King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

最強ランナー

2008年08月07日 14時57分05秒 | ジョギング
こんな暑い日が続いていても、今週も夕方から宵にかけて
たくさんのランナーが走っています。
先日、バスケット練習会の前に午後の昼下がり、一番の
暑さの中走りましたが、これはうっかり歩いただけで
命の危険性を感じました。それを走って6.5Kの影森コースを
走ったのです。歩いている人もほとんどいない照り返しの強い
道路に一人走っている人がいました。

途中歩き出し、再度走り出したところを抜きましたが、
その後同じ人に抜かれました。その際になにやら声をかけられ
何を言われたのか解らなかったし、挨拶のようでいてはっぱを
かけられたかのようでもありました。面白いのは、何を思った
のか振り返りさらに何かまた声をかけたのです。
私は普段よりかなり遅いペースで走っており、抜かれても仕方
ありませんでしたし、別にこれはバスケット練習がスムースに
遂行できるために走っているので、早く走ったり何分で走ると
いう目標もありません。

ただ安全に走りきるだけなのです。しかし、土曜から今まで
あの人は何を言ったのか考えています。がんばれと声をかけて
くれたのか、そんな遅く走るなと叱咤したのか、声の調子や
せりふの長さで考えているのですが、どうもわかりません。
相手の格好は長袖のアンダーシャツのようなものと短パンでした。
たぶん普段は野球をやっているのでしょう。
最近は、面白くないからとか人生に行きずまったからと簡単に
人を殺しに行く人がいる世の中です。うっかりの行動や人には
気をつけなくてはなりません。

いつもの公園のコースは、いつも会う人はほぼ固定してきました。
つまりはみんな毎日走っているということです。タイムの方は段々
悪くなり、さらにトイレ休憩も普通に取るようになってしまい
ました。これは普段の生活から整えないと直らないことであり、
さらに精神的な状態でもトイレに行きたくなったり、休みたいと
いうからだの欲求など精神的な弱さも関係しているので、とにかく
今の時期、走りきることだけを優先しています。ただ、私の心の
よりどころは、このコースで私は最高のランナーであるという
矜持を持っていたことです。

私より早い人はたくさんいますが、今までは私のように2往復する
ランナーはいなかったからです。まして、私は月に2、3度は3往復
も走ります。ほとんどのランナーは一往復で昨日今日走り出した
人は、服装が今の時期でもサウナスーツのようなものを着ています。
やせたいのであれば、ゆっくりと長く走るしかないのです。
歩いている人も私より若い人もいて、何のためにあるっているか
疑問に思います。同じ時間をかけて効果を得るなら彼らも走る
べきです。そんなわけで、苦しいときも自分はここのコースでは、
最高のランナーだと自己満足していました。

それはそもそもたとえ私より早く走っていても私のように毎日
2往復走っているわけではなく、その半分しか走っていないのだ
という優越感を持っていたのです。ところが、以前並列で走って
かなり長い時間並走して抜かれたことのある若い男が、昨日は
2往復していました。これで私の心支えも細くなってしまいました。
まあそれでも走ろうと思っているんだから関係ないか。
コメント
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