11月06日 09時43分26秒 | バスケ
2009/11/3
Team   1   2  3   4   T
Magic  14  27  19   20  80
Pistons 19  19  22   25  85

Arena: Palace of Auburn Hills, Detroit, MI
Officials: #29 Steve Javie , #45 Joe Forte , #64 Eli Roe
Attendance:15,487
Duration: 2:22

この試合も、ラシャードルイスとか、プリンス、ハミルトン
といった主力が抜けているのでどんなゲームになるのか、
少し気を抜いて前半を見てしまいました。

というのも今期のピストンズは、アイバーソンが抜けベン
ウォレスが戻ってきて、また守備主体の本来のピストンズの
戦い方が見られるかと期待したからですが、いきなりこの
主役不在の戦い方なら、ガードをつかってちょこちょこやる
しかないだろうと、もう最初からみるべきところもない
退屈なゲームを予想したからです。

案にたがわず、前半は行ったり来たりのはっきりしない
ゲームでした。ですが、後半に来てコーチの意図がはっきり
ゲームに現れ、これは新コーチ中々やるなと思わせたの
です。

そもそも、昨期マジックがファイナルに残るチームかだれが
予想したでしょう。

それこそ、コーチの力でそこまで残ってきたマジックに対して
戦力が乏しい中、徹底して狙うべきところを特化して、相手
にないところで勝負して見事にそれを成功させました。

それに比べて、マジックは持ち味を活かすことなく、見ていて
不発という感じだし、センターがみんなファウルアウトしてしまう
という見ていてわかりやすいやられ方でした。

ピストンズは、バイナムの活躍に尽きます。

マジックは、楽だからか、外からのシュートばかりで、相手に
ないところで勝負すれば楽に得点できそうなものを新戦力を
試すかのようなパスアウトしてスリーを多用し、確率がいいところ
では、効率良い得点方法であることを見せ付けます。

しかし、ファンはマジックらしさを見たいのであり、ドワイトの
パワフルなプレーを見たいのです。

それがないのに、プレー時間は削られ、すり抜けてくるガードの
突進に最後のブロックとして立ちふさがれば、ブーイングと
ファウルの笛の嵐。
それに抗議してさらにテクニカルファウルとまるでいいところ
なしで、まるでマジックの封じ込め方の見本を見るかのようでした。

ローポストでどっしりと構えたハワードを見たかったマジック
ファンは多かったと思います。

ルイスがいないところで他の選手の得点力を試していたところ、
相手の術中にはまり、気がついたらもうがたがただったと
いう感じでしょうか。

今までネルソンの故障中、チームを支えたふたりのガードを
出して、ヴィンス・カーター、ウィリアムス、マット・バーンズ
といかにも仕事しそうなのが揃った反面、今までのようなない
ところを一生懸命超一流じゃないけれどがんばってきた感が
なくなり、超一流に頼りすぎたということで、それをいままでの
ような一体感で作り直すまで少し時間がかかるのかというところ
でしょうか。
コメント
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