カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

夜の観察会の参加申し込み終了

2006年05月31日 | 掲示板
管理人です。

6月24日(土)午後7時から開催予定の「夜の観察会」は、参加申し込みを終了しました。合計12名もの参加申し込みがありました。ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメ会議参加申し込み

2006年05月27日 | Weblog
管理人です。

第8回日本カメ会議の参加申し込みが、締め切り1ヶ月となってしまいました。参加希望の方はお早めにお申し込みください。
今回の会議の目玉は、なんといっても現地見学です。普段はなかなか立ち入ることの出来ない場所です。谷がひとつ残り、小川や池・湿地が再生されています。里山がキャンパスに残こりました。2000年から私たちがモニタリング調査を続けて来たエコトーンを見ることができます。また、林床移植・根株移植・高木移植などの現場や、「生物多様性保全ゾーン」という巨大なビオトープを、案内・解説付きで、見学できます。
学術誌「サイエンス」でも紹介された現地をあなたの目で見てみませんか?
あなたのご参加をお待ちしております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜間調査

2006年05月26日 | 掲示板
管理人です。

6月24日(土)午後10時から翌日の25日(日)午前中までの予定で、夜間調査を行います。
24日(土)の当日は、午後6時から午後9時まで「夜の観察会」を行いますが、それに引き続き夜間調査を行う予定です。ニホンイシガメの産卵行動を観察することが主な目的です。
参加希望者は、5月末までに、管理人まで申し込んでください。なお夜間調査は、現場に泊まり込みますので、寝袋の用意をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水質調査員募集

2006年05月24日 | 掲示板
管理人です。

水質調査員を募集します。一月に一度、パックテストを用いて、カメ調査時に行います。やる気と根気さえあれば、どなたにでもできる調査です。暑い・臭い・辛いカメ調査を敬遠されていた方にはぴったり。希望者は管理人まで、お問い合わせください。お待ちしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメ調査は五月晴れ

2006年05月21日 | 掲示板
管理人です。

連日の雨もようやくあがり、今日は五月晴れ。カメ調査にはうってつけの日。でも参加者は私ひとり。こんな日に限ってカメが大量に捕れるような気がする。その予感通りに、20匹の亀。金曜日に魚屋さんからトラップ用のアラを貰い、土曜日にトラップを仕掛けて回る。日曜日は、仕掛けたトラップを引き上げて、結果、20匹のカメと遭遇。1匹1匹のデータをとりながら、同時にIDの移植作業もこなす。すべてひとりでやっているんだ。整理整頓する暇なんてどこにあるんだ。このあと、データベースの更新作業が残っている。ああ、なんて五月晴れ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シロマダラ現る

2006年05月21日 | 掲示板
管理人です。

九州大学伊都キャンパス内でのカメ調査が始まりました。今年の越冬調査や仔ガメ探し調査から、ニホンイシガメの幼体(通称:ゼニガメ)にもIDを打つこととしました。再捕獲時にそのマーキングが読めるだろうかと心配していたのですが、心配ご無用。SSサイズの歯間ブラシを利用することで、マーキングの穴の位置がたやすく判明することがわかりました。使用道具は以下の通り。
ボッシュの充電式電動ドライバーに、松下電工の径1mmのドリル刃を装着してマーキング。穴の位置は、ダーマトグラフ等により、事前に確認の上、印をつけておく。加工時には、ヘッドルーペを使用することもあり。
仔ガメを捕獲した際は、まず仔ガメの位置をステンレス製の釘とワッシャーでマークする。それから縁甲板を歯ブラシでブラッシングして、IDがあるかないかを確認。マーキングは、縁甲板に2つの穴を貫通させてあるので、怪しいと思ったところは、歯間ブラシを回転させながら押しつけてみる。と、今回もまた、6匹のゼニガメを捕獲。うち新個体は、2匹。どうしよう?実は、ニホンイシガメに使用できるIDの組み合わせが、すでに底をついてしまっているのだ。仕方なく、親ガメからIDをゼニガメに移植しているのだが、これで自宅でID待ちの個体と併せて3匹目。
どうしても今回のカメ調査で、親ガメを3匹以上捕獲する必要があるのだ。と、考えていると目の前に、幼蛇が通る。おおおっっっ。シロマダラ現る!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニライブ中止

