King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

開幕だが

2006年11月01日 23時16分07秒 | バスケ
こんな開幕戦も珍しい。
ARENA: American Airlines Arena, Miami, FL
ATTENDANCE: 20,229 DURATION: 2:25
FINAL  1  2  3  4   T
Bulls  22  37  21 28 108
Heat  16  14  21  15 66

ヒートは昨シーズンの優勝チームで、昨シーズンのメンバーも
ほとんどそのままです。ジェイソン・ウィリアムスが怪我でいないだけで
戦力的には最も強いままでよいはずです。
ところが、ブルズに軽くやられてしまいました。
見ていてちっともいいところがなかったという状態です。
ブルズは補強が成功したことはもちろんですが、ハインリックやゴードンが
動くともうそれはチームの意思が全体に生き物のように浸透していて
次に何がどう動いて次はこうなるというパターンが実に早く実現されます。

それにヒートはついていけずに立ち尽くすだけというシーンを何度も見ました。
もはやロートルのシャックやモーニングは通用しないのか。
いやいやまだ始まったばかりだからベテランは見せ場はこれから作るのでしょう。
しかし、もはやこれからはこういう試合になるというブルズと旧態のヒートと
もはや差は歴然という見方もできます。これはもうこんな調子のままヒートは
二連覇なんて夢のまた夢という感じもします。下手をすればシャックは
怪我をしてそのまま引退。モーニングも引退かトレードか追い込まれ、一度は
引退。それに連れてペイトンもトレード化引退。そのため来た選手が
ウエイドに合えばまあプレーオフには出れるものの、そんな期待されない
位置が正席となるのでは。

一方のサンズとレイカーズは、コービーを欠いても逆転でサンズを破った
のは意義があります。サンズはスタッダマイアも復帰し、ナッシュが髪を
切った以外何も変化ないはずなんですが、ナッシュやバルボザ、マリオンと
皆得点しているもののやはりいつものチームとは違う感じです。ナッシュの
できで随分変わるチームですから、まだこれからエンジンがかかるという
ことなんでしょう。サンズの場合は誰を止めるとかよりとにかく相手より入れる
ですから、確率が落ちるともう勝てないのです。ナッシュ、ベル、マリオンと
皆確率悪いですよね。

今年は海外での開幕戦はなかったのでしょうか。南米の方でやるような
事をチラッと聞きましたが、世界バスケで見た選手がまたNBAに戻って
まったく違う印象になっているのも楽しいものです。きょうのノシオニなんかも
アルゼンチンで出たときには、存在感がありますが、今日はなんか地味でした。
他のセフォローシャ、デュホンの活躍には目を見張りましたが、新戦力でも
かなり使える選手をいれたんだなあと思いました。
コメント
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