カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

カメデータ更新

2005年11月29日 | 掲示板
管理人です。

今年はみなさまのご協力によって、カメデータをデジタル化することができました。またこのデータは、とある場所に格納しており、参加者およびスタッフにはそのアドレスをお教えしております。エクセルファイルですので、ご自由にダウンロードすることが可能です。(画像とはリンク出来ていません。今後の課題です。)
来期からは、和亀保護の会さまが作られたフィールドノートを参考に、新たにフィールドノートを作成することにしました。各調査地を巡りながら、亀を捕獲するたびに、フィールドノートに記帳。また、再捕獲個体が確保された場合は、野外使用のPCを用いて過去の履歴をその場で検索することが可能となりました。PCのメモリー増設や、HDを5ギガから30ギガに入れ替えるのに大変苦労しましたが・・・
小屋に戻って、その日のデータをPCに打ち込み、HPの更新・ブログへの投稿・データ更新をして帰宅。そのようなことが出来るようになりました。(NTTDoCoMoのPHSが小屋までは届いていないのが残念ですが)
今年のカメデータは、どうにか今年中に更新する予定です。
今しばらくお待ちくださいませ。
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日本カメ会議の開催について

2005年11月27日 | Weblog
管理人です。

来年、福岡市で開催予定の「日本カメ会議」について、お知らせします。
いづれも未定の話ではありますが、九州大学の後援をいただいて、九州大学伊都キャンパス内で開催するつもりです。時期は7月を考えております。
2006年7月の土日にかけて開催しますので、1と2日・8と9日・15と16日・22と23日・29・30日のいづれかになると思います。
つきましては、皆様のご都合のつく日をお知らせください。
お願いいたします。
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打ち合わせ会

2005年11月24日 | 掲示板
管理人です。

本日の打ち合わせで、九州大学伊都キャンパス内にある「生物多様性保全ゾーン」に残土が持ち込まれることになりました。
以下、本日の打ち合わせの内容を箇条書きにしたものです。

経緯:一号調整池から出た土(4種土)を構内で処理したい。
ゾーン内の埋蔵文化財調査地(二つの谷部)に持ち込みたい。外部処理の場合は、費用がかかる。
活動する団体の相談する場が欲しい。
ミゾコウジュの移植地(過去二回失敗)。
図面を広げながら相談する場が必要。
田んぼの周り・頭池周辺・湿地周辺。
シャジクモ池周辺から田んぼへ水を導水。
覆土は20センチ。
高木移植地は無理。
田んぼ周辺に覆土した場合、田んぼが今以上にぬかるんでしまうのではないか。
埋蔵文化財調査地(谷部)の原状回復が図られていないので、バッファ的な使い方も。
全体的に考えると残土を持ち込むことも容認されるべきだ。
影響がどれほどか。
アナグマの巣穴は埋めないで。
以上です。


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水無し川

2005年11月24日 | 掲示板
管理人です。

昨日のカメ越冬調査では、小川を中心に、貝堀り道具を使って越冬しているイシガメを探しました。
全部で9匹。うち2匹が初捕獲で、1・2歳の個体でした。ミゾソバやジュズが生い茂った小川を掻き分け探すカメ掘り作業は、思った以上に体力を消耗します。またジュズダマが長靴の中に入って痛いし、大変な作業です。それでも9匹も捕獲できると、疲れも忘れます。
その辛い作業中に気づいたことですが、小川の水量が少なくなっています。橋から上流部では、水無し川になっていました。一時的なものだったらよいのですが、とても気になる現象でした。
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執筆依頼

2005年11月16日 | Weblog
管理人です。

カメ自然誌研究会発行の「かめだより」に掲載する原稿の依頼がありました。
全部で4200字程度。締め切りは12月25日まで。勿論、喜んで引き受けましたが、よくよく考えてみると、九州大学総合研究博物館の外部評価委員に関する資料も読んでおかないといけないし、23日は越冬調査の活動があるし、24日は打ち合わせに九大箱崎キャンパスまで足を運ばないといけないし、師走だし、仕事は忙しいし・・・あああ。
こうしてどんどん仕事が増えてゆく。
だれか私に愛の手を。
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伊都キャンパス保全緑地に関する打ち合わせ会

2005年11月15日 | Weblog
管理人です。

24日の午後から、伊都キャンパス保全緑地に関する打ち合わせ会が行われます。
内容は、(1)土の搬入の是非についての打ち合わせ、(2)生物多様性保全ゾー
ンをふくむ保全緑地全体の今後のあり方に関する意見交換などの予定です。

上記の他に、来年開催予定の「カメ会議」について、九大伊都キャンパスでの開催は可能かどうか、確認する予定です。

(1)や(2)に関するご意見や、他のご意見がありましたら、お寄せください。
当日の会議で当会の意見として、発言・発表させていただきます。
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ラジオテレメトリー

2005年11月14日 | Weblog
管理人です。

ラジオテレメトリーという調査方法を検索していたところ、以下のようなウェブサイトを見つけました。対象は熊ですが、情報源として大いに活用できるようです。http://www.bekkoame.ne.jp/~fujitama/menu.html

また面白い情報がありましたら、お知らせいたします。
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水質検査パック

2005年11月09日 | Weblog
管理人です。

以前から、水質検査を行う必要があることはわかっていたのですが、どこまで踏み込んでよいものやらわからずに、今まで二の足を踏んでいました。水温測定もそうですが、特に水質検査は奥が深いようです。また、測定機器もピンからキリまであるようです。
そこで、みなさまにおたずね致します。
手軽で、正確なデータを得ることができる、水質検査方法とその道具、また水温計をご紹介くださいませ。自分はこれを使っているけど、便利だよとか。いまいちだよ、といった情報提供だけでも結構です。
よろしくお願い致します。
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汚れた水?

2005年11月08日 | Weblog
管理人です。

先日、お知らせしました「付着物」の続報です。
いろいろな方から、情報をいただきました。

「確か平地の開けたところにある公園の池で数頭捕獲したと思います」とか、
「私もところどころでこのようなものが付着しているイシガメ、クサガメ、あるいはアカミミガメを捕獲します。この前も知多半島の水の汚いある池でこのような個体を捕獲したばかりです。写真のカメさんも汚い水のところで捕獲されたのでしょうか?」とか、いう情報でした。また上記以外の目撃例が、1件寄せられました。
水質検査を行う必要があるかも知れません。
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消える谷

2005年11月07日 | Weblog
管理人です。

昨日、S助教授から聞いた話です。
「伊都キャンパス第二工区からでた残土を、生物多様性ゾーン内に持ち込み、2つある谷を埋める計画がある。その場所は、S字カーブを曲がった突き当りにある小さな谷と、そのならびにある谷の2つ。また、頭池の周囲と、湿地周辺(これについてはY教授が反対)、田んぼ周辺。計画といってもすぐにでも着工する決定事項らしい。意見はあるかね」と彼は言う。
そこで、「できれば、残土は持ち込んでもらいたくはありません。もし持ち込むのであれば、時期をずらして欲しい。時期を変更できないのであれば、せめて埋める谷(正確には谷が浅くなる)はひとつにして欲しい。」と意見を言いました。

元岡の生物たちの受難はまだまだ続く。
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