2006年05月16日 | Weblog
管理人です。

第8回日本カメ会議で予定していました亀工房さまのミニライブは、会場の都合により中止となりましたので、お知らせいたします。また、会場の「ビッグオレンジ」内での飲食も禁止されているそうなので、7月30日(日)現地見学~15:00までも、やむなく中止せざるを得ません。周辺に食事を摂れるところがないためです。
すべて管理人の責任です。
誠に申し訳ございません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

骨格標本室の特別公開

2006年05月09日 | Weblog
管理人です。

ゴールデンウィーク最終日の5月7日午後9時頃から、6年間も放置していた虫歯がついに痛み出した。しかも就業中の夜勤である。薬箱から正露丸を取り出し、虫歯が開けた穴に押し込んだ。翌日、夜勤明けの状態で、歯医者に直行。神経を抜くために打たれた麻酔で顔が半分麻痺したまま、九大箱崎キャンパスへ。今日は、『骨格標本室の特別公開』内覧会に出席。出席者はそうそうたるもの。私の後ろには、杉岡元総長。ぎょえっ。睡眠不足の状態で麻酔を打たれ、顔や頭まで麻痺してくる。しかも解説が長い。睡魔が襲ってくる~。
骨格標本は素晴らしい物でした。ニホンイシガメのそれもありました。わたしは特に、人骨に興味を持ちました。特別公開の場所と期間は、以下の通り。
場所:九州大学箱崎キャンパス旧知能機械工場建物
期間:2006年5月9日~6月9日、12:00~17:00(入場は16:30まで)
        5月11日~14日のみ10:00~17:00(入場は16:30まで)
それにしても、なぜ6年間も虫歯を放置していたのか、ですって?
それはね、仕事以外の仕事=九州大学伊都キャンパスでの調査を始めた時期とぴったりと重なるのです。今まで猛烈に忙しかったわけですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀調査人その2

2006年05月07日 | Weblog
管理人です。

亀調査人その2です。調査の方法はいくつもあるでしょう。いま注目されているのが、外来種との競合です。放逐によって野(河川)に放たれた外来種=主にミシシッピアカミミガメが、在来種であるニホンイシガメやクサガメなどにどのような影響を与えているのか。また、ニホンイシガメやゼニガメの野外での暮らし・その生態など、わからないことは多いです。自分で不思議に思ったことを調べる。その方法は?何を?どのように?私は亀の研究者でもなく、マニアでもありませんが、自分で不思議だなと思ったことは、自分で調べます。まずは情報収集から。本や資料を調べ、わからないことは専門家に訊ねます。そして自分で考え、行動する。
これの繰り返しです。また、調べた結果をみんなの前で発表することを、自分自身に義務づけています。自己満足に陥らないように。自分の調べたことを手がかりに、自分が何を考え、結果はどうだったのか。またどのようなことを感じたのかなど。道のりは険しくて遠いのですが、まわり道や時には道草をしながら、楽しくまじめに調査を続けてゆくつもりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀調査人

2006年05月02日 | 掲示板
管理人です。

カメ調査は、辛いです。しかもリスクも高いです。でもやりがいはあります。そこで、「カメ調査に参加したいのですが、どうすればよいのかわかりません」というご質問にお応えします。
私たちの調査地では、罠によってカメを捕獲しています。そして捕獲したカメに標識(マーキング)をつけて、捕獲した場所に返しています。この調査方法を「標識再捕獲法」というそうです。野外の炎天下で、池や川に入って調査することもあります。
1,帽子・・つばの広い帽子を着用。
2,サングラス・・・出来れば偏光タイプのものを。
3,長袖のベンチレーション付き上着
4,ストレッチ性のある長ズボン。
5,スパイク付き長靴。(膝まであるケブラー繊維のもの)
6,日焼け止め。
7,前日は十分な睡眠と深酒禁止。(熱中症になりやすくなる)
8,タオルか手ぬぐいを所持。
9,十分な水分とミネラル塩を携帯。
10,単独での行動をさける。出来れば、携帯電話を所持。(防水型かケースに)
11,救命胴着を着用。(着水すれば、膨らむタイプがお勧め)スローロープがあればなおよい。

※5の場合、調査する場所によっては、ウェイダーの方がよい場合もあるが、ウェイダー着用の場合には、要注意。水死する場合がある。

あなたが事故に巻き込まれず、出来るだけ安全に楽に野外調査ができるように、自分で考えて準備・行動してください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする