King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マルティン・グガニック

2005年11月05日 00時30分02秒 | スキー
キロ5分台で2時間以上走る体力を得て、体重は10K以上減らして
毎週のジム通いと筋力もトレーニングしてきました。今までにない
体のラインに自分でもびっくりします。それなのに、先日のスキー
ではたった1本のコースの繰り返しだけの運動で体中が痛くなりました。
その次の日に夜いつもの6.3Kを走り、足も腰もさらに痛くなり
今でも筋肉痛が残っています。さらに、ブーツのあたった後が
今でも足に違和感として残っています。前のブーツのように
水ぶくれなどはできませんが、あの痛さがあると思うともう履く気に
なれません。早速今度の休みに持って行ってみてもらうことにしました。

先日のすべりの最後にひとりで来ているらしい人にビデオ撮影をして
もらいみてみましたら、まったく2年前のすべりと同じなのでかなり
落ち込み、すぐにスキーのコーチに通わなくてはだめだと思いました。
つまり、いくら練習してもひとりで好きに滑っているだけでは同じ
ことの繰り返しです。今まで受けてきたスキースクールでも結局ひとつ
ひとつの型の矯正や規制練習などターンにおける一部分のイメージで
説明しており、ショートターンとはというグロスでの説明というのが
今まではなかったことに気がつきました。もっとスキーという連続運動を
トータルで語った教えなりコーチなりが必要なのではと考えました。

色々なパート練習は、鹿沢でもやっている人がいました。ひたすらボーゲンや
プルークやらやっている人もいました。しかし、それが何を導き出すか
知らなければ何の意味もないのです。私はそんな事を考えてひとつの
本を本屋で見かけて、何気なく取り上げ買って見ました。DVDのついた
マルティン・グガニックの本です。これが本の中身はたいしたことのない
スキージャーナルなどにある内容のパート練習を主体にした本です。
バックルを緩めて滑ったり、ストックを担いで滑ったり私もやった事が
あります。そんなのなんになるのか。私のように一年を通してスキーの
ターンを考えてきて結局実際に滑ってみたら、2年前の滑りのままだった
というやつには、結局何をやってももはや上達はないのではないかと思い
出した矢先でした。今日DVDの方をみてみたら愕然としました。彼のスキー
のなんと美しいことか。私の持っている雑誌のおまけのDVDにも彼ほどの
すべりをする人はありません。私の滑りは私がみても2級を落とすだろう
という滑りでしたが、彼の滑りは誰がみても完璧でしょう。しかし、なんで
死んでしまった人の本がでるのか。不思議な感じです。本とビデオを再編集
して一冊にしたと書かれていますが、トータルの滑りを始めて教えられた
ような感じがしました。惜しいと思われる人ほど先に亡くなります。
コメント
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