★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

諏訪湖畔のユリノキ

2008-11-16 07:54:02 | 諏訪湖の四季

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公園のユリノキ
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諏訪湖畔の公園に植えられているユリノキは高さが5mもありそうな大木です

葉の形がハンテンに似ているので別名ハンテンボクとも呼ばれているモクレン科の木です

夏にはチューリップの形をした花が咲きます

花芯のまんまのボックリが出来 やがてボックリが開いてチューリップ形になります

葉がすっかり落ちた木には再び沢山のチューリップ形の花が咲いたように見えます

一昨年ボックリを分解してアップしていますヨ

合わせてご覧くださいネ







★ このスライドショウはnon-nonさんのソースをお借りしています





もみじ祭り

2008-11-15 07:20:19 | 思いつくまま

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神社内公園の紅葉
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諏訪湖の近くにある出早神社では毎年紅葉祭りが行われています

小さな神社ですがこの時期には大型バスが何台も紅葉狩りに立ち寄っている場所です

まだこれから紅葉する木もありますが付近の山肌は大分冬色に変ってきています

神社の中にある公園一角には鮮やかなモミジが見られます

画像をクリックして信州の里の秋をご覧ください







★ このスライドショウはnon-nonさんのソースをお借りしています





八ヶ岳ズームライン

2008-11-14 08:23:02 | 高原
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<八ヶ岳ズームラインから見える阿弥陀岳>





中央高速道路諏訪南インターを降りて八ヶ岳に向かう道路を「ズームライン」とよんでいます

ズームラインは雑木林の中を八ヶ岳に向かってまっしぐらに通じていますので

窓を開けて走れば四季を通じて運転しながら森林浴ができます

終点は八ヶ岳縦断道路と交わっていて どちらに進んでもさらに八ヶ岳の四季を満喫できます

葉がすっかり落ち葉した青いサワフタギの実が快晴の青い空に宝石のように浮き出て見えました

唐松の小さな落葉が絨毯のように積った上にはモミジが散って

暖かそうな陽だまりが出来ています

信州の高原は束の間の小春日和で週末からは雪の予報もあります






☆ このスライドショウのソースはsakuraさんからお借りしています



11月のバラ

2008-11-13 08:31:21 | ばら
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(クリックオン 3枚画像・スライドショー)



丸弁平咲きのマチルダが思いがけず綺麗な花を咲かせました

耐寒性に優れ育てやすいバラで開花が進みますと色だまりが花べりに散って

ゆるやかなウエーブのフリルが愛らしいバラです

この花べりの色だまりは最盛期には見られない現象です

今年は暖冬で霜が来ないうちに咲いてくれました

11月のバラの様子 画像をクリックしてご覧ください




ヒイラギ

2008-11-12 08:50:54 | 季節の花
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(クリックオン・6枚画像スライドショー)





さわると痛いことを「ひいらぐ」と言いますが現在は殆ど日常語としては使われていませんネ

初冬に見られる柊はこの「ひいらぐ」からきた命名だそうです

昨年もご紹介していますが柊は古木になると棘がとれてやさしい丸い葉になるそうですヨ

画像をクリックしてご覧ください

一本の木ですが色んな葉が見られます

若々しい新芽には棘が多く見られますネ

人間の世界もですが勢いのよい棘は決して悪いばかりではありませんネ

地方によってはこの鋭いトゲによって邪気を払う木として庭に植える習慣があり

私の町でも古くからのお宅の庭には垣根になっているところも見られます

葉が金木犀そっくりで棘のあるヒイラギの花そっくりな花を咲かせる柊木犀も見かけますが

今年はうっかり写真を撮りそびれてしまいました

地方によっては柊は「鬼の目突き」と言われ節分にはイワシの頭を指して

魔除けにする習慣が残っていますネ

鬼が出入りすると思われる玄関に刺して飾りますが

諏訪地方でも多くではありませんが見かけられます









かりん

2008-11-11 08:51:24 | 木の実






諏訪市の市木になっているカリンは今年はすっかり収穫を終えました

諏訪湖畔にある通称カリン並木は本来はマルメロです

通称かりんと呼ばれている果実には「本かりん」と「洋かりん」の2種類があります

写真で見れば一目瞭然ですが本かりんは形が小さくごつごつしていて産毛に包まれています

形は洋ナシに似て本カリンより大きく立派な実を付けるのが洋かりん(スミルナ種)です

両かりんは薄くスライスして 砂糖漬け やカリン酒・ジャム・ジュースその他

果肉を利用して色々なお菓子に加工されています

市販されているかりんの砂糖漬けはマルメロを甘煮して乾燥した保存食品ですが

甘く清々しい芳香があり紅茶に良く合いロシアンティにしたり

お茶うけにもなりますヨ









諏訪湖のかりん並木の花

水彩画・紅葉の松本城

2008-11-10 09:16:13 | 水彩画
                 





お馴染みのパソコンで水彩画を描かれますミスター靖さんが

紅葉の松本城を描いて送ってくださいました

この絵のモチーフは何度かご紹介していますが四季の松本城をblog upしておられます

mt77様の原画をお借りしたそうです

松本城もこの紅葉から段々冬景色に変わって行く事でしょう

パソコンで描く水彩画についてのご質問等おありでしたら

ミスター靖さんご本人からコメントいただけますので是非お寄せくださいネ


すずなりのリンゴ

2008-11-09 07:50:32 | 木の実

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今年は大きな台風が長野県を直撃しませんでした

サラダ街道のリンゴ畑は 収穫を前にリンゴが鈴なりしています

種類によっては9月はじめ頃から収穫されていますが

この時期収穫を待っているのはサンふじです

まんべんなくリンゴに太陽が当たるように一つずつ実を回したり

てっぺんの葉を摘んだり 気の遠くなるような労作を経て赤いリンゴが誕生します

実が沢山ぶら下がってリンゴが地面につきそうな枝も見られますヨ

霜が降りる前にはすっかり収穫され蜜のたくさん入ったリンゴが市場を賑わします

豊かな実りの様子は寒さを感ずる様になった初冬に 心を暖かくしてくれますネ

画像をクリックしますと4月下旬に咲き始めたリンゴの花がご覧になれますヨ


風と共に旅立つガガイモ

2008-11-08 07:52:13 | 思いつくまま
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木の葉が落ちると見えてくる不思議な世界があります

昨日の黄カラスウリがぶら下がっていた胡桃の木にガガイモも絡んでいました

マクロで覗いてみますと 硬い実からまさに種が旅立つところでした

風が吹く度なびく種毛が太陽に輝いて見えます

今は活用されなくなってしまいましたが古き良き時代には

この種毛は集めて朱肉の台や裁縫箱の針枕の中に入れて利用されたそうですネ

初夏に別の場所で写した花も一緒にご覧ください

小さな花(8mm位)からは想像出来ない実の大きさ(10cm位)ですヨ

結実の確率は花の数からすると少ないようです

★mt77さんのご指摘で判明しましたが

黄カラスウリと共に胡桃の樹に絡んでいた赤い実で

種を飛ばしている植物はガガイモではなくイケマであることがわかりました

この秘密のアジトの様な興味ある場所には

黄カラスウリとガガイモ・イケマの三種の蔓性植物が絡んでいたことになります

夏に別の場所で写しました イケマの花 ご覧ください

イケマはガガイモと同じで小さな花が集まってくす玉のように咲いています

さや形の実を付けているのを見たことがありますが

ガガイモと同じように種毛を飛ばしている様子は今回初めて目撃し とても興味深かったです

実の表面がとげとげしている方はガガイモの実です







☆胡桃が実から飛び出るところ