カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

カメ調査は五月晴れ

2006年05月21日 | 掲示板
管理人です。

連日の雨もようやくあがり、今日は五月晴れ。カメ調査にはうってつけの日。でも参加者は私ひとり。こんな日に限ってカメが大量に捕れるような気がする。その予感通りに、20匹の亀。金曜日に魚屋さんからトラップ用のアラを貰い、土曜日にトラップを仕掛けて回る。日曜日は、仕掛けたトラップを引き上げて、結果、20匹のカメと遭遇。1匹1匹のデータをとりながら、同時にIDの移植作業もこなす。すべてひとりでやっているんだ。整理整頓する暇なんてどこにあるんだ。このあと、データベースの更新作業が残っている。ああ、なんて五月晴れ。

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シロマダラ現る

2006年05月21日 | 掲示板
管理人です。

九州大学伊都キャンパス内でのカメ調査が始まりました。今年の越冬調査や仔ガメ探し調査から、ニホンイシガメの幼体(通称:ゼニガメ)にもIDを打つこととしました。再捕獲時にそのマーキングが読めるだろうかと心配していたのですが、心配ご無用。SSサイズの歯間ブラシを利用することで、マーキングの穴の位置がたやすく判明することがわかりました。使用道具は以下の通り。
ボッシュの充電式電動ドライバーに、松下電工の径1mmのドリル刃を装着してマーキング。穴の位置は、ダーマトグラフ等により、事前に確認の上、印をつけておく。加工時には、ヘッドルーペを使用することもあり。
仔ガメを捕獲した際は、まず仔ガメの位置をステンレス製の釘とワッシャーでマークする。それから縁甲板を歯ブラシでブラッシングして、IDがあるかないかを確認。マーキングは、縁甲板に2つの穴を貫通させてあるので、怪しいと思ったところは、歯間ブラシを回転させながら押しつけてみる。と、今回もまた、6匹のゼニガメを捕獲。うち新個体は、2匹。どうしよう?実は、ニホンイシガメに使用できるIDの組み合わせが、すでに底をついてしまっているのだ。仕方なく、親ガメからIDをゼニガメに移植しているのだが、これで自宅でID待ちの個体と併せて3匹目。
どうしても今回のカメ調査で、親ガメを3匹以上捕獲する必要があるのだ。と、考えていると目の前に、幼蛇が通る。おおおっっっ。シロマダラ現る!
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