King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

コービーの戦い

2008年08月13日 23時14分50秒 | バスケ
この暑いのに熊谷まで用事があり出かけました。
道路は夏季休暇になった人たちで渋滞しています。
ここのところのガソリン高で熱海の復活や軽井沢の
賑わいが報告されていましたが、我が地方はまさに
近くて手ごろでもっと観光客が増えてよさそうなの
に、あまり景気のいい話は聞きません。

暑いから、家で五輪でも見てればいいのです。

帰って五輪バスケ予選B組アメリカ対アンゴラを
みました。これは結果はすでに見えていますが、
アンゴラがどんなバスケをするのかこれは興味が
あります。五輪で活躍するのはヨーロッパスタイルと
いわれるスクリーンを多用して長距離砲で効率よく
得点し、守りは多彩なゾーンというものですが、
アンゴラのバスケットはNBAスタイルのインサイド
アウトやローポストでワンノンワンという個人技
での得点が目立ちます。

同じスタイルなら当然アメリカにかなうはずもなく、
高さもないしスピードがあるわけでもありません。
ただ、アメリカに対してあきらめることなく、伍して
戦う姿はなかなかです。前半からセットなどパターンが
少なく、単調な攻めが多くパスカットを狙われ簡単に
ターンノーバーとなります。アメリカは、この大会は
特にオールコートでプレッシャーディフェンスをしかけ
ゾーンを組まれる前に速攻で得点して相手の
戦意を削ぐという作戦のようです。

それなら余計、ゆっくりとロースコアの守りに徹した
バスケットで対抗していくのがセオリーであり、
アメリカには今回フリースローや長距離の得点が弱く、
より効果的な作戦になります。プレッシャーディフェンスで
ファウルも多くなっているので、そこをつけば勝機は
ありそうです。

コービーのシュートがなかなか決まらず、彼にボール
を回せてもチャンスをアシストできる選手がいないので
自身のフラストレーションとリードしていくマインドが
作れず、得点も上がっていかないという堂々巡りにはまって
いるようです。個人技でゾーンを切り崩して得点に向かう
ところでトラベリングをとられてきっかけになるものが
ないのではないでしょうか。

彼の長距離が入りだせばまた変わった状況になると
思いますので、彼の存在感を今後出せるかが注目です。
アメリカ中心の放送予定は、次は注目のギリシア戦です。
日本でギリシアに負けた借りを返せるか楽しみです。
コメント
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