先々週かいの嘔吐と下痢は感染性胃腸炎と診断されましたが、たぶんノロウイルスではないと思われます。でも、まだまだ流行中ですね・・・
このブログで何度か食育について記事にしましたが、職業柄ノロウイルスについては研修を受けたりしたので、もう新聞やTVなどなどで目にしてると思われますが、ちょっと覚え書き程度に記事にしてみます。
ノロウイルスという名称に変わったのは平成15年8月。その前はSRSV(小型球形ウイルス)と呼ばれていました。
調理にたずさわる私の感覚としては、ノロウイルスと言ってピンとくるのは、胃腸炎というより、冬場(11月~3月)の怖い食中毒という感じが強いです
症状・・・吐き気、嘔吐、下痢(水様便)、頭痛、発熱などの症状もみられる場合がある。
3日以内に回復
感染経路・・・ノロウイルスに汚染された食品が原因で発生する場合と、人から人へと広がる場合がある。食品は2枚貝(かき、あさり、しじみ)など生物濃縮が多い貝類が原因になる場合と、調理人の手などを介して食品が汚染される場合がある。
貝類は充分加熱して食べる85度以上1分以上。
人から人への感染では、ウイルスが手などについて口に入る場合と、吐物が飛んでうつる場合がある。
2次感染を防ぐために・・・手洗いの励行うがい有効です。感染力が強いので、吐物や便だけでなくウイルスに汚染された場所を手で触れて感染することもあります。
せっけんと流水でしっかり洗う。さっとしか洗わないと手指のしわなどから汚れが浮き出て、せっかく洗っても、洗う前より汚れが増えるので、30秒以上よくすすぐ。・・・この30秒って数えてみると意外と長い。数えて洗ってみてください!!
アルコール消毒は効き目がないのでとにかく汚れを落とすことが大事
吐物、便は多量にウイルスが含まれているので手で触れたり、吸い込まないようマスクや使い捨て手袋をして処理する。ポリ袋などにいれて密封して捨てる。
汚れた場所を洗ったり、汚れをふき取ってから次亜塩素酸(ハイターなど)の消毒有効。汚れを落としてからでないと消毒は効き目なし。
と簡単ですがこんな感じです。
まずやっぱり手洗いが大事です。外から帰ってきたり、食べる前はしっかりと手洗いうがいしましょう!!
育休中ですが、職場が心配になり聞いてみたら、もちろん食事からではありませんが、ノロの患者が出たようです。は~栄養士はじめ調理員さんはドキドキだろうなあ。
私は今そのドキドキは味わうことはありませんが、我が家のノロ対策しっかりしないと!!
みなさんも気をつけてくださいね