カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

シカセンサー

2020年03月09日 | 掲示板
管理人です。

昨今の雨で、
カスミサンショウウオは順調に産卵数を伸ばしているようです。

カスミサンショウウオは産卵しても、
ニホンアカガエルの産卵数は激減。
原因は不明です。

さて、今回はシカに関して。
日本国内においてイノシシとシカは、
農業被害の大きさから、多くの自治体から有害獣として指定されていますが、
ここ九州大学伊都キャンパスでも侵入することが懸念されています。

それをいち早く捉えるために、
シカ用のセンサーカメラを設置しました。
名付けて「シカセンサー」

侵入して欲しくはないのですが、
侵入するのは時間の問題でしょう。
いつ侵入するか。

侵入してもキャンパス内だと捕獲が難しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いたるところにアライグマ

2020年02月10日 | 掲示板
管理人です。

九州大学伊都キャンパスで、
カエル・サンショウウオ調査の3回目。

今年は暖冬で、
その影響でニホンアカガエルの産卵は、
早かったのですが、
いかんせん数が全く延びない。

どうしたわけか?

カスミサンショウウオの産卵数も少ない。
水面に広がる水鳥の羽毛やいたるところにアライグマ。
フットプリントが水中にも残っていた。

まさか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温暖化か?

2020年01月14日 | 掲示板
管理人です。

今期初めてのカエル・サンショウウオ調査を伊都キャンパスで行いました。

ニホンアカガエルは産卵していて、
すでにオタマジャクシに孵化しているものもいました。
産卵数は119個。

1月13日で119個です。
しかもオタマジャクシもいます。
確かに今年の冬は暖かいですよね。

カエルも温暖化に影響を受けているのでしょうか?
気になります。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま越冬中!

2019年12月20日 | 掲示板
管理人です。

九州大学伊都キャンパスには、
数多くの調整池が存在する。
そのうちのひとつの池で、
ニホンイシガメが見つかったというので、
現場までいってみた。

10才前後のニホンイシガメのメス個体だ。

しかも全くの無傷。
アライグマに四肢を食いちぎられることもなく、
尾をアメリカザリガニに食われることもなく。

IDを打ち、
組織の一部をサンプルとして採取。
残念、私が傷をつけてしまった。

アライグマには気を付けてね、
といって現場に放流した。
また会えたらいいね!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アライグマ生息情報を求む!

2019年11月13日 | 掲示板
管理人です。

私が行っているアライグマ調査方法を記しておきます。

まず、イシガメの生息情報を集めます。
そして現場の地図を入手します。
池や堤よりも、
水路や小さな河川を選びます。

現場を踏査し、
橋の下などを中心に、
アライグマの足跡を探します。
アライグマに限らず、
イシガメやその他の生物にも目を向けます。

その際、死んだイシガメを発見した場合や、
傷ついたイシガメを見かけた場合は、
アライグマが生息している可能性が高いです。

橋の下は、植物が育ちにくく、
また土砂が堆積している場合が多いので、
アライグマの足跡も発見しやすいです。

もし、橋の下を流れる河川内で、
アライグマの足跡を発見したら、
そこにセンサーカメラを仕掛けてみましょう。

中華製ですが5000円くらいで実用に耐えるものが購入できます。
私のお勧めは小型のトレイルカメラ。
単3×4本で稼働します。

三脚は中古で十分。
SDカードは16ギガもあればこと足ります。
動画30秒、静止画3枚の設定がベスト。
稼働時間は18時から翌朝6時まで。
つまり夜間撮影のみに絞り混みます。

3ヶ月に一度は、センサーカメラのメンテナンスを行いましょう。
電池交換や撮影された画像の確認などを行ってください。
センサーカメラ一式揃えても1万円でお釣りがくると思います。

もし、アライグマが撮影されていたら、
お近くの役場などにお知らせください。
直ぐに対策に動くことはないとは思いますが、
特定外来種のアライグマの生息情報を欲しているはずですから。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アライグマ求愛?

2019年10月31日 | 掲示板
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イシガメゲットして、どうするのさ?

2019年09月14日 | 掲示板
管理人です。


先日、ニホンイシガメをゲットした記事をアップしましたが、
勘違いしている方がいるかも知れないので、
調査目的も含めて説明しておきます。

私は捕獲したイシガメを持ち帰ることは、ありません。
持ち帰ってペットにすることもありません。
持ち帰るのは、
カメのデータと組織(尾の一部)だけです。

やむを得ない場合(負傷しているや交雑種)は、
持ち帰ることがありますが、
それ以外は、すべて現場で放しています。

マーキングによる個体識別を導入していますので、
再捕獲した場合は、
その個体を識別することが可能です。

カメは野生個体でも長生きすることが知られていますので、
再会のチャンスはあります。
調査の目的は、
カメの分布を知ること。
カメの世界で何が起きているのかを調査によって明らかにし、
みなさんにお知らせすること。

私が住んでいるここF県では、
ニホンイシガメは絶滅危惧種ですが、
個人で増殖や養殖をしてまで、
個体数を増やしたいとは思っていません。

確かにゼニガメを見ていると可愛いとは思います。
飼ってペットにしたいとも思いますが、
私が好きなのは、野生で生きているニホンイシガメです。

野生のニホンイシガメは輝いて見えます。

みなさんもぜひ、このブログ「カメの眼通信」をご覧いただき、
ニホンイシガメにエールを送ってください。
お願いいたします。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の使命

2019年08月07日 | 掲示板
管理人です。

私は、残念ながら研究者ではありません。
ですから、
研究室も無ければ、
研究費もありません。

子どもから言わせると、
「少し変わったおとうさん」だそうです。
大人は少し変わったくらいがちょうどいい。
周囲に合わせて、無理をする必要はない。

私に必要とされていることは、
多分、いま行っていることを継続することと、
発表することだろうと思います。

なので、無理に苦手な数値データをエクセルに打ち込んで、
解析することもなければ、
デマゴーグのような真似をすることもありません。

時には強い口調で主張しなければいけないときもありますが、
それ以外は、いたって冷静です。

自前のセンサーカメラを用いて、
いま何が起きているのかを冷静に見つめ、
皆さんに知らせること、
これが私の使命だと思っています。

以上で良いですよね?
空飛ぶY教授!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明るい時間帯にも

2019年08月05日 | 掲示板
管理人です。

九州大学伊都キャンパスに現れるアライグマは、
遂に、明るい時間帯にも出没するようになりました。

これはカメを探しているというよりも、
現場のシジミを食しているものと思われます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定宿

2019年08月05日 | 掲示板
管理人です。

九州大学伊都キャンパスを含めて、
糸島半島を調査する時に、
私の定宿にしているホテルAZ糸島店から伊都キャンパスを望んでみました。

中古の110スーパーカブに乗り、
糸島半島を巡るわけですが、
軽自動車よりも小回りの利くバイクの方が使い勝手が良い。

ただ疲れるので、
早めにチェックインして、
洗濯をしながら、
早めの晩酌のあと、昼寝をします。

翌日も朝早くから起床して、
7時にはチェックアウト。
思っていたよりも糸島半島は懐が深いです。
調査を継続するためには、
無理をしないことが肝要かと。

今はGPSやナビゲーションが発達しているので、
迷うことはないのですが、
屋外での調査では何が起こるかわからない。

万全を期してのぞみます。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする