puresoulな日々

自転車大好き、スキー大好き、ワーキングマザーもっち~一家の楽しい日々が中心のバタバタ育児日記!!

乳幼児期の味覚

2006-02-18 23:04:44 | 育児

今日は、生活クラブの講習会&調理実習に行ってきました。

話は「乳幼児期の味覚」についてでした。

かいも連れて行き、初めての託児。部屋に入ってすぐおもちゃで遊び始めたので、安心して、講習を受けられました。

講習の内容をかいつまんで・・・

乳幼児が大人と同じものを食べられないのはまだ口の構造や内臓の機能、大きさが未発達でなせい。発達に合わせた食事が必要です。

2歳になっても、糖質の消化酵素はまだ大人の70%脂肪、たんぱく質が3歳頃、糖質は4歳頃まで充分とは言えません。

1歳を過ぎたからと大人と同じものを食べさせるのはまだ早い!!味付けは9,10ヶ月まではいらない。

好き嫌いのメカニズムについて。人間には先天性味覚があり、

好きな味・・・母乳の味(甘み、脂肪、たんぱく質)塩味

嫌いな味・・・くさった味(酸味) 毒の味(苦味)

甘みなどは本能的においしいと感じるのでおしえなくても分かる味です。でも、酸味、苦味というのは本能的に嫌う味なので、教えていかないと味覚は育ちません。

濃い味付けになれると、野菜の甘みうまみを感じられなくなる。薄味にして野菜のうまみを感じさせる。

 

調理実習は、肉じゃが、味噌汁、ほうれん草のごまあえを作りました。

大人の食事からとりわけをしながら、離乳初期、中期、後期、完了期、幼児食と作りました。かいの分は、味付け前にしっかり取り分けさせてもらいました。

かいはおりこうに遊んでいたようですが、私の顔を見たらちょっと泣きました。そしてかいも一緒に試食。おいしくいただきました。

かいは、除去食のおかげで私自身とても食材や味付けには気を使っているので、本当に健康的な食事をしています。

味付けはできるだけ素材の味をいかし、うすあじを心がけています。だしや、食材もいいものを使うと野菜のうまみだけで、おいしくいただけます。

私もそのおかげで薄味になれ調味料の減りが遅いです。

4歳までの味覚で一生決まるといわれるくらい、乳幼児期の食事は大切です。

子供は、自分で食べるものを選べません。大人がしっかりと教えてあげないと味覚も育っていきません。

素材の味を活かし、薄味をこころがけ、健康に育つよう手助けしてあげたいものです。