Ｎウォークマンに手を出してみた

某S○NY様には、悪名高い“ソニータイマー”に散々痛い目に会わされてきた俺。

以前は某S○NY信者だったので、テレビ、ビデオデッキ、コンポ、各種ウォークマン、ゲーム機等々、全部某S○NY製品で揃えてきましたが“ソニータイマー”ほぼ90％という高発動率。新作ばかりに手を出していたからかもしれませんけど酷すぎるｗ
それでも某S○NYのブランドと発想力、加えてデザインが好きだったのと、だいたい１年をちょっとくらい過ぎた位であれば無償で迅速に修理してくれる体制が有ったので、また某S○NYを買う悪循環を苦とも思っていませんでした。

でも、初代バイオノートが1年と1ヶ月程度でマザーボードがイかれて、点検に出した時に10万円以上の見積りをされたり、もったいないからと買い換えたバイオコンポも1年半で調子がおかしくなったり、HDレコーダーが1年で壊れたりと、大切なデータを預けたものが壊れた時の苦労とそれに対してのケアの無さを感じて以来、アンチ某S○NYになってしまいました。

と、前置きがとても長くなりましたが、この度久しぶりに某S○NY製品を購入。
ネットワークウォークマン「NW-E003」

なんでiPodを使ってる癖にネットワークウォークマンを？と思う無かれ。なんとコレはiTunesのライブラリをインポート出来るのです。（発売から1ヶ月も経つのに偉そうですけどｗ）

つまりiPodで使っているAACが再生出来る！（著作権保護無しでリッピングしたものに限る）
しかも本体自体にUSBが付いているのでPCとの接続も本体直結、充電なんてUSB経由で3分充電すれば3時間もの再生が可能！！1時間すれば最大28時間！！
見た目も、微妙なiPod shuffleやiPod nanoと違い（俺はiPod miniのデザインがこよなく好き）ちょっと派手目でカラーも豊富、必要最低限の液晶も有機ELでもオサレに付いているから小さいボディーでも“見せびらかし”ながらの装着が楽しめるのですよ（…）。

という事で、iPodは普段使い、容量が少なくて小さくて派手なNWはジム使い用と、使い分けるのに最適と思い購入したわけです。
iPodが2台だとiTunesライブラリの使い分けも大変だし。

でも、実際購入してからが大変だったわけですが…。


そーれ、大変だったことを大いに語る
iTunesのライブラリをNWに転送する為には、ソニーのiTunesとも言うべきSonic Stage CPという管理ソフトにライブラリを一旦読み込み、そのソフト経由で転送する必要があります。
が、なんだかこのソフト、初めての起動時の選択次第ではiTunesのライブラリを取り込んだ後フリーズしまくるのです。ライブラリの取り込みは上手く行ったもののいろいろいじってたら転送する以前にフリーズしてしまったので、ソフトを無理やり再起動したら起動直後の状態でフリーズして何も出来ない状態になりました。何度再起動しようとも。PC自体を立ち上げ直そうとも。

アンインストールして、念の為にプログラムフォルダから残ったファイルを捨てて再起動し、再インストールしても何故か前の設定が反映されたままになっていてまたフリーズ。
仕方が無いので、全部除去した上でWindowsの復元機能を使い、インストール前の状況に戻して再インストールし、初起動時の設定を全て無難な「いいえ」にするとなんとか上手く行きました。

こんなにインストールに苦労したのは俺だけか…と思いながらライブラリを再度読み込み、やっとファイルを転送するという段階でまた異常が。

「転送するファイルが見つかりません」

え？

ライブラリの一覧には表示されているのに「見つかりません」って…。
ここからいろいろ試しましたよ。Sonic Stage CP上でAACからATRAC3に変換してから送ろうとしたり、著作権がかかってるんじゃないか調べたり。
でも、そもそもSonic Stage CP自体がNWの対応していないファイルを弾く設計なはずなんですよね。

それで、恐る恐るかけてみました。
質がどんどん落ちている悪名高いソニーカスタマーセンターに。

最初の対応
某日AM11：30頃
女性「NW-E003の本体自体は、実はAACに対応してません♪もう一度AACからATRAC3に自動変換しながら転送するモードをお試しになって、ダメならまた電話下さい♪」

