カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

オタマジャクシ専門調査員募集中!

2010年04月28日 | 掲示板
管理人です。

私たちのフィールドで、
オタマジャクシを調査して頂く「オタマジャクシ専門調査員」を募集いたします。

毎月、小さな水辺でオタマジャクシを捕獲し、
カエルの種類を同定していただきます。
わからなくても構いません。

スケッチしたり写真をとったりして、記録します。
種類のわからないオタマジャクシは、
カエルになるまで飼育することもあります。

これであなたも
カエルの専門家!

※オタマジャクシ専門調査員→カエルモニター→カエル調査員となれるような、
カエル専門コースを、いづれは作りたいと考えています。
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幼生飼育

2010年04月20日 | 掲示板
管理人です。

もし、あなたがサンショウウオの幼生を飼育する場合、注意することは2つ。

1つ、共食いを避けること。
容器をパーテーションで区切ると良いでしょう!
また新品のプラケースの場合、石鹸などで洗ってから使用しないと、幼生のお腹に空気が溜まる現象で死ぬ場合があります。

2つ、エラが小さくなってきたら現場に放しましょう。
変態期の飼育は素人には難しいです。無理をせずに現場に放して下さい。
どうしても変態させたい場合は、次のことを守って下さい。

容器を水場半分、陸半分とし、陸には湿ったシェルターと小さなミミズやワラジムシ、ダンゴムシを用意。幼体の口に合うサイズでなければいけません。また容器には蓋をしてください。彼らは、まるで水を嫌がるかのように垂直のガラスでも登って逃げます。気が付いた時には、部屋の片隅で埃にまみれたミイラと化して発見されます。

カスミサンショウウオなどの低地性サンショウウオを野外で保全する場合、農的作業としての水辺の管理が、最も無理がない管理方法だと思います。
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続・3対

2010年04月19日 | 掲示板
管理人です。

近所にできる公園予定地に生息するカスミサンショウウオについての続編。

関係者のおかげで、
ニホンアカガエルなどを含む生き物の保全に向けての動きがあるようです。
カスミサンショウウオの卵嚢も新たに見つかり、
ビオトープ造りに向けて動き出したようです。

関係者の方曰く、
「今後,公園整備が進む中で,保全湿地(ビオトープ)をいかにアカガエルとカスミサンショウウオの生息場として維持していくかが課題だと考えています。」とのこと。

私もそう思います。
陰ながら応援します。
できれば、里山公園にした方がよいと思います。

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コサギの群れとムラサキサギゴケ

2010年04月18日 | 掲示板
管理人です。

天から舞い降りてきたのは、
コサギの群れ。
10羽が螺旋状に降りてきた。

舞い降りてきた湿地には、
ムラサキサギゴケの花。
群落を成している。

ひとは子供も大人もタケノコ掘りに興じている。
春を独り占めにするのは勿体ない。
皆がこの風景と現象を共有する方法はないものだろうか?
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2010年カエル・サンショウウオ調査結果

2010年04月17日 | 掲示板
管理人です。

2010年カエル・サンショウウオ調査結果を発表します。

カスミサンショウウオ卵嚢数 67.5
ニホンアカガエル卵塊数  1314

カスミサンショウウオの卵嚢数がようやく伸びてきました。
九大伊都キャンパスの造成工事で排出される土の持ち込み場所として、生物多様性保全ゾーンが挙げられ、結果、一部が覆土されてしまった関係上、どうしても影響を受けてしまった生き物たち。

カエルはほとんど影響を受けなかったのに対して、
カスミサンショウウオは覆土の影響をもろに食らってしまった。心配していましたが、
ようやく今年になって復活の兆しが見えて来ました。

このまま復活してくれるのでしょうか?
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ミクロの決死圏

2010年04月14日 | 掲示板
管理人です。

空飛ぶY教授よろしく、
映画を一本鑑賞してきた。
その名も午前10時の映画祭。

昔の名画を千円で上映中。
私がみたのは、1966年「ミクロの決死圏」
CGがない時代。
すべては手作りだった。

脚本が素晴らしい。
工夫がよい。
サウンドトラックが効果音としても使われている。

CGが駄目だとは言わないが、
CGばかりにかまけていては、駄目になる。
脚本と工夫と情熱。
映画づくりはこれに尽きる。

小学5年生の時に、8㍉フィルムで映画を撮った私としては、映画に対する熱情は未だに冷めてはいないようだ。

今は地面をはいつくばって生きる身の上であっても。
今日も夜勤明けの充血した眼をしている。
まるで赤い眼をしたカメのようだ。
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謎のイボガエル

2010年04月13日 | 掲示板
管理人です。

謎のイボガエルとは、ツチガエルのこと。
紹介したカエルハンドブックにも記載されていたのですが、
このツチガエルが各地で姿を消しているらしい。

何故消えてしまうのか?
詳細は不明。
ところが、九大伊都キャンパスの現場では10年ぶりに見つかった。これまた何故?
謎を解明するために、カエルモニター装置を開発したようなものです。

たかがイボガエル。
されどイボガエル。
ツチガエルおそるべし!
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インターバル撮影

2010年04月13日 | 掲示板
管理人です。

デジタルカメラの進歩は凄いです。
生物調査にはうってつけ。

なかでも使えそうなのが、
防水デジカメでインターバル撮影出来るもの。アイデア次第で色々使えます。

オススメはペンタックスOptioシリーズ。
型落ちしたものを狙いましょう。
くれぐれも盗難だけは気をつけてね!

また最近は、デジカメにGPS機能を内蔵したものも出て来ました。
これだと撮影した画像に地緯データが埋め込まれます。
画像の取り扱いは要注意となりますが。
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声が聞こえる!

2010年04月12日 | 掲示板
管理人です。

文一総合出版から新しいハンドブックが出ました。その名も「声が聞こえる! カエル ハンドブック」

本に印刷されたマークをなぞると、
頁に掲載されているカエルの鳴き声が、
リーダーから聞こえる、というもの。
新しい仕組みですね。

今後の発展に期待しましょう!
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空飛ぶペンギンとさしば集団

2010年04月10日 | 掲示板
管理人です。

空飛ぶペンギンとは、ミサゴのこと。
カッコ イ~と鳴くのは、サシバのこと。

いずれも猛禽。
いずれも九大伊都キャンパスでのこと。

鳥を人間の自由にすることは出来ない。
出来ないからこそ、来てくれるだけでありがたい。

今日はサシバが4・5羽上空を飛んでいた。

空を飛ぶものもいて良し。
水中を這い回るものも良し。
地に咲く花はなお良し。
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