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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

最後のロックショー@青山葬儀所

2009年05月09日 23時00分49秒 | 日々のこと
今日は、このまま鬱々としていてもしょうがないので
気分にけりをつけるためにも、清志郎の告別式に参加
しました。

彼が亡くなってから、連日さまざまな報道がされましたが、
どれも私にとってはロックの神が消えた現実には、かすんで
しまうほどのありきたりな予想されるようなものばかりでした。

有名人のコメントもどれも似たような作られた言葉ばかりで
その悲しみが私と同じに感じているのか空々しく響きます。

そんな意味で他のファンとこの空気を共有して、悲しい気分
なんかぶっ飛ばしちまいなよとなったわけです。

1時からというので、乃木坂の駅には12時半頃着きましたが、
それから延々5時間もならばなくてはなりませんでした。


これは昨年、武道館で完全復活祭を行った時と人出は同じぐらい
あったのではないでしょうか。
いや、私が帰る時に駅からみたらまだ、私がならんだ時と同じくらい
人が並んでいましたから、それ以上の人が押しかけた感じです。
やっと会場に入り、大音響で『どかどかうるさいロックンロールバンド』
『スローバラード』遺作の『OH!RADIO』などが流れる中献花をすませ
出口に向かう時には、『雨上がりの夜空に』が流れ、同じく献花を
済ませたファンが会場を去れずにテント下でみんなで合唱していました。

必死に涙をこらえましたが、会場に入ると本当に亡くなったんだと
実感されどうしても涙が出てきてしまいます。

誰も泣いているやつはいないぞとこらえつつ、会場の音とあわせて
歌い踊りつつ列を詰めました。

気がつくと、周りも泣きながら歌う人も、泣き続けている人も、
子供から老人まで同じように清志郎を偲んでいる、お互いの気持ちが
共鳴するいつものライブの感覚に近い感じを受けつつ、もうこれが
最後のライブだとつくづく感じるのでした。

もうロックショーは終わりだ。