そんなバカな！？俺の見間違い？いろんなサイトや雑誌やカタログで散々チェックしたはずだけど。変換しながらの転送なんてアフォ程時間かかるやん。
んで、やってみたけどそれでも転送できなかったので2回目の電話。

某日PM13：30頃
別の女性「ただいまNWの担当が大変混み合っているので、後程かけ直します♪」

しかし、待てど暮らせど電話は無く、16時半になって痺れを切らし3回目の電話。

某日PM16：30頃
さらに別の女性「申し訳ありません。忘れたわけではなくまだ混み合っているので本日中にかけ直します♪もう一度お名前と電話番号を…」

2回かけないとかかってこない方式か

20分後
さらにさらに別の女性「大変お待たせしました♪」
はいはい、やっぱり2回かけないと返事くれないのね。
「NW-E003本体はAACに対応していますが、Sonic Stage CPで取り込めるのに転送出来ないなんておかしいですねぇ♪」
いや、おかしいから聞いてるんですけど。午前中の人と言ってる事違うし。
「もう一度iTunesのライブラリに入っているファイルを全部入れなおしてもらってみてはダメですか？」
いやいや、ダメに決まってるでしょそのまま取り込めるからって買ったのに。
「少し調べてくるのでお待ち下さい……………お待たせしました。NW-E003本体はやっぱりAACに対応していません♪　NW-Aシリーズという“高い”機種しか対応していないので、“安い”方ではやっぱり変換して転送する必要があります♪」
ここに来てまたこんな事言われるとは！？安い方で悪かったわねっ！！

らちがあかないので購入したSony Styleに問い合わせてみました。

某日PM17:10頃
すみませーん。WEBの情報に嘘があるようにソニーカスタマーセンターに言われたのですが、事実を確認してもらえませんか？
Sony Styleの女性「詳細調べてすぐにかけ直しますのでしばらくお待ちください」（後ろに♪が付きそうな頭の悪い応対では無かった）

数分後
Sony Styleの同じ女性「調べてみましたが、WEBの情報には間違いは有りませんでした。NW-E003についてはSony Style内でAACを再生した時の耐久時間記録も残っておりますので、本体にAAC再生能力が無いと言う情報の方がおかしいですね。特にご購入頂いたEシリーズはAAC直接再生をウリにしており、逆にソニーカスタマーセンターさんのおっしゃったAシリーズの方が古いのでAACを直接再生する能力は低いはずです。ファイルの取り込みか、ファイルの形式に問題がある可能性が有りますが、Sony Styleは販売店なので技術に関してはやはりソニーさんに問い合わせ頂けませんでしょうか。申し訳ありません」
うーむ、素晴らしく的確で丁寧な応対。しかも早い。
ちょっと感動すると共に、またソニー自体が嫌いになった俺。

またソニーカスタマーセンターに電話をかけたところで、よくわかってないネェちゃんの相手をしないといけないので諦めました。

それから数日、仕事から帰って時間のある時にいじくり倒し、iTunesライブラリから一部アルバムデータ消して入れなおしたり、ライブラリからSonic Stageへ取り込み出来なかったファイルを取り込む試みをしていて原因を特定。

①Sonic Stage初起動時に取り込んでいたファイルは全て転送出来ない。
②最初にファイル名に記号が使われていてSonic Stageに弾かれていたものは、ファイル名をを変えると取り込め、転送が出来た。
③iTunesで再度リッピングしても容量が同じであれば同じ扱いとなり転送出来ない。
④iTunesで周波数を変えてリッピングし直したファイルは、転送できるようになった。
⑤新たにiTunesでリッピングしたファイルは、普通に転送ができた。


つー事で、ようは一度インストール失敗したSonic Stageが何をやっても完全初期化出来ないのが全ての元凶。

仕方が無いので、iTunesのライブラリ内の著作権保護がかかっていないファイルを全部周波数変えてリッピングしなおす日々が続いております

某S○NYめ！！
もう2度と…

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と、言いつつ必要な曲だけ入れてジムで見せびらかしながら使っていますｗ