King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

北のはて

2005年11月11日 00時23分45秒 | 日々のこと
本州の最北端の話を偶然読みました。
国道339号は途中が階段になっている珍しい国道です。
その先にある風景が、人々をひきつける風景だそうです。
似た話で、津軽半島の地吹雪体験ツアーというのが有り、
それの紹介がテレビでありましたが、実際にその吹雪に
遭った人は二度と行きたくないというそうです。
今日は、会社の研修で新宿のあるビルの上のほうで講師の
話を聞きました。最近良くあるキーワードをディスプレーに
示して時代の要請とその必要性を話されたのですが、
話している内容にそのプレゼンテーションの技が稚拙で
言ってる割にやってることはダメダメジャンという内容でした。

さらに、よく聞いていると示したキーワードは、ありきたりで
新鮮味がありませんし、テーマと果たしていっている時代の要請の
話とあっているかという疑問も感じました。先の途中が階段の
国道や地図には載っているが実際は廃止になっている国道とか
ひどい国道は日本全国にあります。そんないいかげんな国道や
管理が行き届かない道なのに地元ではちゃんと使っていたりと
いう道もあります。一方道路はどんどん計画されていて、今でも
新しい道路はできています。我々が日頃イメージしていると事と
現実に現存する事実とさらに国が管理して実行している行政に
ついて、ギャップと矛盾はそこらじゅうに有ります。

我々の日常で、それが仕事だったり暮らし上で役場でもめたりと
言うことも度々あるのですが、人間のやることだからという事と、
最後まで責任を持って行なわれているかどうかというけじめの問題で
行政の責任はどこまで認められるのか誰が責任を取ってくれるのか
と常々問題になります。今で言えばアスベスト問題であり、鳥インフルエンザ
であり、拉致問題などです。しかし、そんな大問題でなくても小さな問題が
日常で普通に起きているのです。それを解決するには、常に我々自身が
問題意識を持ち、より良い社会を目指すしかないのです。簡単のようですが、
実際には問題が個人主義に流れる現代は、簡単に守れるものもあえて難しく
しているように感じます。

北のはての国道が、階段になっていてその上にはそこまで行ってみて見たい風景が
広がるといいます。一度訪れたいものです。
コメント
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